農心大盛りカップ焼きそば「ヤンニョムチキンラーメン」を実食
前々回のユッケジャン、そして前回のコムタンに続いて韓国製・農心のカップ麺となりますが
前々回はどんぶり型のラーメン、前回が縦型のラーメンだったのに対して
今回のは大きなどんぶり型のような縦型を太くしたような独特な形で湯切りする焼きそばになってます。
昨年秋に食べた同じく農心の「チャパグリ」に通じるような商品みたいですかね。
これも農心ジャパンが輸入しているのですがパッケージデザインとして日本語商品名はありません。
「ここまで開ける」とか「湯切り口」など必要事項は日本語表記されてますし
側面の原材料表示や調理方法、成分表示などもきちんと日本語表記されているのですが
肝心の商品名やいわゆる能書き・謳い文句のたぐいは一切日本語では書かれていません。
「チャパグリ」「ユッケジャン」「コムタン」など日本語(カタカナ)表記されてたのに不思議ですね。
NONGSHIM・農心の「ヤンニョムチキンラーメン」(側面のラベル表記より)ということのようです。
これもドン・キホーテで税別198円で買いました。
ハングル文字も読めませんし韓国語もチンプンカンプンなんですけど
「매콤달콤」「양념치킨」「큰사발면」と書いてありますね。
※と画像からこのハングル文字にするのも大変苦労しました。
カタカナ読みが分かっていればそれで検索してコピペできるんですが……
ハングル文字を構成する3つに分割して入力できるサイトを利用しました
「매콤달콤」は「甘辛い」の意味だそうで
「양념치킨」は「ヤンニョムチキン」で「ヤンニョム」は後で調べるとしてチキンはもちろん鶏で
「큰사발면」は「큰」が大きいで「사발면」がカップ麺ということだそうなので
通して日本語訳すれば「甘辛い ヤンニョムチキン 大盛カップ麺」ということになりますかね。
湯切りタイプなのでラーメンというより焼きそば・まぜそばになるんじゃないかとも思いますが。
で、ヤンニョムですがWiki.によれば「韓国料理における合わせ調味料の総称」だそうです。
日本で味噌味とか辛味噌味とかいうのと似たような感じで使わるのかな、幅広い味ですかね。
ただ、基本はやはりコチュジャンや唐辛子など使っていて辛いみたいですけど。
ヤンニョムチキンで韓国風甘辛フライドチキンってな感じにとらえればいいみたいです。
しかーし、農心のカップ麺は今までもさんざん商品名と原材料がリンクしないものばかりなので
これもきちんと原材料名をみないと本当にフライドチキン+ラーメンなのかは判断できません。
ちゃんと確認してみましょう。どれどれ……
かやくは「ピーナッツ、キャベツ、パセリ」ってこれまたチキンもなければ
チキンに似せたフェイク肉すらないんかい(呆)
まっ、ソースの中には「チキンエキス、、、ヤンニョムチキンソース……」なんて書いてありますが
フライドチキンじゃないし、それにヤンニョムチキンソースって原材料とは言わんだろうに。
まぁでも前回「コムタン」みたいに意外とそこそこ美味しいかも知れないので食べてみましょう。
後入れのソースとかやくの2つの小袋が入っています。ここもちゃんと日本語表記されてます。
キャベツなどの乾燥具はあらかじめ器に入ってますからかやくの小袋の中身はふりかけですかね。
熱湯入れて4分とやや長めの湯戻し時間で湯切りとなります。
湯切り口はパーシャルオープンなので簡単に湯切りできます。器の剛性は不足気味ですが。
完成です。さほど激辛には見えませんし匂いからも激辛感はないです。
麺は思ったより太くはないですがややベチョ・グチョとした食感のものです。
これも一度フライパンで軽く炒めたくなるような麺ですね。
麺よりもピーナッツのチクチク食感が印象的でそれ故にジャンク感は強いです。
味付けは確かに甘辛ですね。旨味はほとんどないけど甘さと辛さのバランスは良く
そこにケチャップの酸味が効いていて独特のジャンク感とさっぱり後味が同居してます。
というわけで、これまた不味くはないし独特の存在感もあるカップ麺ではありますが
商品名と中身・原材料がリンクしていないという点で腑に落ちないカップ麺でもありました。
せめて鶏肉っぽい具をなんらかの形で入れてくれれば納得もいくんですけどねぇ。
まぁでも、日本ではこういうことを言う(書き込む)人が多いから
日本のカップ麺は言い訳・但し書きだらけになるのかもしれないけど……(笑)
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