ハンディ超音波洗浄機を使ってビールを泡立ててみたら
泡立ちが自慢のアサヒ・生ジョッキ缶はこれ以降なかなか入手できずにいます。
まぁモコモコと泡立つ様はなかなか面白いし缶ビールでは味わえない美味しさなんですけど
普通の缶ビールでもグラスに注げばそこそこ泡立ちもあって美味しく飲めますから
なにがなんでもこの生ジョッキ缶を買い求めたいとまで思っていませんけどね。
ところで、泡立ちという点では缶ビールに取り付けて超音波で泡立ちよく注げるような
ビールサーバーと名付けられた商品も数千円レベルで売られているようですね。
ビールサーバーというとなんだか大容量の樽で炭酸ガスが入っているものを想像しちゃいますが
ビールを提供するモノという意味だから別に缶に取り付けるモノでも間違いではないんでしょう。
で、わざわざそんなものまで買ってみるほどのビール好きではないのですが
ここで思ったことは、そうかっ超音波で泡立てることができるんだってこと。
そして、そういえば家にハンディ超音波洗浄機があったけど、アレ使えるんじゃねぇってことです。
このハンディ超音波洗浄機、花王株式会社となっているけど「はっぴい工房」とも書いてあります。
商品名は「超音波ポイント汚れクリーナー」となっていて
要するに衣類の襟袖汚れやシミなどに洗剤に浸けてワンポイントで当てると
超音波振動で汚れを洗浄するというような洗濯用の商品ですね。
単3乾電池×4本で動作するようになっていて、使用頻度はそんなに高くないけど意外と重宝します。
2002年製造と書いてありますからもう20年近く使っているんですな。
で、ビールの泡です。
よくよく調べていくとグラスに注いだビールにマドラーのように入れて超音波振動で泡立てるモノや
あるいはグラスの側面に押し当てて超音波振動を伝達させて泡立てるモノのあるようです。
ならば、このハンディ超音波洗浄機をグラスに押し当てても上手く泡立たせられるんじゃないかな。
なお、ビールサーバーとかの超音波は毎秒4万回(40kHz)以上の振動が必要と書いてありましたが
このハンディ超音波洗浄機は50kHzということなので十分素質はあるかと予想できます。
ということならば、やってみましょう!
今回、使うビールはこちらのパーフェクトサントリービール・糖質ゼロ。
糖質ゼロにこだわったわけではなく、単純に松嶋菜々子にそそられただけです(笑)
まぁ、糖質ゼロでもホントに美味いのか?という興味はありましたけどね。
⇒
普通に注ぐだけでもそこそこちゃんと泡立ちます(左)が3分ほど経つと寂しい状態に(右)
こうなってしまうと泡のクリーミーさもないしビールの味を保つ蓋効果もないですね。
ちなみに、このグラスもどこかでタダで貰ったものですね。いつも冷蔵庫で冷やしてあります。
では、ここでハンディ超音波洗浄機をグラス側面に押し当ててみましょう。
滅茶苦茶泡立つというわけでもないですが良い感じに泡立たせることができました。
それに、注いだだけの泡よりも少しだけきめ細かくクリーミーですし
そのために泡が消えてなくなるまでの時間も長くなるようで悪くはないです。
それから、グラスが割れてしまうんじゃないかとか余計な心配をしましたが特に問題なかったです。
もっとも高級な薄いグラスとかモノによっては問題あるかもしれませんし
毎日やり続けたらどうなるのかは分かりませんけど。
それもあって、ビール飲む時に毎回これを使って泡立たせるかというと微妙ですかね。
それに、やっぱり面倒というのが先にきちゃいます。
ちなみに、この糖質ゼロ・ビールは今までの糖質オフビール系商品にありがちな
どこか蒸留酒を足してアルコールだけ高めたような感じがなくちゃんとビールしてました。
とは言え、それなりに値段は高めだし敢えてこれを選ぶかどうかは微妙ですかね。
なお、ビールの液面下に超音波洗浄機を突っ込んで泡立ててもやってみましたけど
そちらの方がより短時間で盛大に泡立ちますが
例え洗ってるとは言えシミ抜き洗浄機を直接ビールの中に突っ込むのは少し気が引けますね。
先端だけを入れればいいというわけでもなく泡の下の液面まで突っ込むわけですから
見た目は結構深くまで入れることになるわけですしね。精神的なもんではありますが……
そもそも、前述のようにそこまでビールにこだわりもないので
正直最近はグラスに注がずそのまま缶に口つけて飲んじゃいますから泡もなにもないですね。
その点は生ジョッキ缶はやはり優れているということにまた戻ってくるわけですが。
じゃぁ、缶ビールのままハンディ超音波洗浄機を押し当ててみたら……
⇒
これが案外リーズナブルなところかも知れないです。
これならグラスに注ぐ手間もグラスを洗う手間も要らずに泡のあるビールを楽しめますからね。
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