我が家にもワクチン接種券が届きましたが……
どうしましょうかねぇ、なんて書いている時点で既に前向きでないことはバレバレでしょうけど。
というか、このブログを通しで読んでいる方々にとってはおおよそボクのスタンスはバレてるでしょうけど
この本の記事でも書いているようにワクチンは個人のためでなく社会のためのものという観点に立てば
ワクチンは打つべきであるけどその優先順位には様々な考え方があるということになるでしょう。
その意味、つまり社会的な意味で言えば、ボクのように地方在住で無職で独身で一戸建てひとり暮らしで
日常的にほとんど人と接することなくほぼ引き籠りに近い生活をしてる人間は
ワクチンを打つことによる社会的な効果、つまり集団免疫の効果はほとんど期待できないので
もっと活動的な人たち、特に不特定多数の人と接しざるを得ないエッセンシャルワーカーの人々に
(医療関係者は既に接種済みでしょうが)優先して接種してもらった方が社会的な正義と言えるでしょう。
少なくとも、現段階では希望する人すべてにワクチンが十分にいきわたっている段階ではないので
上記のように社会的にほとんど効果が見込めないボクが他人を押し退けてまで接種する
社会的な意義はないと言い切っていいでしょうね。
つまり、今のところは社会的見地から様子見するというのがボクの考えです。
では、どこまで様子見するつもりなのか。
それはまだ分かりませんが、できればそのまま打たずに終わればラッキーというのが率直な気持ちです。
社会的な見地に立てば、希望する人すべてがワクチン接種を済ませてもなお集団免疫が不十分で
感染が収束に向かわないのであれば活動の少ない人も接種した方が良いということになるでしょう。
その前に、活動が活発であるにも関わらず特別な理由もなくワクチン接種を控える人には
行動制限かワクチン接種かのどちらかを選択してもらうよう何らかの施策を政府が講じるべきでしょう。
そして、それでも不足するのであれば、ワクチン接種に向けたなんらかのインセンティブの施策なりが
検討されるようになるはずで、おそらくその頃になってボクもどうするか考えるかもしれません。
そう、社会的にどうとか言ってますけど、結局最後にどうするか決めるのは個人的な理由です(笑)
「合成の誤謬」ではないですが、というか順番的にはその逆になりますが
社会全体が良い事と個人が良いと考えることは往々にして矛盾するわけです。
もっとも合成の誤謬は、個人が良かれと節約すると資本主義経済が回らなくなるというように
今ではほとんど経済の話として使われる言葉になりつつありますが、
ボクは「脱成長」や「資本主義からの脱却」を考えてるわけですから経済を回すという考えに懐疑的で
ゆえに経済における合成の誤謬という言い方にも懐疑的ではあるんですけどね。
※いずれにしても、経済を回すという考えや言い方は社会全体に対して政府や経済学者が使う言葉で
個人が繁華街に繰り出して「経済を回そう!」なんて言い訳に使う言葉ではないんですよね(汗)
ちょっと脱線してしまった感じもありますが、
ワクチン接種を進めたい政府としてはそれによりいち早く経済活動を再開して
つまりには早く経済を回したい(経済界の支持と国民の支持率を揚げたい)のでしょうが
個人的にはこのまま数年経てばこれが部分的でもニューノーマルとして定着してくるのではとも思い
その方がその後の人類にとってはいいことなのではないのかという思いもありますから
少なくともボク個人としては強い必要性を感じない限りはワクチンを積極的に打つ気にはならないです。
もうひとつにはもちろん副反応の問題があります。
これも社会全体として確率論的にも副反応のマイナス面より社会的効果の方が遙かに上回るでしょう。
実際、今月中旬時点で日本人の0.7%がコロナ陽性になりそのうち1.8%ほどの人が亡くなってますが
ワクチンの副反応は0.02~0.04%で接種後の死亡率は0.0014%です。
※接種後の死亡は副反応によるものかどうか不明とされるものも含んだ数値です。
ただ、これらはあくまでも全体の確率であって、個人の確率(可能性)とは異なります。
陽性率は今後とも感染が拡大し続ければさらに高くなるわけですが
それでも引き籠り生活に近いような個人ならば桁違いに低い確率になっているはずです。
ボクみたいに人との接触が極端に少ない生活をしてる人にとっては百分の1以下とかでしょう。
となると陽性率は0.01%以下になって副反応の確率よりも低くなってしまいます。
ましてや、死亡確率となるとワクチンを打たずとも0.01%のうちの1.8%ですから0.0002%以下で
ワクチン接種後の死亡率よりはるかに低い確率になるわけです。
また、ワクチンの副反応が強く出るような人の場合は死亡確率はもっと高くなる可能性もあります。
これまた個人的には幼児期から今に至るまでアレルギー疾患とは常に付き合ってきた身ですから
副反応が強く出る体質である可能性もかなり高いと自負しております。いや、懸念しています。
もちろん、これらの数値はあくまでもイメージだけで科学的根拠は不明確なものですけどね。
また、インフルエンザワクチンと同じだよ、という声もありますが
ボクは自慢じゃないですけどインフルエンザワクチンは生まれてからこのかた一度も打ったことないです。
というか、子ども頃に集団接種で有無を言わさず打たれた予防接種以外にワクチン打ったことないです。
それに、ここ数年、いやもう何十年も病気で寝込んだことも熱出したことないし
頭痛や倦怠感や腕や脚が腫れたりしたこともまったくないですから(アトピーで痒いくらい)
例え死に至らなくても軽微な副反応でも好きこのんでなりたくはないです。
なお、何度も言いますがワクチン接種後の死亡には副反応によるものかどうか不明なものも含んでます。
また、ボクは何もワクチンが危険なものであると言いたいわけでもないですし
ましてや多くの人がワクチン接種をすることや政府が推進することに反対しているわけでもありません。
(ただ、他人を押し退けてでも我先に特権で接種しようとする人は醜いなと思いましたけどね。)
ただ、それでもワクチン接種直後に亡くなった方に対して「副反応とは見られない」という公式見解なのは
副反応と騒がれて接種控えにならないようにという考えなのでしょうけど
あまりに誠意が感じられないというか科学的な姿勢とも言い難くて不信感が高まりますね。
社会全体としてはそれでよくても亡くなった個人や遺族にとってはそれでは済まされない事実ですから。
また、もともと感染したら死亡に至った可能性がかなり高いような人だけが
ワクチンの副反応で亡くなってしまったというのならそれはそれで致し方ないとも思えるでしょうけど
ワクチン接種後ではアナフィラキシーや血栓症で亡くなる方が多いという事実からしても
肺炎等で亡くなる方が多いコロナ感染者とは同じメカニズムで重症化するとは言い切れないでしょう。
そして、なによりもコロナに感染して重症化して死んでしまうのと
それまでピンピンしていたのにワクチン打って急死してしまうのと
どちらが自分の中で受け入れられるのか、と問うた時、
これは個人によってその確率が同等ではないしまた個人の死生観にもよるでしょうが
上述のようにボクの場合は同程度の確率だろうしボク個人の死生観としては前者を選びたいです。
まっ、死んでしまえばどっちも一緒だし、そんなに死を恐れてもいないという死生観でもありますが(笑)
ということで、まだ暫くはワクチン接種を静観させていただく所存です。
なので、それまでは封書も開封せずに大切に保管しておきましょうかね。。。
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