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サンヨー食品「ビャンビャン麺 史上最大級幅広麺」を実食

先日、ファミリーマートでお惣菜の麻婆焼そばを買った時に同時にカップ麺を買って来ました。
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サンヨー食品の「ビャンビャンBiáng.svgBiáng.svg麺風 史上最大級幅広麺 西安式旨辛麺」です。
前回紹介の最強どん兵衛みたいに最○なんちゃらのフレーズが続きますね。
これは、4月11日発売の新商品のようで、267円もしました。

このビャンビャン麺というのはBiáng.svgの字がやたらと画数が多いということで知っていましたが
実際に食べてみたこともないですしどんな麺料理なのかもよく分かっていませんでしたので
カップ麺でどれだけ再現されているのかどうかはさておいても興味津々で買ってみました。

ちなみにBiáng.svgの字はUnicordで定義されていてそれを使ってここでも表示させていますけど
最大限に拡大表示しても明瞭に分かりませんし環境によっては全く表示されないかもしれないですね。

B220415_8
こんな字ですね。というかカップ麺のパッケージに書かれているのと同じですが。
まぁこんな難しい漢字を覚える必要もないしわざわざ書く必要もないですし
日本語には便利な仮名文字があるので以後はビャンビャン麺でいいでしょう。

 

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先入れの乾燥かやく、後入れの粉末スープと液体調味だれと3つの別添袋入りとなっています。
ノンフライ麺ということですがちょっと今までカップ麺では見たことのない異様な光景ですね。
こんなに幅が広くてノンフライ麺なのですが湯戻し時間は4分とそれほど長くはありません。
まぁ幅広でも薄い麺なので湯戻しは早いのかもしれないですね。

それと、ボクはてっきり汁ありのラーメン風の麺料理だと思い込んでいましたけど
これは湯切りするタイプの汁なしというスタイルとなっていました。
勝手に汁ありだと思い込んだのは、器の形状が深さのある丸型どんぶりだったこともあります。
サンヨー食品は焼きそばに限らずまぜそばや焼うどんなどでも湯切りするタイプのは
今まで平たい四角型の器ばかりだったと記憶していますからね。

ですから、器なども新規製造でしょうし、もちろんこの麺も新製法でしょうから
サンヨー食品としてはかなり気合いがはいった、かつチャレンジングな試みと言えるでしょう。

 

では、作って食べてみましょう。
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粉末スープをかけた途端に唐辛子の辛さが香りとして漂いだしてます。
具材は肉そぼろ、ねぎ、唐辛子と比較的シンプルですが麺の下に隠れているのも多くあります。

先ずはこの麺でしょう。
幅広ということでは桐生他のひもかわ、鬼ひもかわを見慣れているボクとしては驚くほどではないですが
きしめんやひもかわなどのように伸した後に幅広に切るのではなくて
引っ張って伸ばしてから一本一本を潰すように伸して幅広で薄い麺にしているらしいので
それ故にビロビロとした縮れがある形状の麺になっています。

まぁサンヨー食品がどのような工程でこの麺を成型しているかは知りませんけど
そのビャンビャン麺のビロビロ形状はよく再現されているようです。
って、本場のビャンビャン麺はまったく知りませんけどねぇ(汗)

で、食べてみてもそのビロビロ形状がそのまんまビロビロ食感に繋がっています。
麺そのものがかなり長くてビロビロ~を思う存分に堪能できます。
こんなのカップ麺では今までに味わったことのない麺の存在感、食感です。

味付けは結構辛いです。痺れ系もあるけどホット系の辛さです。
ただ、ヒーハーになるほどではなく、同時に旨味と微かな酸味も加わり素直に美味しい。

 

麺量は70gと少なめですし豪華な具材はないわりにそれなりに高価なカップ麺ではありますが
それでもこの麺の存在は単に物珍しさや面白さだけでなく感動的ですらあります。
サンヨー食品のカップ麺はどこか手抜き的商品が目に付く印象もいままでありましたけど
これはなかなか気合いも入っていてかつ技術的にも素晴らしい商品だと感じましたよ。

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