ペヤング新作「九州豚骨」を実食だが「ペヤングの種」は見つからず
3月14日発売のペヤングの新作ということで買って来ました。
まるか食品・ペヤング「やきそば 九州豚骨 細麺 熱湯1分」です。
これは探し回ることもなく近所のスーパーマーケット・ベルクで税別168円で売ってました。
個人的にはラーメンでもあまりド豚骨なのは好みではないのですが
(といいつつ先日も豚骨ラーメンを食べましたが……)
ペヤングとしては珍しく麺まで変えて湯戻し1分の細麺にしてきたので
そちらに興味津々ということで買って食べてみることにしたわけです。
先入れの乾燥かやくと後入れのソースの別添袋2つのシンプルな構成です。
麺は確かにいつもよりかなりの細麺のように見えますが
全体の形や色合いなどは今までと同じような油揚げ麺となっています。
製造工程や製麺機などはどこからどこまでが通常ペヤングと共通なのか気になりますねぇ。
ちなみに、製造は+Aと書いてあったのでまるか食品・赤堀工場で行われているみたいです。
ともかく慌ただしく1分で湯切りして完成です。
けれども、湯戻し1分だからなのか乾燥かやくが全体的に細かくなっていて
湯切りする時に湯切り孔から結構なかやくの量が流れ出てしまうのは
ケチな性分のボクとしては気になってしまいましたね。
具は正方形でペラペラの豚肉の他は、細かい高菜、紅生姜、ねぎとなっていますが
流出した分と器の縁に貼りついた分も含めて麺の下の埋もれていて見栄えはパッとしないですね。
豚肉はしかたないとしても、高菜、紅生姜、ねぎは別途後入れふりかけにした方が良かったのでは?
肝心の麺は確かに細いですが、部分的に湯戻しが不十分のようなボソっとした食感だったり
ソースが重い油のこともあって(なのでカップの蓋の上で温めろとあるが1分では温まりきらないし)
少しダマになってしまうところはグチョっとした食感だったりして
博多豚骨ラーメン特有のパッツン食感でもなく細麺焼きそば特有のモショモショ感もなく残念です。
湯切り1分のカップ焼きそばというと東洋水産・マルちゃんの俺の塩などの印象が強く
モショモショ食感の細麺と優しいすっきり味で個人的にはとても好みなのですがそれとは真逆です。
明星でもチョッパヤなんてのもあり、それもモショモショ感とべとつきのないものでした。
また、まぜそばですが明星のバリカタ豚骨まぜそばなんてのもありましたし
そちらはノンフライ麺ということもありますがストレート細麺でパッツン感がちゃんとありました。
それらに比べてしまうと今回のペヤングの湯切り1分麺は技術レベルが明らかに劣ってます。
というか、出来ないなら製品化しなければいいだけのことですし
それなのにこんなレベルで製品化がGOになったのは不思議ですね。
なお、味付け自体はド豚骨でかなり濃厚な豚骨味というか重たくベトつく油の味がしますが
高菜と生姜の作用もあってそれなりに美味しくいただけました。
ただし、豚肉はまだビーフジャーキーみたいで湯戻し不十分な印象がして
やはりここでも技術的に成立していないと感じてしまいました。
ということでいろんな意味で残念な一杯となってしまいましたね。
ただ、せっかく湯切り1分麺を開発したのだから今後はそれが活かせる商品を期待しましょうかねぇ。
さて、まるか食品が製造・販売しているわけではないのですが
三州製菓から「ペヤングの種」というペヤングソースやきそば味の柿の種が発売されています。
この三州製菓は「ペヤング味 超大丸せんべい」も作っているところですね。
なので、群馬県の物産など扱う「食の駅」やニューデイズなどで買えるかと思いきや
どこにも売ってなかったです。というほど方々を探し巡ったわけでもないですが……
スーパーやコンビニなどでは柿の種というとほぼ亀田製菓オンリーという感じですしね。
逆に亀田製菓の「柿の種 超辛い!!わさび」なんかが目に留まって買ってしまいましたよ。
なんだか、まだペヤングの「やきそば わさび醤油」の強烈なわさび辛さの印象が残ってますので
むしろこちらの柿の種の方がペヤングっぽいんじゃないかと思ってしまいますな。
ただ、食べてみるとと柿の種では水分がないに等しいので揮発成分としての辛さ
つまり鼻粘膜を刺激するようなツーンとした辛さはそれほど強烈ではありませんで
逆に舌先などをピリピリとさせるような胡椒やあるいは山椒のような辛さが強めです。
かといって香りはわさびのそれですし胡椒や山椒の香りは感じないですし
原材料名にもそれらはないので不思議ではありますけどね。
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