エースコック・やり過ぎ「濃厚たらこ味焼そば」を実食
もう1ヶ月以上も前に発売となっていたカップ麺ですので遅きに失した感もありますが
先日の「ねぎラー油」大捜索の時に買ってきたので食べてみました。
エースコック・ACeCOOKのEDGE驚き&やりすぎシリーズの
「濃厚たらこ味焼そば たらこ好きに朗報です 強めで濃いめのたらこ味焼そばです」です。
どこまでが商品名だかよく分かりませんが、パッケージにはこう書いてあります。
スーパーマーケットのフレッセイで税別238円とあまり値引き販売してませんでした。
まぁでもボクもたらこや明太子は大好きですから
そのたらこが“驚き&やりすぎ”入ってるならまぁこのくらいの値段でも不満はないですし
(上の写真では分かりづらいですが)器も大きくて大盛りっぽいので期待が持てますかね。
早速、作って食べてみましょう。
後入れ調味たれと後入れかやくと2つの別添袋が入っています。それ以外の具はありません。
“焼そば”となっているのにソースではなく調味たれと書いてあるのはちょっと違和感ですかね。
そもそも、エースコックのこのタッパの深い丸型の器は“まぜそば”用かと思ってたんですが……
そう、あのドまずかった「ど・みそまぜそば」を思い出しましたよ。
中の麺は大盛りでもなんでもなく横の隙間が大きく開いていて高さ方向にも余裕がいっぱいです。
だから搬送時に麺が動きまくるからなのか切れ端のような麺がいっぱい見えてます。
調べてみると麺量はたったの90gですからペヤングと同レベルで普通盛りですね。
それなのに、必要なお湯の量は680mlと大量が要求されてます。
U.F.O.のように器の口径いっぱいの平たい麺の塊にすればこんなに大量のお湯は必要ないでしょう。
そして、熱湯5分で湯切りと長いのですが、その湯切りも器の剛性不足でかつツバ部分が小さいので
非常にやりづらくてかつ危険です。
エースコックの焼きそばには普通の四角の器があるのですから
どうしてこのような不合理で危険で無駄にでかい器を使うのか合点がいかないですね。
まさか大盛りに勘違いさせようとかEDGE感を醸し出そうとか企んでいるのではないでしょうが……
大量のたらこ加工品をかけると完成です。一面ピンクというか水を含んだところは真っ赤ですね。
調味たれをかけた時点でたらこらしい魚介の香りも立ちこめてますし。
ただ、本当はこれが完成ではなく、「よくまぜ合わせて」と書いてあるので……
あれれ、たらこのやり過ぎ感がどこかに消えていってしまいました。
けっして麺の下に隠したとかじゃないですよ。
一平ちゃん「たらこ味」のように魚介練り製品などのたらこの塊モドキを使ってれば
見た目にもたらこ感が薄まらずに済んだのですけどね。
食べてみると、麺はほぼ丸断面で縮れの少ない中太のものです。
弾力感があるのは悪くはないですけど縦方向にゴムのようによく伸びます。
たらこのせいか たれのせいか麺がダマになりやすく啜ろうとしてもビヨーンと伸びるだけ。
昔のU.F.O.のような麺でガッカリです。
肝心の味付けは確かに濃厚とも言えますが、それより明確に甘いです。
後でググるとたらこの塩味が強いというレビューがありましたけど
個人的には塩味より圧倒的に甘ったるかったです。
原材料表示を見ても植物油脂の次に糖類とあり、ずーと後のブービーに食塩と書いてあります。
そして、成分表示でも食塩相当量は4.6gなので塩味のカップ焼きそばとしては少なめです。
一方で炭水化物は68.0gなので麺量90gなのに糖質多めです。
なので個人的に塩味は少なめで逆に甘いと感じた自分の舌は間違ってないと思ってます。
たらこ自体の濃厚さではなく糖質と油と香りで濃厚さを演出していると感じました。
たらこ加工品かやくの食感は感じとれますが、プチプチとした粒感があるわけでもなく
またそれが大量にあってたらこを堪能するまでではないので、
麺の量も含めて完全に肩透かしを食らってしまったカップ焼きそばです。残念です。
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