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カルディで買ったタイ製ガパオヌードル(カップ麺)を実食

先日、といっとももう結構経ってますけど、カルディ珈琲ファーム@スマーク伊勢崎へ行った時に
上海焼きそばと一緒に買ってきた謎めいたタイ製のカップ焼きそば、149円です。

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タイ語は文字もまるっきり読めないので何が書いてあるかも分かりませんが
日本語表記になっているところも多いので、
「タイプレジデント ガパオヌードル(ガパオ焼きそば)」だと認識しました。

輸入業者は株式会社オーバーシーズとなっていますが製造者などよくわかりません。
調べてみると、タイプレジデントフーズ社という会社がタイにあって
ママーというブランドを展開していて、タイでのカップ麺では最大手とのことです。

ややこしいのは、そのタイプレジデントフーズ社は日清食品ホールディングスと関係があり
でも日本でマ・マーと言えば日清フーズ(日清製粉グループ)のパスタなどのブランドです。
もちろん、日清食品と日清製粉はまったく関係のない別々の企業ですからねぇ。

タイ語でママーというとインスタント麺のことを意味するらしいのですが
これはこのタイプレジデントフーズ社のママー・ブランドが一般名詞化した結果のようで
この由来は……よく分かりませんが、ホッチキスみたいなものだという説がありました。
日清フーズのマ・マーは母親のママのことでしょうからいずれにしても別物ということですかね。

 

もうひとつ、ガパオヌードルというのはどんな料理なのかな?
ガパオライスは聞いたことあるけどそれすらどんな料理なのかイメージできないし。
ということで、これも調べてみると……なんと料理名ではないんだと。

ガパオ(กระเพรา)とはシソ科のホーリーバジル(カミメボウキ)というハーブの名前だそうです。
確かにこの商品の原材料名を見ると調味オイルの中にホーリーバジルの文字が見えます。
ただ、ホーリーバジルと言われてもまだはっきりとイメージできませんし
ハーブだけだというのならどんな料理なのかも謎のままですね。

まっ、とりあえず作って食べてみましょう。

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「蓋が二重構造になっています」と注意書きされていて、なんだかワクワクしちゃいました。
二重構造=空洞部分があったりするのかと思いきや、二枚重ねということで
変わったパーシャルオープンになっているということのようですが白く縁取りで残す意味が謎で
この部分が邪魔で中の小袋が少し取りだしにくくなってしまっています。

その小袋は、先入れの乾燥かやく、後入れの調味パウダーと調味油という3つの構成です。
湯戻し時間は3分と普通です。

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3分経ったら蓋の上の部分を全部ペロンと剥がして湯切りします。
細かい孔というより切り込みが入っているところから湯切りしますが
勢いよく傾けると大きく開いたところから麺と具がこぼれ落ちそうになるので慎重さが必要です(笑)

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完成です。具は小麦たんぱくと書かれた謎のモノとニンジンだけのようです。

食べてみると、結構辛いです。食べるに従ってどんどん辛さが重なり合うような辛さです。
悶絶するほどではありませんでしたが、ガパオ(ホーリーバジル)の味も香りもよく分からんな。
ちなみに、カルディのホームページではこの商品は
スイートバジルがたっぷり入ったピリ辛だと紹介されてますが……
ホーリーバジルとスイートバジルはいちおう別物のはずだしピリ辛を通りこしてますけどねぇ。

麺は平断面の細縮れで柔らかくて少しベチョグチョという食感でこれまた残念でした。
タイの麺は実際にこういうものなのかこのカップ麺がこうなのかは定かではありませんが
印象的にはちょっと技術力が足りてないのかなと推測してみました。
ちなみに、内容量60g(麺50g)ですので量も少々物足りないです。

 

というわけで、カルディで販売ということで期待していた部分もあったのですが
物珍しさという点では面白かったところもありますが全体としては残念な一杯となりました。

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