ルイルイの前かごになんちゃってサスペンション機構
先日購入したハリくんをちょこちょこっと弄るのにあたって
自宅にあった自転車用パーツ(未だにダンボール箱入り)などを漁っていたら、
自転車用パーツではないのですが変なモノが混じっているのを見つけました。
テーブルや机の脚にネジ止めするようなゴムのクッション材ですかね。
何時、何の目的で買ったのか記憶がありませんが(90円の値札が貼ってありました)
1個しかありませんから本来の目的のために買ったわけではないでしょうし
紛いなりにも自転車用パーツ類と一緒に入っていたので
ビアンチェとかのサスのエラストマーの代わりに使えないかなとか考えたのかもしれません。
そのビアンチェはもう無いわけですが、このクッション材を見た時に
ひょっとしたらお買い物自転車のルイルイの前かごのサスペンションというか
緩衝装置として使えるかも? なんて、邪(よこし)まな考えが浮かんでしまいました。
これまた家にあった適当な長いボルト、ワッシャ類、ナットを探し出してきました。
新たにこれらを買ってまでトライしようとも思わなかったので
ちょうど使えるのがあってラッキーでした。
で、これらを使ってどうしたかというと……
横から見るとこんな形でブラケットの上部ボルトをこれらのゴム、長ボルトなどに置き替えてます。
途中にナットを介しているのはこのナットの締め付けでボルトが緩むのを防いでいるわけです。
ブラケット下部のボルトにも同様にナット(ピンク矢印)を介していますが
これは上部と高さを合わせるという意味合いもありますが
ブラケットの取り付け座面の接触面積を小さくして取り付け面の剛性を下げる意味もあります。
試しに前かごに手を当てて押し下げてみると、赤矢印のように数mmほど動くようになりました。
ただ、この状態ではナットの前のワッシャが遊んでしまいますし
動く過程ではボルトのネジ山とブラケットのネジ穴が擦れあうことになるので
いろいろな面で完璧なサスペンション機構とは言い難いものですが
なんちゃって緩衝機構としてはそれなりに機能するかなというところです。
実際に使ってみるとどうでしょうか。
といってもこの前かごには、ウエストバッグ(といっても肩掛けですが)か
スーパーで無料で貰える良水オアシスのボトルくらいしか積載しないんですけどね。
あとは極たま~にティッシュボックスやトイレットペーパーくらいですかね。
このうち、最も頻度が多くてかつ重さのあるものは良水オアシスのボトルになります。
そう言えば、そのボトルは4リットル入りですからそれだけで4kg超えになって
もともとの最大積載量3kgを超えてしまってますな。そんなに気にしませんが(汗)
で、その良水オアシスを満杯にしたボトルを積載している状態では
段差で結構ガツンガツンという音と衝撃があったのがほとんど無くなりました。
もちろん、大きな段差をスピード出して通ったり荷重移動で衝撃を逃がすことをしないと
それなりにガツンとは来ますけどね。
一方で、何も積載していない空荷の状態では微かにカラカラと音がしますし
左右方向にも前かごが小刻みに揺れるのが見えるのが少し気になりますかね。
まぁでもこれらのデメリットより上記のメリットの方がはるかに大きいと感じます。
あとは耐久信頼性がどうかというところで、心配がないわけではないですが
ある程度は大丈夫だろうし万一の場合でも大事には至らないだろうと楽観視してます。
まぁ、しばらく様子見しながら使っていこうかな。
| 固定リンク
コメント