ファミマの「ガパオライス&ミーゴレン」を食べてみた
ふと気付くとdポイントの一部の失効期限が迫っていたので昨日のことになりますが
ファミリーマートに行ってランチお惣菜とか適当に買ってきました。
「ガパオライス&ミーゴレン風焼きそば 大豆ミート使用」税込498円です。
ガパオライスはタイ料理でミーゴレンはインドネシア(+マレーシア、シンガポール)料理なので
この商品はさしずめ東南アジア諸国連合(ASEAN?)料理ってな感じなのでしょうか。
ボクは東南アジアへは行ったことがないですし日本でもタイやインドネシア料理専門店で
ガパオライスやミーゴレンを食べたことはないので本場の味というものを知らないのですが、
カップ麺としてなら最近でもタイ製ガパオヌードルやインドネシア製ミーゴレンを食べているので
なんとなくならイメージできるくらいにはなってきています。
そんな感じだったらこそこのお惣菜にも手を出してみたというところですけどね。
とはいえ、ガパオライスのガパオとはシソ科のホーリーバジルというハーブのことなので
正確に言えば料理名ではないわけで、材料や調理方法には色々とバリエーションがあるわけです。
でも、よくあるのは鶏肉などとパプリカなどの野菜を炒めてオイスターソースやナンプラーで味付けし
ライスに載せて、さらに目玉焼きをトッピングするというのが一般的なようです。
一方のミーゴレンはそれ自体が炒めた麺という意味なのでミーゴレン風焼きそばって表現は重言ですが
まぁやや甘めの味付けというのが特徴みたいですかね。
具材などは特に定番というものはないようですがネットで画像検索する限りは
エビなどの海鮮の具が多いようであとはこちらも目玉焼きのトッピングが多いイメージです。
では、自宅の電子レンジで500W、3分加熱してから食べてみましょう。
ガパオライスはライスに炒めた具材が載っているのではなくライスはライスだけで別の盛られていて
その上に少しだけ茶色と緑色のものがふりかけてあります。
ライスはタイ米(インディカ米)ではなくて国産のジャポニカ米のようです。
ピンクの矢印の部分にあるのがガパオライスに載せるべき具材ということですかね。
おそらくこれが大豆でできているフェイクミートだと思います。
大豆ミートにしているのがベジタリアン向けなのか安くできるのかなど不明ですが
卵や魚醤は使っているのでヴィーガン向けでもないでしょうし
鶏肉は不健康で大豆ミートが健康というほどのものでもないので謎ですけどね。
ただ、食べてみて特に大豆ミートだから不味いとか食感が悪いということもなかったですけど。
この大豆ミートのそぼろ炒めの中にガパオ所以のバジルが入っているようですが
それがホーリーバジルなのか日本での代用となるスウィートバジルなのかはボクには判別不能で
そもそもバジルの香りや味もほぼ感じ取ることができずに食べ終ってしまいました。
ライスと組み合わせて食べることを考えるともう少し風味も強めの味付けが良いかなと感じます。
というか、そぼろ炒めの量に対してライスだけが不釣り合いに多いという印象ですね。
ライスと大豆ミートそぼろ炒めの間にある茹で卵のスライスはおそらく目玉焼きの代わりで
ガパオライスとミーゴレン共通のトッピングということになるのだと解釈しました。
黄色の矢印で示した茹で卵の端のひとかけらが逸れて載っているのは愛嬌ですかね(笑)
で、ここまででなんとなく予想できることですが、ミーゴレンは……
これっぽっちの全体の4分の1にも満たない量しかありませんでした。
昨年末食べたファミマの「特盛 たこ焼き&焼そば」に比べればまだマシとも言えますが
麺好きのボクとしては、これまた騙された感&裏切られた感が非常に強いですね。
確かに商品名ロゴでも「ミーゴレン風焼きそば」の方が小さなフォントで書かれてますが
だからといって1.5倍から2倍もの違いがあるわけでもないですからねぇ。
食べてみると自然な甘味の中に複雑な旨味が味わえるし麺の食感もそこそこ良いですし
海鮮具は赤矢印の小さな干しエビしかないですけどモヤシ含めて味付けは美味しいです。
美味しいが故にそれがこれっぽっちしかないというのは余計に悔しい気持ちになりますね。
全体的に、なぜこんなにミーゴレン(麺)が少ないのか、なぜこんなにライスばかり多いのか、
なぜ大豆ミートを使っているのか……謎だらけ不満だらけ騙された感だらけ不満だらけな一皿でした。
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