ペヤング新作「ボンゴレ風」はしっかりヴォンゴレビアンコでした
まるか食品・ペヤングの新作カップ麺は「やきそば あさりの旨み広がる ボンゴレ風」です。
これは普通に最寄のスーパー・ベルクで税別168円で買えました。
もっともこのベルクでは未だに「オムそば」が大量在庫状態になってますけど。
さて、ボンゴレ風ということなのでイタリアン・パスタに似せた商品でしょうけど
だとしたら今年の6月に「ペペロンチーノ」、「ナポリタン」、「カルボナーラ」と
3つまとめて発売されたパスタ風やきそばの流れをくんでいるものなのでしょうか。
というか、どうしてその時にボンゴレは外されていたんですかねぇ。
ところで、ボンゴレって Vongole という綴りなんですね。
なので、本来はヴォンゴレとカタカナ表記すべきでしょうけどボンゴレの方が一般的でしょうね。
というか、レストランのメニューでヴォンゴレと書いてあるのに出くわした記憶がないです。
それと、ボンゴレにはトマト味のボンゴレ・ロッソとそうでないボンゴレ・ビアンコがありますが
日本だとボンゴレ・ビアンコの方が一般的という印象ですかね。
このカップ麺でもパッケージデザインを見る限りはビアンコではないかと思われます。
また、ボンゴレだとスープパスタの場合もありますが
アサリを使ったパスタならスープパスタだろうがそうでなかろうがボンゴレと呼ぶそうですね。
このカップ麺は基本は焼きそば(焼いてないけど)なのでスープなしということになりますかね。
では作って食べてみましょう。
先入れの乾燥かやく、後入れの液体ソース、そしてふりかけの3つの小袋入りです。
ふりかけは紫色なことからすると以前のカルボナーラのと同じものなのかもしれません。
いつものように3分で湯切りです。
思った以上にアサリの具が多いですし、これまた思った以上に大ぶりのアサリです。
さすがに殻つきではないのでイタメシ屋さんでボンゴレ頼んだ雰囲気とは違いますが。
香りはニンニクとともにアサリらしい貝の匂いがしっかりと感じられます。
ふりかけの緑色のはバジリコですかね(カルボナーラの時はパセリなんて書いてましたが)
食べても味はしっかりボンゴレしてます。
もちろん、スパゲティではなくて細くて縮れた中華麺ではありますが
それ故にややあっさりめのソースとよく絡んでスパゲティよりむしろ相性よい気もします。
そう言えば、パスタでこのように縮れた麺形状のものってないのかなぁと思って調べてみたら
唯一フジッリルンギ(ショートパスタのフジッリの長いの)というのがあるくらいでした。
ただ、縮れた形状というよりはらせん状という形なので食感は随分と違うでしょうね。
ソースとの絡みという点では似たような効果があるのかもしれませんが。
また、基本は焼きそばなので箸で啜りながら食べたのですが
やはりそうやって食べた方がニンニクやアサリの香りが鼻に抜けて
より一層にしっかりした風味を感じられて美味しかったです。
それらも含めてただ単にパスタ風に似せたカップ焼きそばに留まらずに
ペヤングならではの特徴を活かした新しくも美味しい一杯に仕上がっていると思います。
そして、ワインも使用しているようなので味は本格的ですが酔っぱらうことはないようです(笑)
ただ、鷹の爪の量が多いことからも分かるように少々辛いです。
辛過ぎというほどではないですけどここは辛さを求めていないので
アクセント付けくらいのほんのり辛さに控えてほしかったですね。
まぁ、ペヤング社員はどうやら痛覚異常者みたいだからしかたないか……
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