エースコック「仙台辛味噌ラーメン」&「函館塩ラーメン」
ちょっと前の明星の仙台辛味噌ラーメンは少々がっかりした一杯でしたが
リベンジというほどではないけど今度はエースコックの仙台辛味噌ラーメンを食べてみました。
エースコックACeCOOKの飲み干す一杯「仙台辛味噌ラーメン」です。
ラーメンはスープまで飲み干して完結という主義のボクですから
「飲み干す一杯」といわれても当たり前すぎてピンと来ないというか
逆に減塩信者向けの薄味商品なのかと訝りましたけど幸いそういう商品シリーズではなさそうです。
「唐辛子の辛さと濃厚味噌」「みそ中に仙台味噌を10%使用」だそうです。
先日の明星は仙台味噌12%ですから僅かに負けてますね(笑)
って10%も12%も五十歩百歩でそれ以外の大半の味噌が何なのかの方が大事のように感じますが。
蓋の上に液体スープが貼り付けられていて後入れするようになっていますが
麺といっしょに粉末スープと乾燥かやくがあらかじめ入っています。
熱湯3分で液体スープを入れて完成です。
色合い的にはあまり辛そうでなくスープも具も茶色で彩はぱっとしません。
食べてみても最初の辛さはあまりなくでも後からじんわり旨味と辛みがくる感じで
明星のと違ってボクの中の辛味噌のイメージにぴったりの味となっていました。
やはり明星のは味噌汁にラー油を垂らしたような味でしたけど
こちらは豆板醤的な辛さとともに仙台赤味噌のコクと旨味とほのかな酸味がしっかり感じられます。
麺は普通の油揚げ麺で中太で特に厚みがあるようで適度な縮れがあるものですが
プクプクっとした弾力に富んでいてなかなか食感がいいですし
スープとの絡みもちょうどよく辛味噌を堪能しながら麺を啜ることができます。
味付け肉やメンマなど意外に具だくさんで良いのですがやや小粒過ぎてどうしても底に埋もれます。
スープを飲み干すのが前提なので底に溜まっても最後は胃袋に入れるのですが
やはり麺と同時進行で具も食べられないのが少し不満なところですかね。
きっとこれが本場の仙台辛味噌ラーメンの味なんだろうなと安心できた美味しい一杯でした。
仙台辛味噌で安心したからこれも、というわけではなく、2個同時に買ってきました。
いずれもスーパーマーケットのとりせんでそれぞれ税別98円と安価でした。
エースコックACeCOOKの飲み干す一杯「函館塩ラーメン 鶏油による後引く旨さ」です。
前回、仙台で辛味噌ラーメンというイメージはあまりなかったと書いてしまいましたが
函館の塩ラーメンはイメージがはっきりありますね。
でも北海道だとボクはどうしても旭川の醤油ラーメンの方に行ってしまうので
あまり函館の塩ラーメンって食べてなかったりします。
これも蓋の上に後入れの液体スープが貼りつけられていて
カップの中には麺とともに乾燥具と粉末スープがあらかじめ入っています。
これも湯戻し時間3分と標準的です。
貝柱みたいなのがあると思ってウキウキしましたけど良く見ると麩でしたね。
海が近い函館で塩ラーメンというと海鮮の具という勝手なイメージを持ってしまってましたけど
函館ラーメンでは特に海鮮具はないみたいですし麩を使う店も多いらしいです。
麺は上の仙台辛味噌と同じような感じでプクプクっとした食感がなかなか好印象ですが
何故かスープとの絡みがそれほどよくない感じがして
麺だけ啜った時には少し物足りない味に感じました。
なんだろう、なんかスープの油分だけに麺が絡むというか油分が麺の表面コートしてしまい
肝心のスープの味の部分と絡みにくくなってしまっているようにも思えるものでした。
スープ自体を飲むとしっかりと旨味が感じられるというかむしろ濃過ぎると感じるほどで
減塩うんぬんではなく飲み干すにはもう少しすっきりした味の方がいいかなと思えましたね。
ということで、こちらの函館塩はそこそこ美味いけど少しバランスの悪さを感じて
仙台辛味噌ほどの満足感は得られなかった一杯でした。
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