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単3型リチウムイオン充電池セットを買ってみた

気づけば最近は食べ物ネタばかり続いてましたので、たまには食べられないモノのネタでも
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ということで、こんなものを買ってみました。
単3型乾電池互換のリチウムイオン充電池4本+充電器のセットです。送料込・税込1780円です。

単3型リチウムイオン電池は実は注意が必要で
単3サイズなのに3.7Vの18650充電式電池などがあります。
まぁリチウムイオン電池自体は普通は3.7Vありますからね。
一方で使い捨ての単3型リチウム乾電池(一次電池)もあります。
これは1.5Vで単3アルカリ乾電池やマンガン乾電池と互換性がありますが充電はできません。

今回買ったのは単3型で1.5Vで乾電池と互換性がありさらに繰り返し充電できるタイプになります。
単3型充電池としてはエネループエネループ・プロがまだ現役で使えているので
それに代わる充電池が必要となったわけではないのですが、
さほど高くもないので、どんなもんだろうかと興味本位で買ってしまったというわけです。

容量としては1650mAh(放電容量)ですから
エネループ・プロの2500mAh、エネループ・スタンダードの1900mAhよりも少ないです。
しかし、エネループなどのニッケル水素充電池は電圧1.2Vですからそこが違いになります。
消費電力量として電圧×電流×時間で見ると
エネループ・スタンダードより大きくエネループ・プロより少ないということになりますね。

基本的にリチウムイオンはニッケル水素より体積エネルギー密度は高いはずなのに
単3ニッケル水素よりこの製品の方が容量が少ないのは
元々の3.7Vを1.5Vまで下げるための回路が組み込まれているからなのですかね。
それとも単にレアメタル使用量を抑えてコストダウンを図っているだけなのかな。

また同じ単3型リチウムイオン充電池でも一本一本にUSB差込口(オス)が用意されていて
それを挿し込んで充電するタイプもあって、充電器が不要なので便利な面がありますが
やはりその分は容量がかなり少なくなってしまっているようです。

まぁそれでも値段的にはニッケル水素と大して変わらないので
用途によっては十分に存在意義のある製品ではないでしょうかね。

 

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中身はこんな感じで、充電池4本、ケース、充電器、USBケーブルとなっています。
USBケーブルは短すぎるので使い勝手イマイチですけどモバイルなどの用途には向いてますかね。
充電は充電器へプラス側を下にして挿し込むだけとなっています。
マイナス側が接触しないのにどうして充電できるのかというと
プラス端子側の外側同心円の少し奥まったところにもマイナス端子があって
バネ式の接点がそこに接触するように設計されているのでした。
しかも充電器の下部にはマグネットが設置されているので確実に安定して接触するようになってます。
なかなか素晴らしい設計になってますな。

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ただ、充電中なのか充電完了なのかが少々分かりづらいというのが難点です。
充電中は電池の隙間がほんのり赤く光るようになっているのですが
周りが明るいとこれがよく分からないんですよね。
充電完了すると赤い光も消えるので明るいところでは充電中でも完了したのと間違えそうです。

 

さて、どんなもんだか使ってみましょう。
とは言え、はてさて何に使ったら良いのかな。

LEDライト類だと白色LEDは3.5V以上で発光するけど電圧に比例して明るくなるわけではなく
乾電池3本のものはニッケル水素3本でも3.6Vになるので使えるわけですし
乾電池2本のものはそれ自体で昇圧機能を持っているのでニッケル水素でも使えるわけです。
なので、そこにリチウムイオン充電池の1.5Vを入れてもあまりメリットはありません。

時計やリモコンなどは消費電力が非常に小さいので充電池を使うメリットはほとんどないですし
特に時計などは使い古してやや電圧降下した乾電池でもまったく十分ですからねぇ。
となるとモーター駆動するようなモノに使わないとほとんど意味がないですね。

予備的に使っているブラウンのシェーバーは単3乾電池2本仕様ですがエネループで使えてます。
そこにこのリチウムイオン充電池を使うと確かにパワー感が違います。
かといってエネループで不足しているかというとそんなことはありませんし微妙な感じです。

電動歯ブラシもブラウンですがこれも今メインで使っているのは単3乾電池2本仕様です。
※充電式のを10年ほど使っていたけど内蔵電池が弱ってきたので乾電池式のにシフトしてます。
これもリチウムイオン充電池にするとパワー感が違うのですが
むしろ強過ぎてしまってエネループの方がちょうど良いと感じるほどでした。

他にモーター駆動なのは100均で買ったミルクフォーマーがあり
これまた単3乾電池2本仕様ですがエネループで十分という感じです。
というか使用頻度は高くないので普通に安い使い捨て乾電池でも十分なんですよね。

石油ポンプにはパワーがあった方がいいですけど
あいにく今使っているのは単1乾電池2本仕様となっています。
単3を単1として使えるアダプターを100均で買ってきて使う手もあるでしょうけど
これまたそんなに使用頻度(時間)はないので使い捨て乾電池の方が使い勝手がいいんですよね。

ということで、改めて考えると使い道がほとんどないということになってしまいました(汗)
唯一の使い道は単3乾電池1本仕様の鼻毛カッターということになりました。
乾電池1本だとさすがにエネループでは電圧不足でアルカリ乾電池でも内部抵抗が大きいからか
モーターの元気がなくイマイチの切れ具合だったのがこの電池を使うと快適に作動します。
なお、この鼻毛カッターは耳毛もカットできるし、アタッチメントを付け替えると
眉毛や髪の毛の生え際やアソコの毛のトリミングなどにも使えるので案外重宝しています。

 

さてさて、残り3本の使い道を考えないと……

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