遠距離クルマ通勤はいろいろ弊害をもたらした(後編)
前回記事でこれから本論というところで終わってしまったので
今回はちゃんと本論というかオチをつけるところまで書きましょう。
といってもお笑いのオチではありませんが。
さて、2000年に会社都合で勤務地が変更となり
それまで片道7km、20分ほどから片道35km、1時間ほどのクルマ通勤となり
通勤時間を短くしようとかなりぶっ飛ばして走っていたらネズミ取りに引っ掛かってしまい、
それを機にエコ運転を楽しみつつ英会話リスニングで通勤時間を有意義に活用する方向にした
なんてことを前回記事に書きました。
あはは、このように簡潔に書けばものの数行で済んだのに、前回は長々と書いていたわけですなorz
で、ここから本題のそれによる弊害の話となります。
ただし、エコ運転は安全を犠牲にしたものではなくむしろ安全にとってもメリットありますし
財布にも地球環境(?)にも良いものなので、弊害と言えるものはなかったです。
これによってよりいっそう繊細なドライビングテクニックが身に付いたとも言えますしね。
問題は英会話リスニングの方でした。
僅かながらでも英会話能力も上がったはずなのでそこは悪いことではぜんぜん無かったんですが
これは失敗というか、ちょっと注意が必要だったんですよ。
英会話リスニングといってもただ運転していながら英会話を聞き流していたわけではなく
CDの内容に合わせて(うるさい軽自動車の車内なので)大声で喋っていたのですが
そうするとどうしても喉や口の中がカラカラに渇いてしまうので
アメちゃんを舐めながら喋り続けていたんです。
飲み物にしておけば良かったんですが運転中に飲むのは面倒ですしトイレが近くなるのも嫌でしたから。
いちおうノンシュガーのアメなどを選んでいましたけど口内環境としては最悪ですよね。
出社したら、帰宅したらすぐに歯磨きするとか対策しておけば良かったのでしょうけど
ランチ後だって歯磨きするのが面倒(キシリトールガムだけ)という性格ですからそんなことしないし
そもそもそんなに気にかけていたら毎朝・毎夜アメなんか舐め続けないですからね。
そして、あっという間に虫歯になって痛くてたまらなくなってしまいました(憐)
さらに、負の連鎖は続きます。
そこで、久しぶりに歯科医院に行かなくちゃということになり
その10年ほど前に通っていたのは本工場近くの歯科医院だったのですがそこは不便なので
自宅(その時は大泉町のアパート)の近くでSKCとの通勤途中に寄りやすい場所にある
とにかく夜遅くまで開いている歯科医院を見つけてそこに通うことにしました。
当時はそれなりに長時間残業してましたし、それに長距離通勤時間ということで
なかなか歯科医院に通う時間もとれない感じだったのでともかく遅くまで開いているのが第一条件でした。
今になって考えれば、歯科医院に通う時は定時退社やフレックス早退すれば良かっただけのことですが
当時はクソ真面目に仕事優先脳でそのような判断をしてしまっていたのでしょう。
そして、その歯科医院が最悪のやぶ医者だったんですね。
最初は痛くなった虫歯だけ治療してもらうつもりだったのですが
この歯もダメ、この歯もダメといわれで次々に神経を抜かれていきました。
まぁ実際に本当にダメになっていたのかも分かりませんのでこればっかりはなんとも言えませんし
そんなに何本も一気に酷い虫歯まで進行してしまっていたとしたらアメちゃん恐るべしですけどね。
ただ、やはり今思うと極力神経抜くのは避けたいという意識はその歯医者からは感じませんでした。
決定的だったのは、被せモノを付けた時に非常に痛みがあってその時から何度も痛みを訴え続けたのに
「慣れれば大丈夫ですよ」と軽く流され続けたのでさすがにこりゃダメだな見切りをつけて、
先輩から奨められた歯科医院に乗り換えることにしました。
そこは夜遅くまで開いてはいなかったのですが土日開いていたので通いやすかったです。
ただ、その医院では当初はドクターショッピングみたいになるから治療はできないの一点張りでした。
それでもしつこく痛みが続いて困っていることを泣きつくように訴えて
では診るだけ診ましょうということで診てもらったら……
「こりゃぁ酷い、被せモノが歯茎を噛み込んでいますよ、痛いはずです。辛かったでしょう」と言われ
元の医院に差し戻してもダメだなこりゃとなったのでしょう、ちゃんと治療してくれました。
さらに、元の医院で治療した別の歯でも2つの歯をひと繋がりの被せモノで作っていたりと
呆れられる酷い治療痕が見つかってそれらも含めて何本もの歯のやり直し治療となってしまいました。
おそらく、元の医院を訴えていたら再治療費と精神的損害として幾らかは請求できたでしょうが
そこに心労費やすのも面倒だったのでそのままとしてしまいましたけどね。
ということで、新しい歯科医院で虫歯治療も終わり、またアメ舐めも已めて
それ以来は新しく虫歯になることもなくなりました。
それでもやはり虫歯になった歯、さらには神経抜いてしまった歯はもう元には戻りませんからね。
会社都合の遠距離クルマ通勤が発端となったとはいえ、でもこうなったのは自業自得ですから。。。
あと、もうひとつ遠距離クルマ通勤がもちらした弊害があります。
こちらは単純に通勤時間で取られる分を睡眠時間を短くしてやろうとしてしまったことです。
3時間睡眠(+昼休みの10分ほどの昼寝)に挑戦したこともありましたけど
これはさすがに日中も眠くて長続きしませんでした。
それでも、この頃は4時間半睡眠(+数分間の昼寝)という生活リズムになってました。
まぁこれだとそれほど睡眠不足感はなく身体も特に不調でもなかったので弊害はなかったのですが
それでもこの記事で書いたように居眠り運転事故を起こしちゃったので言いわけできませんわな。
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