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ハリくん、とりあえずなんとか走れる状態にしてみた

先日購入したハリくんことハリークイン・マジックワンド・オート2は
基本はなかなかまっとうなミニベロではあるものの
ライディングポジションも決まらずまだまだまともに走れる状態でなかったので
まずは簡単に出来る範囲で調整したりして、とりあえず走れる状態にしてみました。

側面視で変更が分かるところは以下の6点です。
B210917_01 
黄色矢印:ハンドルステム高さを目いっぱい上げました。
緑色矢印:シートポスト許容範囲オーバーまで上げました。
青色矢印:サドルバック(自宅にあった物)を装着。
橙色矢印:ワイヤーロック装着。
桃色○部:リアキャリア(+リアリフレクター)撤去。
赤色矢印:英式バルブをスーパーバルブに交換。

 

ハンドルステム高さはステム上部のプラスチックカバーを外すと見える内六角ボルトを
アーレンキーで緩めるだけで簡単に調節することが出来るのですが
これがほぼ目いっぱい高くした状態になります。
気持ち的にはもうあと2~3cmくらい上げたい気もしますが
ハンドル周りはあまり無理をして破損などに至るとかなり大事になってしまいかなねないので
ここは安全優先でこのくらいに押さえておきましょうかね。

B210917_03 
ハンドル周りということでは、他にハンドル幅を幅狭化しました。
吊るしの状態ではハンドル幅580mmと普通自転車の範囲内の600mmにも迫ろうかというほどで
とても12インチタイヤの寸詰まり車体には不釣り合いのハンドル幅ですし
肩幅広めなボクの体格であっても不格好に腕が広がってしまいますから
パイプカッターを使って幅440mmまで左右70mmづつ切り詰めました。
440mmというのはストライデュと同じ値ですね。

ハンドルバーの右側、青色矢印部分にはキットアイ・ヘッドライト用のブラケットを装着し
普段は自転車用ドラレコ兼ヘッドライトを装着することになるでしょう。

ハンドルバー左側、赤矢印部分にはサイクルコンピュータを装着です。
サイコンは自宅にあったキャットアイのVELO9という安物の有線式のものです。
極小径車はセンサ~本体の距離があり無線式だと電波が届かないことがあるから有線式に限ります。
ただ、それでもその有線が長さギリギリで余裕がない状態になってしまっています。
そういう意味でもこれ以上ハンドル高さは上げられないですね。
まぁ有線なので線を長くすることは出来ないわけではないですけど。

ちなみに、ピンク矢印部分がハンドルステム高さを調節する際のボルトのキャップになります。

B210915_09 
それから、サイコンのマグネットとセンサが並行にならずクリアランスが大きめとなるので
反応が心配されましたが、とりあえずこの状態でも問題なくセンシング出来ているようです。
問題があるようならセンサをフォークに取付ける台座を斜めにしたものを作るしかないのですが
しばらくはこれで使ってみて、問題であればそれをトライすることにしましょう。

 

B210914_5 
サドル高さ、シートポストの高さについてはクイックリリースレバーで簡単に調節できるのですが
シートポイトの長さが足りずに上図の赤矢印の許容範囲を超えてしまっています。
ここまで上げても実はまだペダリングが詰まるような感じが残るのですが
さすがにこれより上げると勘合部分が少な過ぎて破断などのリスクが高まるので
ここらで妥協するしかないというところです。って許容範囲は既に超えてるんですけどね。

ボクは日本人成人男性の平均身長より若干低いし足も短いはずなんですけど
そんなボクが調整しきれない自転車ってちょっと欠陥なんじゃないかと思うんですけどねぇ。
というか、メーカーはイギリスだっていうんだから余計に納得いかないですけど……

購入店のあさひに行って相談してきましたけど、現状で付いているシートポストは
Φ31.8mm×420mmというかなり極太でこれでもかなり長いサイズのものです。
そもそもΦ31.8mmはあまりなくて近いものでもΦ31.6mmの方がメジャーサイズみたいです。
0.2mmの差なのでなんとか誤魔化して装着できないこともないかもしれませんが……

あさひの店員さんもいちおうちゃんと調べてくれましたが
1万円超えの高級品しか適合するようなロング・シートポストはないとのことで、
さすがにシートポストごときにそんな値段を払う気にもなりませんのでしばらくこれで我慢です。
まっ、シートポストが折れてもハンドルが折れるよりは大事にはならないと思いますしね。

 


B210917_09 
サドルバッグは工具やパンク修理キットなどを入れるためで
自宅にあった適当なモノを簡単に取り付けただけなのですが、
このサドルには赤矢印部分のように折畳み時に持ちやすいような取っ手が付いていて
それが邪魔してバッグを開けるのに難儀をしいられるようになってしまってます。
折り畳むことはほとんどないでしょうし取っ手など要らないし
サドルの形状もあまり良くないのでそのうちにサドルを普通のに交換することにしましょうかね。

なお、ワイヤーロックについても自宅で余っていたものを暫定で使います。
このタイプならサドルバッグ内に入れておきたいのですけど
上述のようにサドルバッグの開け閉めに難がある今は邪魔な取っ手に引っ掛けておく方がいいでしょう。

 

リアキャリアはアルミ製で軽いので撤去しても軽量化の意味合いはほとんどないですけど
見た目のスッキリさを重視して取り払ってしまいました。
けれど、そのキャリアにリアリフレクターが装備されてましたからリフレクターがなくなっちゃいます。
このバイクで積極的に夜間走行するつもりは微塵もないのでLEDリアライトなどは不要ですが
さすがにリフレクターもなしでは法律違反になってしまいますから(でもベルは外しますが(汗))
代替策が必要です。

B210915_10 
というわけで、シートポストに赤色反射テープを貼ってみましたけど
シートポストの角度が急なのであまり後方にきちんと反射しないようでイマイチです。
しかたないので、黄色矢印の先の謎の小穴を利用してリフレクターを装着しました。

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リフレクターそのものは元々のリアキャリアに装着されていたものです。
自動車用などの汎用穴あきステーを適当に切って曲げて、適当なボルト・ナットで装着です。

B210917_07 
これならリフレクターとしての機能は十分でしょう。

 

最後に、スーパーバルブですが、これは以前にルイルイにも使っていたものの使いまわしです。
スーパーバルブとは関係ないのですが、バルブの上の空間、というかバルブとハブの間、
特に後輪はバルブと変速機の間が非常に狭くて手持ちの空気入れだと非常に難儀です。

バルブを根元から力づくで曲げるしか無く何度もやっているとトラブルの元になりそうです。
チューブそのものを米式(シュレイダー式)のに替えるのも含めて何か考えなくてはいけませんねぇ。

 

というわけで、まだまだ細々とした問題が多いハリくんですけど
とりあえず追加でお金をかけることなくそれなりには走れるようになりましたから
ちょいちょい稼働させていきましょうかね。
そんなわけで、本日20kmほど走ってきました。

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