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本日の麺紀行は洋食屋のつもりが住宅街の蕎麦屋となりました

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玉村町にある洋食屋さんの「グランダム」というところに行ってみました。
グランダムというと、クルマ好きならポンティアック・グランダムを連想するでしょうが
スバル好きならやはりレオーネ・グランダムでしょうか(笑)

1970年代のアメリカ法規対応の5マイルバンパーそのままに国内発売されたもので
明らかにポンティアック・グランダムのパクリネーミングでしょうけど
国内販売だけのグレード名だったので商標登録はされてなかったんでしょうね。

ところで、「グランダム」ってどういう意味なんですかね。英語?
調べると、フランス語で貴婦人とか偉大な女性とかいう意味というのがヒットします。
あっ、でもその場合は「(la) grande dame」と記述しこの店はこの意味のようですが
ポンティアックもレオーネも「Grand Am」となるので全く違う言葉なんですかね。
それでも、Grand Am でも英語で祖母、おばあちゃんの意味だそうなので変ですなぁ。

唯一それっぽいなと推察されるのは、Am=Americaの略としても使うそうなので
Grand Am=偉大なアメリカ、もしくは雄大なアメリカという意味合いなのかもしれないです。
まっ何にしても、日本車のグレード名に付けるのは変な名称ですけどねぇ。
ちなみに、レオーネ・グランダムのCMをしていたのは西郷輝彦です(爆)

 

さて、その洋食屋「グランダム」ですが……店内入ったら「満席なんです」と言われてしまいました。
「どのくらい待ちそうですか?」と訊くと、女性店員さんは「全員、女性客なんですよ」との返答。
その受け答えって、暗に「女性だから長居しますよ」って意味ですよね(笑)
女性店員さんの目から見てもそういうことなんですね。
グランダム=貴婦人ですし。あくまでも一般論でしょうけど。

というわけで、待つのは諦めて別の店へ行くことにしました。
どうしてもそこの店で食べたかったわけでもなく、レオーネグランダムのネタつながりだけでしたし(汗)

 

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次候補として行ったのは、住宅街にある「そば処 やすべ」という店です。
店ですというより住宅街にあるごくごく普通の住宅です。
古民家でもありません。玄関も普通の個人宅のままです。

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「産地こだわり限定そば 会津」950円に「かき揚げ天」250円を付けてもらいました。
手前の前菜のような盛り合わせだけでなく蕎麦にもパセリが添えられているのは驚きました。
ちょっと不思議ですが、パセリは嫌いじゃないので食べちゃいますし、合わないわけでもないです。

蕎麦は不揃いの太さのもので太い部分はモチモチして細い部分はショワショワした食感です。
麺肌がツルツルなので喉越しも良いですが味は最初は甘めで後から柔らかいえぐみが出てきます。
つけ汁はやや濃いめの味付けでこれも最初は甘味、旨味が強くて後から塩味が来る感じですかね。

かき揚げも熱々揚げたてで厚みがあってボリューム満点です。
なんだか知らない他人の家に上がり込んで蕎麦を食べさせてもらっている不思議な感じになりますが
それがまた普通の人の家で食べられるような蕎麦ではなく本格的で美味しいものなので
そのギャップがなんとも面白いものでした。

 

本日のおまけ
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「埼玉県最北端の地」というのが面白そうなので行ってみましたが
グーグルナビがとっちらかった案内しかしてくれないし
その場所らしきところに着いても看板や碑なども何もなくてちょっとモヤモヤだけ残りました。

なお、まだ群馬県は新型コロナ警戒度3で県民へは他県への不要不急の往来自粛要請が出たままです。
なので本来は群馬県民のボクは面白半分、つまり不要不急なのに
埼玉県北端の地へ踏み入れてはいけないのですが
まぁ数歩くらいはお許ししていただくことにしましょうかね(笑)

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