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金ちゃん「にら玉」「たまねぎ」「焼豚」ラーメンを実食

前回紹介のスーパー・ベイシアで売っていた関西以西のメーカーのカップ麺一気買いの続きです。
というか、また徳島県徳島市にある徳島製粉のカップ麺の紹介の続きです。

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左:金ちゃん「にら玉らーめん ピリッとラー油のうまさ しょうゆ味」税込149円
中:金ちゃん「玉ねぎらーめん シャキシャキ玉ねぎと背脂の甘味 しょうゆ味」税込127円
右:金ちゃん飯店「 焼豚 ラーメン 一味うまい!! 調理済レトルトかやく 焼豚・メンマ入り」税込257円です。

焼豚はレトルトかやく入りということもあり高額ですし、これだけ「金ちゃん飯店」となってます。
他にも「金ちゃん飯店」シリーズがあるのかと思い徳島製粉のホームページを見てもこれだけでした。
また、玉ねぎらーめんは今年になってからの新発売商品で他の2つは以前より販売されていたようです。
ちなみに、“金ちゃん”はもともとは小麦粉商品の“鳴門金鶴”から来ているのだそうです。

 

では、にら玉らーめんから食べてみましょう。
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先入れの乾燥かやく、粉末スープ、そして後入れの液体スープという本格的な構成です。
湯戻し時間は3分と標準的となっています。

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ボクの好きなニラがいっぱいで嬉しくなりますが玉子はもう少したくさんの方が
ビジュアル的にもなお良かったかなという印象です。
麺の下に隠れてしまっているのもありますけど。

麺は丸断面に近い自然な縮れの細麺ですがやや硬めで一本一本の存在を感じられる
ボクの好きな食感と味わいのあるものになっています。
スープはほどよいピリ辛で旨味もしっかりありなかなか美味しいです。

そして、やっぱりニラ、香りもしっかりあり繊維質の食感も楽しめます。
個人的にはもっと青々しいというか苦味や辛味のある野生的なニラが好みですが
それでもふわふわ玉子との組み合わせでは十分に堪能できる具になってます。

 

次は玉ねぎらーめんです。
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こちらも先入れの乾燥かやく、粉末スープ、後入れの液体スープの3種の小袋入りです。
液体スープが“プラ”表示以外なにも書かれてないのが不気味です。忘れちゃったのかな(笑)
湯戻し時間は3分と標準的です。

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もう少し玉ねぎだらけの見た目になるかと思いきやちょっとそっけない印象ですかね。

麺はほぼにら玉と同じようでハリやコシのある食感のよい細麺でスープとのバランスも良いものです。
(原材料を比較すると微妙に配合は違っているみたいです)
ただ、スープそのものはやや返しの味が濃くまた胡椒の刺激も強めです。
それでも玉ねぎがそれを上手く中和しているかのようで意外とさっぱりして後味も良いです。
最初は玉ねぎの具が少なめと感じたもののスープによく浮き麺とスープとバランス良く食べられるので
玉ねぎの甘味・酸味とシャキシャキ食感を存分に味わえ美味しくいただけます。

しかし、これって八王子ラーメン?という感じです。
玉ねぎ、醤油味、背脂(ラード)という組み合わせだとそんな印象もありますけど
でもその組み合わせってそんなに異端でもないですし
もしかしたら四国や九州地方ではもっと一般的なラーメンなのかもしれませんが、どうなんでしょう?

 

最後は焼豚ラーメンです。
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レトルトの具がかなり大きくて豪華な感じです。このレトルト具は蓋上で温めて後載せになります。
他に先入れの乾燥かやくと粉末スープがついて3つの小袋の構成で
湯戻し時間は標準的な3分となっています。

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レトルト具の肉厚のチャーシュー(叉焼と焼豚の差が分かりませんが)とメンマで
豪華な具材のカップラーメンですけど見た目からはあまり豪華さ華やかさが伝わらないですね。
ナルトなどもかなりの枚数入っているのですがそれが安いカップ麺同様のペラペラなものなので
その印象に引きずられて全体が普通の安いカップラーメンに見えてしまいますね。

食べてみると、確かにチャーシューもメンマも本格的です。
確かに安いカップ麺のペラペラのチャーシューもどきみたいなものは無い方がマシですけど
だからといってラーメンのチャーシューにはそれほど拘りもないので
このレトルトのチャーシューに感激するほどの味や食感も感じないですかね。
そう、ラーメン屋に食べに行ってもチャーシューばかりのラーメン頼むことないですしね。
でも、レトルトのメンマはなかなか感動の美味しさがありましたけど。

スープはやや薄味ですが胡椒強めですっきりした中に旨味がちゃんとありなかなか美味しいです。
ただ、麺はやや厚みのある中細の平たく縮れの強いもので、まぁ普通のカップ麺の麺です。
スープとの絡みはやや物足りないので麺を啜るとやや薄味な安いカップ麺というだけです。

この豪華な具とそこそこ普通なそれ以外をどうとらえるかで評価が分かれるでしょうね。
個人的には上述のようにチャーシューに拘りは薄いのでこの値段だとすると
麺とスープをもうワンランク上げて欲しいと感じてしまいました。
あるいは、チャーシューやめてメンマをもっと増やして一点豪華にしても良かったかも。
商品名が変わってしまいますけど……(汗)

ところで、この“焼豚ラーメン”って四国・九州地方の独特の言い方・書き方なんですかね。
関東だと一般的には“チャーシューメン”とか“チャーシュー・ラーメン”ですよね。
個人的な印象だけかもしれませんが、漢字でも“焼豚”より“叉焼”の方がよく目にするし。
※日本では焼かずに煮て作るとか、チャイナの叉焼とは似て非なるものとの議論は別として。

それに、チャーシューメンと名乗らずともチャーシューが1,2枚入っているのはよくあるので
わざわざチャーシューメンとなると大判叉焼が6~8枚とどんぶり一面に並べられてるイメージです。

 

ということで、にら玉らーめんと玉ねぎらーめんはまた食べたくなるような美味しさでしたけど
焼豚ラーメンの方はコスパ的にももういいかなという感じになりました。

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