高崎シティギャラリーでフェラーリ木製モデルを鑑賞
電車で高崎まで行って麺紀行してきた主目的は、高崎シティギャラリーで開催中の
こちらのフェラーリの木製モデル展示を鑑賞することでした。
「Ferrari 木製モデラー 山田健二の世界」です。本日24日から30日までの展示となっています。
高崎シティギャラリー自体は8:30から開いているのですが
小一時間くらい見てから麺紀行して帰るつもりで10:40ごろに到着しました。
が、なんと初日である本日は午後1:00から開始だと。。。トホホ。
なのであちこち散策して、読書して、麺紀行して、また散歩して……からやっと入館しました。
あっ、そうそう、ここ高崎シティギャラリーは約4年前のこの時に来て以来ですね。
入り口で個人情報を記入して検温してから鑑賞開始です。新型コロナ禍ならではですね。
受付などやってるのはどうやら作者の家族ってな雰囲気です。
展示会場の全景はこんな感じで、青矢印の方が作者の山田健二氏のようです。
なにやら記者取材中のようで、ついつい盗み聞きみたいになってしまいましたが
この記者さんはモデルにもフェラーリにもまったく興味がないようで話が噛みあってませんでした(汗)
で、木製モデルとなっていたのでヒノキとかチークとか堅い木を使って削り出すのかと思ってましたが
なんとバルサで作っているとのことでした。
作者はこれを生業としているのではなく完全に趣味としてやっているらしく
それも誰かに教わってではなく定年退職してから自己流でやり始めたらしいです。
バルサを使って自己流で造形なんて、ボクが高校生の時作った宇宙戦艦ヤマトなどと一緒ですな(笑)
いやー、比べるのは失礼というほどレベルは高いですけどね。
もっともクルマの場合は薄く仕上げないといけない部分も多いからバルサで作るのは大変ですが。
でも堅い木から全部削り出して造形するとなると薄い部分を再現するのは不可能に近いかもね。
だからバルサで作るのはある意味で理にかなっている気もしますね。
どの作品も細部まで拘って作り込んでありますけど、それでもどこか素人的ないい意味の割り切りもあり
見ていて狂気の作品というところまで行ってないのがどこか親しみ易さを感じます。
それに、この展示会もなんとなく受付など家族ぐるみで開催している雰囲気も感じられて良かったです。
少しだけ作品を紹介しておきましょう。全部載せるともったいない気がしますから。
左:F-1の312T2 ニキ・ラウダのマシン
中:250GTO
右:365P なにこれ!前3席、中央が運転席です。2台だけのプロトですか。
製作途中のF40。確かにバルサで作ってあります、タイヤまでとは。
実はこの展示室の壁に掲げられた絵画、これも山田健二氏が描いたもので、その才能が素晴らしい!
いやはや、ボクには絵心がまるでないので羨ましいかぎりです。
それと、唯一フェラーリでないのが紛れ込んでますが、それがストラトスとは作者の趣味が分かりますね。
ちなみに、作者自身もフェラーリ328GTSのオーナーだそうです。
あっ、これは盗み聞きしたんではなくボクが直接会話した中で聞いた話です。
本日のおまけ画像
昨日、散歩中に伊勢崎市役所近くの自動車修理工場でみかけたフェラーリ。
こちらは308GTBですかね。328とはよく似てますけど。
ここの店は外にヤンチャ系改造車が多く置いてあるイメージでしたけど
この手のクルマも入庫してくるようなお店だったんですね。
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コメント
興味深い展示会ですね
観てみたいですね
行くとしたら今週末のみですね
他の所要もあるし、悩ましいところです
投稿: 五条銀吾 | 2021-06-24 22:28
>五条銀吾さん
全国から見に来てるというような展示会ではないですけど
無料にしてはなかなか見応えがありました。
もう少し遅い時間まで開館していると見に来やすいかもしれませんね。
投稿: JET | 2021-06-25 04:51