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高額いぶりがっこラーメンと999メーテル缶ビール

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散歩途中に何気なく伊勢崎駅構内にあるニューデイズ(NewDays)ミニに寄ったら
面白そうなカップ麺が目に留まったので、ホイッとカード払いで買ってみました。
後でレシート確認したらなんと税込540円もする驚きの高額カップ麺でした。
秋田の名産『いぶりがっこ』の風味豊かな醤油味ラーメン
 IBURI GACCO 秋田・湯沢いぶりがっこラーメン」です。

この商品は販売者が有限会社伊藤漬物本舗で製造者が株式会社神室のめぐみとなっています。
どちらも今まで聞いたことがない、おそらくマイナーな会社なんでしょうかねぇ。
まずはそこからちょっと調べてみましょう。

“有限会社伊藤漬物本舗”とググると続いて“火事”と検索候補が表示されます。
どうやら数年前に火事で店舗が全焼してしまったようです。
まぁ、それはさておき、どうやらこの商品の企画・発案はこの伊藤漬物本舗のようです。
漬物屋さんですから いぶりがっこというのは自然な発想ですよね。

ただ、その伊藤漬物本舗でこのカップ麺を売っているのかというとどうもそこが怪しくて
むしろ道の駅・おがち(秋田県湯沢市)で販売しているというのが確実なところのようです。

一方、製造者の神室のめぐみですが、失礼ながら最初は神のめぐみだと読み間違えていました。
そこはさすがグーグルさん、直ちに神室のめぐみと訂正して検索してくれますね。
神室=カムロと読むんですね。神室山もしくは神室連峰があるのでそのめぐみという意味でしょう。

この神室のめぐみという会社は、稲庭うどんやそうめんなどの乾麺および一部袋麺を
作っているようですがカップ麺製造はこの商品以外にはなさそうです。
そして、面白いのは元々は雄勝セラミック株式会社という積層セラミックコンデンサなどを製造していて
TDKなどにも納品している電子部品製造メーカーなのに多角化なのか乾麺製造もしていて
その部門が分社化して今の神室のめぐみという会社になったということです。
勝手なイメージだと品質というか精度は高そうですな(笑)

 

ちなみに、“いぶりがっこ”とは、ボクも数年前のこの時に知っただけで詳しくないのですが
秋田名物の大根を燻して米糠に漬けた漬物のことですね。
ですから、この商品はそのいぶりがっこを使ったラーメンという理解でよいでしょう。
そして、伊藤漬物本舗も神室のめぐみも秋田県湯沢市の会社ですから
ローカルで団結して発信している商品ということでもあるのでしょう。
故に割高となってしまっているのは仕方ないと考えることもできますかね。

そんな商品が何故に群馬の駅中のコンビニに売っているのか謎でもありましたが
その謎の解明は食べてからにすることにしましょう。

 

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先入れのいぶりがっこパウダー、乾燥かやく(ネギ)、後入れの液体スープ
そして後載せのいぶりがっこの真空パックの4つの小袋入りです。
何も書かれていない小袋があるので作り方は少々面食らいます。

麺はノンフライタイプでこちらもビニール袋に入っていて今はなきとかち麺工房を彷彿させてくれます。
それに蓋がプラスチック製なのもとかち麺工房を思い出すところです。
湯戻し時間は4分と油揚げ麺よりやや長めですがノンフライ麺としてはやや短めとなっています。

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「いぶりがっこはお好みで載せてください」と書いてありましたけど
この商品を買って いぶりがっこを捨てたり別々で食べるなんてことはあり得ないでしょう(笑)
けど、正直言ってとても500円以上するようなカップ麺には見えませんね(汗)
ただ、澄んだ綺麗な飴色のスープは上品に映りますしいぶりがっこの香りもいい感じです。

平打ち細麺でほとんど縮れのないストレートに近く硬めの食感の麺です。
一本一本の歯応えとしては硬めですけど啜る全体としてはしなやかなコシ感のあるもので
小麦の風味はあまり強くないものの今まであまり感じたことのない新しい味わいのものです。

スープの味付けは非常にさっぱりあっさりしていながらもほのかに甘く旨味があります。
麺もそれほどスープに絡むという感じでもないですが、それでも薄味で物足りないほどではありません。

しかし! というのは、実は本来の味わいではなかったようです。
先入れのいぶりがっこパウダー、単なる粉末スープでお湯に溶けて味付けするのだと勘違いしてました。
そうではなく、水分を含んで膨らんで具の一部になるとともにスープの一部にもなるというもので
それがスープの下の方に溜まってしまうというものだったのです。

レンゲで底を漁って掻き混ぜるると澄んだスープは白濁し
その状態ではいぶりがっこの燻製の香りが際立ち旨味も際立ちとてもあっさりな味ではなくなります。
ただ、あっという間にスープは澄み渡りまた元のあっさり味に戻ってしまいます。
なので恒にスープを掻き混ぜながら食べ進める必要があると言えます。
そのことに気づいたのはあらかた麺を食べ終えてしまった後だったのが悔やまれます。

とは言え、この濃厚な旨味とあっさり味を行ったり来たりしながらスープを味わうのは面白い感覚です。
いぶりがっこパウダーが膨らんだ細かな粒々も魚粉のような砂っぽさはないので
最後まで美味しくいただくことができました。
もちろん、塊のいぶりがっこの具もコリコリと美味しくいただけました。

 

さすがに500円超えですから幾つも買い置きしておきたいというカップ麺ではありませんが
他では味わえない唯一無二のレアモノというか物珍しさも含めて納得の一杯という感想です。

さて、こんなレアモノのカップ麺がどうして群馬の駅中の小さなコンビニに売っていたのか、
ブログ記事にするならそこも明らかにしておこうということで調べてみました。

どうやら、東日本大震災後10年ということで「東北を応援!エキナカグルメフェア」というのを
4月20日~5月10日までで開催中で、その一環で販売しているということのようです。
このフェアでは他にもいぶりがっこチーズおにぎりとか仙台味噌焼おにぎりなどもあるようで
さらに「銀河鉄道999メーテルのヴァイツェン」という魅惑の缶ビールがあることも発見です。

こりゃぁ是非ともゲットせねばと居ても立ってもいられずニューデイズミニに行ってみました。
が、そこにはありませんでしたorz 
売切れちゃったのかなと女性店員さんに尋ねてみると……
「あぁ、アサヒのなんとかというのはすぐ売り切れちゃうんだよね」と。
いやーそれは「生ジョッキ缶」のことでしょ、と会話が噛みあいませんでした(呆)

いぶりがっこラーメンは4月21日に買っていたのにしばらく寝かしてしまってたんですよね。
もっと早く食べて、もっと早く記事に着手していれば、メーテルビールも売り切れ前に買えたかも……
と、失意のまま、いちおうそのメーテルビールのことを調べていると通販なら確実に買えそうですが
なんと今ならローソンで販売しているというではないですか!

 

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というわけで、ローソンを2店ハシゴして3本も買って来ちゃいました(汗)
税込358円/本ですからこれまたけっして割安のものではないですね。
ただコレ、1本飲んでみましたけど、ほろ苦くてめちゃウマです。
とあまりビールの美味しさを伝えるだけの語彙を持っていないのであれこれ書けませんが……

ところで、このビールは製造がヘリオス酒造となっています。
調べてみると、泡盛の「くら」とか「轟」とかを作っているところですね。
最近はあまり泡盛を飲みませんがひと頃はそれらをよく飲んでました。
しかし、泡盛など作っているのですからヘリオス酒造は沖縄の会社です。

むむっ、沖縄の会社なのになんで「東北を応援フェア」なの???との疑問が持ち上がります。
どうやらヘリオス酒造には岩手県に沢内醸造所を持っていてこのビールはそこで作っているようです。
しかも、この沢内醸造所は元は「銀河高原ビール」を作っていた会社のものだったのを
ヘリオス醸造が買い取ったものだということだそうです。
ただ、「銀河高原ビール」もなくなったわけでもなさそうなのでいろいろ複雑みたいですが。

それにしても、なんで銀河鉄道999なの?というのも謎だし引っ掛かります。
松本零士の生まれは愛媛県ですから沖縄とも岩手とも接点はないですし……
どうやら、「銀河鉄道999」の松本零士ではなく「銀河鉄道の夜」の宮沢賢治が岩手出身とのことで
その「銀河鉄道」つながりということみたいですね。

そりゃぁ松本零士の「銀河鉄道999」も「銀河鉄道の夜」にインスパイアされたのでしょうけど
宮沢賢治の出身からメーテルに繋げちゃうのはちょっと強引で無理があるんじゃないの
というのが正直な意見ですかね。

 

まっでも、メーテルは素敵だし、ビールは美味しいし、機械の身体は要らないのでこれで幸せかな(笑)

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