イトメン「わかめ醤油味」「キャベツ塩味」らぁめんを実食
スーパー・ベイシアで一気買いした関西以西メーカーのカップ麺ですが
今回は兵庫県たつの市にあるイトメンというメーカーのカップ麺から2つを紹介します。
左:イトメン・麺喰亭「わかめ醤油味らぁめん すっきりしょうゆ味」税込105円
右:イトメン・麺喰亭「キャベツ塩味らぁめん あっさり塩味」税込127円です。
同じシリーズで似たような構成のカップ麺なのに値段に違いがあるのも謎ですね。
イトメンは創業者が伊藤さんなのでイトメンなんですね。狩野英考の僕イケメンではないですね。
でも、なんと日本で2番目(1番は日清食品)に袋麺を作ったメーカーなんだそうです。
それなのに全国的には全然知名度がないということでメーカー自ら
「残念なイトメン応援キャンペーン」ってのをやるくらい自虐的で面白い企業みたいです(笑)
まぁ、ボクも今回はじめてイトメンという名前を知ったくらいですからねぇ。
兵庫県たつの市も知りませんでしたけど、そうめんの揖保乃糸で有名なところでしたか(汗)
さて、まずはわかめ醤油から食べてみましょう。
シンプルに先入れの乾燥かやくと粉末スープの2つの小袋の構成で
湯戻し時間は3分と標準的で、至ってありきたりのカップ麺のようです。
さすがにわかめは増えるので具だくさんに見えますが
エースコックのわかめ7倍と比べるべくもなく他のわかめラーメンと似たような感じです。
ただ、わかめの他コーン、ごまという組み合わせはやはりエースコックの2番煎じな印象も……
平たく細い、というかペラペラに薄くて縮れも強めの麺で、やや柔らかめとなってます。
ただ柔らかいわりにはクテンとならずにフワフワした優しいコシ感のあるものです。
と感じたのは最初のうちだけで、食べ進めるとどんどんとブヨンといた食感になって
最後の方はヘナヘナ・ブヨブヨの麺になってしまいました。
後入れの調味油など湯戻しを止めるものがないからなのか分かりませんが
これだけ食べ始めと食べ終りに差がでるカップ麺も珍しいなと思います。
もっとも、この変化を楽しめる人には良いかもしれないですけど……
スープは非常にすっきり・あっさりした味付けで若干物足りなさも覚えるくらいだけど
優しい定番の味と肯定的に捉えることもできなくもないです。
個人的にはちょっとごま油を垂らしたらかなり美味くなるかなと思います。
そう、具にごま粒がけっこう入ってるけど味や香りにはあまり貢献してない感じなのです。
次はキャベツ塩です。
カップ焼きそばだとペヤング・マシマシキャベツでなくともキャベツは定番の具材ですけど
カップラーメンとなるとキャベツを前面に出した商品となると珍しい部類に入りますね。
ずいぶん前のこちらのキャベツ富士盛りくらいですかね、食べたことがあるのは。
こちらも先入れ乾燥かやくと粉末スープのシンプルな2袋の構成です。
そして、湯戻し時間も3分とこちらも普通です。
乾燥かやくの量からしたらもっと具だくさんになるかと思いきや少し拍子抜けの見た目です。
麺はたぶん上のわかめ醤油と同じだと思われます。
つまり、食べ始めと食べ終りで麺の食感の変化が激しいです。
スープもわかめ醤油と似たようで非常にすっきり・あっさり味です。
商品パッケージでもすっきり味・あっさり味を謳っているのでその通りなんですけどね。
ただ、すっきり味とあっさり味の違いはボクにはよく分かりませんけど……
それでも、トゲのある塩辛さはなくキャベツの甘味らしさも感じられるしじんわり旨味がきます。
できればもう少しキャベツの具が多いと嬉しいんですけどね。
というわけで、このイトメンの2商品は共通性が感じられるものでしたが
個人的にはキャベツ塩味の方が美味しくいただけました。
けどキャベツ塩味の方が価格は高かったからコスパとしてはどっちもどっちかな。
もっとも、麺の食感変化が好みではなくどちらも残念だったというのが正直なところです。
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