韓国製カップ麺「ホットタッカルビ」と「チーズタッカルビ」

 
ずいぶん前にディスカウント酒屋の「酒のやまや」で見つけて買ってみた韓国製カップ麺です。
paldo Fun&Yumの韓国風焼きそば ちょ～辛旨
「ホットタッカルビcup」(左)と「チーズタッカルビcup」(右)。それぞれ税別１５８円

韓国製カップ麺というと辛ラーメンで有名な農心、そこが出しているチャパグリを以前に食べたし
大象・宗家のキムチラーメンを食べたことがありますが、
はたしてこれらはどんな味になっているのでしょうかねぇ。

ところで、paldo Fun&Yum ってなメーカー名だと思ったら
どうやら paldo（パルド、八道）という社名で日本のヤクルト本社の関連企業から分社化したようです。
じゃぁ、Fun&Yum ってなんぞやと“Yum”を調べてもコンピュータのLinuxのコマンドというだけですが
どうやらyum-yumで“美味しい”のようなのでFun&Yumは“楽しく美味しい”的な意味合いですかね。

日本企業の血筋を引いているからというわけでもないでしょうがパッケージは日本語表記になってます。
ただ、輸入業者はｼｬｲﾝ･ｵﾘｴﾝﾀﾙ･ﾄﾚｰﾃﾞｨﾝｸﾞ輸入ということでヤクルトとは関係ないようです。

それと、ボクは韓国料理にも明るくない（韓流なんちゃらも全く興味ない）ので
タッカルビがどんなものなのかも分かってませんから調べてみました。
“タッ”が鶏で“カルビ”があばら骨の意味で鶏肉と野菜の焼肉料理のことだそうです。
甘辛の味付けでそこに麺を入れたりチーズのトッピングをしたりするそうで
それがこのカップ麺になっていると解釈すればいいんでしょうね。

なんとなく激辛かもと警戒しつつもホットタッカルビから食べてみましょう。
 
後入れの液体ソースの1袋のみが入っています。具はありません。
カップ焼きそばなので湯切りが必要なんですが
日本のほとんどのメーカーのようなパーシャルオープンの湯切り口ではなく
蓋の端を箸などで突き刺して湯切り孔を開ける形になっています。
蓋の端を少しだけめくるようなインドネシア製カップ麺などよりは湯切りはしやすいですが
手間はかかるし縦型で湯切りもしにくいのであまり褒められたものではありませんな。
湯戻し時間は３分と普通です。

 
完成です。
辛いです。食べられないほどの辛さではないけどトゲトゲしい痛辛さがあります。
しかし、甘さもあり、そう旨味というより甘くて甘辛で、甘さと辛さが交互に襲ってきます。
麺は細くてグチョーとした食感。ちょっと閉口。

次はチーズタッカルビを食べてみましょう。
 
こちらは後入れの液体ソースに加えて後入れの粉チーズの２袋が入っています。
湯切りシステムは同様で熱湯３分で湯切りなのも同様です。

 
粉チーズは大量でチーズの匂いもかなり強烈です。よく混ぜて完成です。
特に辛くはないですね。チーズが緩和している分もあるとは思いますが。
麺は同じかなと思うけどチーズによって麺がだまになりやすく塊でグチョグチョの食感となり
何を食べているのか分からなくなるくらい最悪の食感でさらに閉口です。

こりゃぁNo Fun & No Yum、つまり不愉快で不味い、ですね。
ちなみに内容量７０ｇ,３００ｋｃａｌ以下と量的にも全然満足できないものでした。
なので２つ続けざまに食べたのですが不愉快だけ２倍になってしまいました。