明星チャルメラ「ワンカップ大関 まぜそば」!?を実食
今年1月に発売されたカップ麺のようなのでいまさら感がハンパないかと思いますが
発売後もほとんど見かけることがなかったのにこの時のペヤング大捜索の時に
ドンキで売っているのを発見したのでついでに買って来てしまったカップ麺です。
明星食品・明星「チャルメラ 兵庫 大関 酒粕香る豚旨しお まぜそば 酒粕入り液体ソース」です。
同時に「愛知 つけてみそかけてみそ ごま香るみそまぜそば」なんていうのも発売されてたようで
愛知県生まれのボクとしては「つけてみそかけてみそ」は自宅に常備している調味料の一つですが
それでもその甘くて濃厚な味噌味のまぜそばってかなり不気味な感じで
それ故に怖いモノ見たさ的な感じで一度食べてみたくもありますが、残念ながら発見できてません。
ちなみに、この大関は税別88円と在庫処分的な安売り状態でした。
それにしても、カップ麺と日本酒のコラボってのは今まで無かったんじゃないでしょうか。
日本酒に限らずアルコール飲料メーカーは無かったし、ボクの中にもその発想自体がありませんでした。
まぁ飲酒しながらカップ麺も食べますからおかしくはないですけどね。
そもそもこの商品はワンカップ大関の画像が描いてあって、「ワンカップ大関とは……兵庫県が誇る
カップ酒のパイオニア。1964年に発売されたロングセラー商品です。」なんて書いてありながら
日本酒そのものが使われているわけでなく以下のようなことが小さい字で但し書きされてます。
「ワンカップ」は大関の登録商標です。※本製品にはワンカップ大関(清酒)は入っておりません。
※本商品はワンカップ大関を製造する過程でできる酒粕を原料とした酒粕ペーストを
液体ソース中5%使用しています。酒粕ペースト由来によるアルコール分1食当たり0.1%未満
確かに大関株式会社では日本酒だけでなく酒粕を使った甘酒やかす汁の素などを商品化していますね。
ついでに、調べた大関のウンチクを披露しますと、
会社の創業は1711年で、この時の屋号は「大坂屋」。
「大関」の商標登録は1884年で、会社名を「大関」にしたのは1962年とのことです。
そして「大関」の由来は当時の相撲番付では「大関」が最高位だったからとのことと
大関→大出来ということにかけたからとのことです。
ただし、Wiki.には大関が横綱に次ぐ番付なので「更に上を目指す」意味だと書かれていますが
これはなんか怪しいですね。後付の理由というか今も大関の商標を使い続ける言い訳のような……
というわけで、作って食べてみましょう。
後入れの液体ソースの小袋がひとつだけ入っています。
乾燥具はあらかじめ麺といっしょに器の中に入っていて、熱湯3分で湯切りです。
見た目は極々普通のカップ焼きそばです。あっこれはまぜそばか。
酒粕の香りはかなり強めでアルコール分はないはずですがお酒に弱い人は匂いだけで酔っちゃうかも。
細縮れ麺はプクッとしたハリのある好ましい食感のものでソースの油分もあって麺肌もツルッとしてます。
味付けは酒粕っぽい甘味と旨味に微かな酸味が加わって油っぽいのにさっぱりしていて美味しいです。
具はキャベツと味付豚肉ということでまぜそばというより完全に焼きそばですけどバランスいいですね。
ワンカップ大関とか酒粕とか食べる前は相当にゲテモノ感があると警戒してましたけど
それが拍子抜けするくらいに普通に美味しいカップ焼きそばになっていました。
この商品がこれだけ美味しかったとなると、ひょっとしたら愛知・つけてみそかけてみそ味の方も
ゲテモノ味ではなかった可能性が高くて食べれていないのが悔しくなっちゃいましたな。
だからといって通販で箱買いするほどのものでもないし……
というか、大関はまだ通販で買えるけど愛知・みそは通販でももう買えないみたいだぎゃぁ(笑)
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