高額なのに具なしのカップ麺「一蘭」をいまさら実食
一時期Webニュースなどで話題となっていた、500円近い高額なのに具が一切ない
カップ麺「一蘭」が即完売して再発売後も入手困難が続いてたとのことでしたが
意地でも食べたいというほどでもなかったのでそのまま忘却していたのですが、
先日、近所のスーパー・ベルクでワゴンセールしているのに遭遇してしまいました。
さすがに値引き販売していませんでしたが、以前に500円超のカップ麺も食べた身としては
高額だからと食べてみない理由もなくなってしまっているので
物は試しということで買って食べてみることにしました。
株式会社一蘭販売、エースコック製造の「秘伝のたれ付!一蘭とんこつ」、490円です。
一蘭が販売といっても大手のエースコックで大量製造して流通も通常カップ麺とほぼ同じでしょうから
いくら原材料や製法にこだわりがあったとしてもやはりこの値段は高過ぎというのが第一印象です。
しかも、具が一切ないというんですから。
その具無しの理由は蓋に次のように書かれています。
あえて具材は入れておりません。
それはラーメン本来の純粋な味わいを
楽しんでいただくため。麺・スープ・秘伝の
たれが作り出す美味しさに、ただひたすら
に向き合える一杯です。
おぉ!というより、だったら実店舗で出しているラーメンは純粋に味わえないのかよーと
揚げ足取りとは認識しつつも天邪鬼のボクは揶揄したくなりますな。
正直にインスタント・カップ麺ではお店で出すようなチャーシューは絶対に無理なので
潔く具なしにしましたと言われた方が、個人的にはおぉ!さすが、と思えるんですけどね。
それとも、あえてというより、ワザと“具なし”を強調して話題性を高めるあざとい戦略なのかも(笑)
とすると、490円という高額さもワザと釣り上げているものなのかもしれないですね。
まぁ、それを買ってしまったのでボクはまんまとその戦略にハマった一人なんでしょうけど(汗)
ちなみに、この商品は今年の2月15日発売してすぐに完売、3月11日に再発売されたものです。
後入れの粉末スープA、液体スープB、秘伝のたれCの3つの小袋入りです。
粉末スープと液体スープもしくは調味油というWスープのカップ麺では
粉末スープは先入れのことが多いので間違えないようにしないといけませんね。
ノンフライ麺ということもあり湯戻し時間は4分とやや長めになっています。
スープを混ぜ合せた後に秘伝のたれを真ん中に載せてパッケージ絵のように狙ったのですが
どんどんと沈んでいってしまい、なんとも貧相な見た目になってしまいました。
この後よーく掻き混ぜたら全体に薄いピンクのスープになってそちらの方が映えたかな。
ちなみに、その秘伝のたれは「お好みに合わせて調整」と書いてありましたけど
初めて食べるのにお好みも何もないので全部入れました。それが標準の味でしょうから。
麺は少し四角っぽいけど丸に近い断面の細麺でストレートに近いけど少しウェーブしています。
いわゆるパッツンとした硬い麺とは違いますがカップ麺ではそれに近いイメージの麺で
ちゃんとコシも感じるし小麦の甘味もしっかり感じられる麺となっています。
よく噛むと少しネチョつく食感になってくるけどその分甘味は増す感じで良いですね。
ただ、毛細管現象でスープを吸い上げて絡むというストレート麺らしさはないので
スープとの絡みはやや弱いようです。
それでもスープの味は濃厚なので麺との味のバランスはうまく保たれている感じですし
だからといってスープだけ飲んでもくどいと感じるほどではなく美味しく飲めます。
そのスープは濃厚とんこつですけど臭みはないしオイリーさもほどほどで複雑な旨味があります。
両側のほっぺたの内側に旨味を強く感じてその後に酸味と苦味がずーと残るような味です。
それとともに秘伝のたれの辛味がそこそこ主張していて舌の上がずーとヒリヒリしてます。
激辛ではないけどもう少し辛さを抑えた方がスープと麺を純粋に味わうには向いているかな。
と、さすがに麺もスープもなかなかハイレベルでこのくらいの値段でも大きな不満はないですが
ただ、麺が60gとやや少なめなことと、それに対してスープの量が無駄に多いのが気になります。
佐野ラーメンのようにあっさりしたスープが大量にあるのはいいんですけど
こちらは旨味凝縮の濃厚とんこつスープなので麺とのバランスで言えば少量でいいんですよね。
実店舗の一蘭に行ったことはないけど画像を見るとそのどんぶりの形は
側面から見てシュッとした切立丼(きったちどん)に近いもののようですが
このカップ麺ではボテッとした高台丼(こうだいどん)のような形になってます。
インスタント麺の形状やそれを湯戻しすることを考えればこうならざるを得ないのは分かりますが
やはりどうしても無駄にスープの量が多くなってしまうのは致し方ないのでしょうね。
であったとしても、麺の量はケチらずにもう少し多めにして欲しかったですね。
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