「ペヤング社員一番の美味しさ」で社員は痛覚異常者だと確信した
こちらの「きのこMAX」以来、珍しくしばらくペヤングの新作カップ麺がないなぁという感じですが
きのこMAXもセブンイレブンで先行発売されたものの一般販売は今月11日だったのですから
一般販売の方で考えれば間があいているというほどでもないんですかね。
で、今度のは本日(10月19日)ローソン限定の先行発売で、一般販売は11月8日となっている
こちらの商品です。超大盛ということもあり値段も税込324円と高額になります。
まるか食品・ペヤング超大盛やきそば「ペヤング社員が一番美味しいと思う辛さに仕上げました。」です。
まるか食品のホームページでは「社員一番の美味しい辛さ」と略された商品名になってます。
それにしてもペヤングはブランド名であって企業名はまるか食品ですから
ペヤング社員ってのはおかしくてまるか食品社員というべきではないかと思うのですが……
まぁ、でもボクも富士重工社員(〇フ社員)なのにスバル社員と言ってた場合もあったから
それと似たようなもんですかね。
ペヤングというと獄激辛シリーズなど激辛大国の一般人でもそうそう食べ切れないような
極一部の痛覚異常者向け、もしくは意味もなく辛さ・痛みに耐えるマゾ体質者向けの商品が目立つけど
これはそのことを反省したかのような“社員が一番美味しい辛さ”におさえた商品ということですかね。
ということは、少なくとも獄激辛シリーズなどは社員も美味しいとは思ってなかったことになりますが。
とは言え、ここでいう「ペヤング社員」というのが誰なのかは少々疑問に感じます。
企画・開発に携わっていて味見をしている社員はそんなに大所帯だとは思えませんし
最終承認する役員クラスの人を含めても10名前後なんじゃないでしょうか。
でも、それを“社員”という括りで呼んでしまうといつもの商品開発と同じメンツとなるでしょう。
いつもは、辛過ぎとかやり過ぎとかウゲェ~となってもこれはこれで面白いから販売しようとなるのを
今回の商品はちゃんと旨辛を追求したということなのでしょうか?
それより「ペヤング社員が一番美味しいと思う」というのならば
ペヤング社員の中から中立的な立場な人も含めて数十人程度は無作為に選んで評価してもらって
その結果としてこの商品の辛さ・味が決められたということになっているべきだと思うんですけどね。
当然ながら、統計的手法によって「一番美味しい」を決めるべきですし。
だいたい、辛さ/美味しさの関係はほとんど上限なしの一部の痛覚異常者がいることから考えても
正規分布にはならないでしょうから単に多数決や平均値だけでは
普通の正常な人が普通に旨辛だと思えるところをきちんと把握するには
きちんと統計的手法によってリサーチしないとならないはずですけど
おそらくまるか食品・ペヤングはそんなこと一切してないしやろうとも考えてないでしょうね(笑)
まぁ、まるか食品に限らずともどこのどんな食品でもレストランのメニューでも
☆幾つとか唐辛子マーク幾つとか書いていても実際には何の裏付けもないんでしょうし。。。
とりあえず、超大盛である必要はまったくないけどペヤングの真っ当な旨辛さを味わってみましょう。
先入れの乾燥かやく、後入れの液体ソースの2つの小袋入りとシンプルな構成です。
麺はいつものの2倍で超大盛としては変わりがないでしょう。3分で湯切りです。
具はキャベツ、にんじん、豚肉です。赤っぽいのはニンジンで唐辛子ではありません。
食べてみます。最初は大して辛くないじゃんと油断したものの……いやいや激辛です。
食べ進めるとどんどんと辛さが上積みされてきて途中からヒーハー状態です。
豚骨もしくはラードの濃いめの旨味はあるもののとても美味しい辛さとかのレベルではありません。
他のメーカーなら必ず「※お子様や辛さが苦手な方は……」の注意書きが書かれるレベルです。
いやそれ以上に辛いです。
半分くらい、つまり通常サイズほど食べたところで辛過ぎて食べれなくなりました。
なので、マヨネーズをかけて騙し騙しして完食しましたが拷問でしたね。
辛いモノ好きな人にはこのくらいなら難なく食べられるのかもしれないですし
獄激辛系でも平気な人にはこれでは物足りないのかもしれないですが
一般的に売られている旨辛~激辛と謳う商品を食べてきたなかから
ボク自身はある程度は一般的な辛さの耐性・痛覚を持っていると考えているので
その基準からするとこれは明らかに激辛以上の尋常ならざる辛さを持っているものでした。
というわけで、これを食べて分かった唯一のことは
ペヤング社員(まるか食品社員)はやっぱり痛覚異常者だった、ということですかね(汗)
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