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実はヤリスとの事故の件はあとあと揉めていた。が、無事解決。

先日のヤリスとの事故の件、9月末のことですからもう2ヶ月以上も前のことですが……
実はあの後いろいろと尾を引いていてちょっと困惑というか腹立たしさえも覚える状況になってました。

その時の記事にも書いたように、こちらは怪我なし、お互いの車両にも目立った損傷も見当たらず、
また、こちらとしては一時停止も確認もせずに発進したヤリス運転手に100%の過失があり呆れたものの
「スイマセン」のひと言くらいは謝ってほしい気持ちもありましたが
まぁそれで何か得するわけでもなにもないのでその場は冷静に対応してそれっきりだと認識していました。

しかし、それから1ヶ月以上経った頃に(相手側)損保会社より「代位請求」というものが送付されてきて
そこには「車両修理代17万円以上かかったから請求させてもらう」と書いてあるではないですか。
さすがに全額請求とは書いてなかったですが、まったくの寝耳に水状態です。

当日に警察も入れて損傷箇所も特定できていないのに17万円以上の修理費って何ソレ!?
それに過失もないこちらに請求するってのも何ソレ!?
ふざけるのもいい加減にしろよな(-_-メ)!!!

 

というわけで、沸騰したまま抗議の電話でもしてやろうかと思いましたけど
損保会社相手に感情的になっても事はスムーズに運ばないだろうし気分を害するだけなので
こちらも損保会社(自動車保険に付帯した個人賠償特約を利用)に連絡して
損保会社同士で事務的に対応してもらうことにしました。

損保会社を使うので仮にこちらに幾ばくかの過失が認められて支払いを要したとしても
自分の財布から支払うわけでもなく、また事故歴カウントで保険料アップするわけでもないので、
まったくもって腹は痛まないわけですが、
それでも相手損保会社に言われるがままに過失分を認めるのは自尊心を傷つけられるし
当然納得して受け入れられるわけでもないことから
その辺りの考えはしっかりこちらの損保会社の担当者には伝えました。

当然ながら、こちらの自転車ドラレコ動画や事故地点の画像や
それからグーグルストリートビューでの自転車歩道走行可の標識があることなどを提供して
こちらの過失が0%であることの理論武装もしましたし、
相手車両修理代が17万円以上もするのは不可解であることも連絡しました。

 

で、ヤリスの修理代について損傷状態の画像や修理代明細の中身はボクは直接見れませんでしたが
いちおう小さな傷があって板金修理した手間賃がほとんどのようです。
まぁこの辺は修理工場と結託して代車費用なども含めて相当に膨らました費用なのでしょう。

一方で、本当にそんな修理が必要なほどにヤリスが損傷したのだとしたら
こらの自転車・ルイルイもそれ相応の損傷をしていないと筋が通らないのですが、
まぁルイルイの前かごに当ったのでしょうからそこの小傷のどれかがその時の損傷だとして
逆襲としてルイルイのかごを新品に交換&その工賃を請求してやることも最終手段として検討しました。
というか、それは損保会社からの提案だったわけですが……

ルイガノのホームページによると前かごの部品代は14,300円となってますから
送料とか取付手数料とかその他点検費用などこちらも膨らませれば2万円程度は請求できそうです。
過失割合が相手90%:当方10%となってもほとんど相殺になるので
だったらもういいかとなるか、それか新品の前かごをゲットするかのどちらかになるでしょうか。

 

ところが、当初、相手損保会社はヤリス80%:ルイルイ20%の過失割合を提示してきたそうです。
優先道路とかない十字路で双方とも違反も重過失もなく衝突した場合の過失割合が
自動車80%:自転車20%からのスタートとなりますからそのままの主張でしょうけど
事故状況からすればそれはとうていあり得ない主張です。

ヤリスには一時停止義務がありこちらは優先道路扱いになりますからそこで10%修正されます。
さらにヤリス運転手は見通しの非常に良いところでまったく確認もせずに発進していますし
(事故直後にもヤリス運転手はまったく右=進行方向の確認をしなかったと証言してます)
前方不注意・わき見運転と同様の著しい過失があるためさらに10%修正されます。
結果的にはヤリス100%:ルイルイ0%となるはずです。

もちろん、こちら側に自転車通行不可の歩道走行、歩道の外寄り走行、速度超過、ながら運転
ヘッドフォン装着などや歩道から車道側に迂回して走行しようとしたとかあれば
自転車側も過失修正されますがそのような違反や過失は皆無です。

 

というわけで、損保会社同士で1ヶ月以上に渡って交渉というか協議してもらい
最終的にボクの主張通りの結論となって、相手側は請求を棄却しました。
ということを、昨晩、損保会社の担当者より連絡を受けました。やれやれ(^^ゞ

ただ、ヤリス運転手が警察に言ったように「自分は停まっていたのに自転車がぶつかってきた」
みたいな話を損保会社にもしていたのかもしれず、
とすればこちらのドラレコ動画などなかったらもっと面倒なことというか理不尽なことになってたかもねぇ。
やはり、自転車でもドラレコは必要ということですね。
それとともに、自転車保険・個人賠償保険も大切ということですね。

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コメント

以前知り合いの板金屋さんから聞いたのですが
車の傷跡の形状からぶつかったかぶつけられたか大体わかるそうです。
保険会社が知らないわけがないのでそれを踏まえて請求してくるとは・・。
都会は怖い・・・。

投稿: おおたけ | 2021-12-11 06:54

>おおたけさん

請求されるがままに払ってもらえればラッキー的な感じでしょうか。
かぎりなく架空請求詐欺に近いようなやり口ですね。

都会ではないですが……。

投稿: JET | 2021-12-11 07:17

大変でしたね。相手にはいい薬になったかな? 自分だったら画像もないしそこまで理論武装できないかも。やはり自転車乗るときはクルマを信用しない事ですね。

投稿: TOMO | 2021-12-11 16:47

>TOMOさん

まぁ金銭的には相手は何も失ったわけではないので
(保険料は上がりますけどそれは過失割合に関係なくなので)
あまり薬にはなってないでしょうねぇ。
薬にするならボクが手首が痛いとかいって人身事故扱いになって
相手側に違反点数でもつかないとだめかもね。

理論武装については後からネットで復習なので誰でもできますよ。
基本的に常識のある人なら常識の範囲で行動していれば
自分にも非があったかどうかはだいたい理解できるはずなので
後はその常識が論理的に確かかどうかをネットで調べるだけです。

投稿: JET | 2021-12-11 16:56

「代位請求」ということは相手保険会社がヤリスの修理代金を
支払ったからその分をJETさんに請求したってことですよね?
事実関係をはっきり確認もせずに一方的に請求するとは・・・。
呆れるばかりですね。

投稿: おおたけ | 2021-12-11 18:01

>おおたけさん

代位請求って、実は初めてその言葉も意味も知ったのですが
そういうことなので、おそらく運転手、損保会社、修理工場はグルというか
それなりに持ちつ持たれずの関係にあるんでしょうね。

投稿: JET | 2021-12-11 18:20

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