今年の労金カタログギフトは接待以来のふぐ刺身!
今年も前年と同様にろうきん(中央労働金庫)からカタログギフトが送られてきまして
これまたその中身は今までとほぼ同じで、あまりこれだっというほど欲しいモノがありません。
今までと同じじゃ面白味はないし、な・に・に・しようかなぁと悩んだ挙句、
自分でお金払って買うことは絶対ないだろう「ふぐ刺身 味くらべセット」というのを選んでみました。
とらふぐ刺身、真ふぐたたき刺身、霜降り真ふぐ刺身、とらふぐ皮、とらふぐ塩辛が付いていて
さらにすだちポン酢ともみじおろしもセットになっているというものです。
高級品なのかどうか知りませんが、カタログギフトなので他の商品と似たような値段でしょうから
おそらく3,000~5,000円くらいのものですかね。
冷凍便で送られてくるので送料や手間もそれなりにかかっているんでしょうし。
どうせ全部養殖ふぐだろうと予想したけど、現在、養殖できているのはとらふぐだけなんですね。
なので真ふぐは天然ものということになりますが、それでも養殖とらふぐより安いみたいです。
それと、養殖ふぐはほぼ無毒らしいけど肝は食用禁止になっているらしく
一方、真ふぐは皮に毒があるらしく皮は食用禁止になっているそうです。
そのような事情も踏まえてこのようなセット内容になっているんでしょうね。
さらに、“たたき”、“霜降り”ってのもピンと来なかったので調べてみました。
たたきというと細かく切り刻むのかと思いきや、ここではカツオのたたきと同様に炙るの意味で、
一方の霜降りは霜降り牛肉とは違ってここでは湯通しして冷水にさらすことの意味なんですね。
そんなことも知らないのかとバカにされそうですが、興味がないので(汗)、でも勉強になりました。
それにしても、ふぐ刺しなんて食べるのはもう20年以上ぶりのことなんじゃないかな。
何かの宴会の時などに酔っぱらって知らないうちにふぐちり(ふぐ鍋)は食べたかもしれませんが
記憶しているのは、MINEサーキット@山口県美祢市(現・マツダ美祢試験場)に出張した時で
2代目ドミンゴが発売された直後ぐらいの頃なのでたぶん1994年だったのかな。
とすると、もう27年も前のことになりますね。
上司を通じて実験総括部のおじさん(当時30歳そこそこのボクから見て)と一緒に
山口県まで行ってこいと言われて仕事内容もほとんど聞かされずに出かけた出張です。
ディーラーのセールスマン研修みたいなものとだけ説明されていましたけど
蓋を開けてみたらほとんどそのおじさんのカバン持ちみたいなものでした。
ディーラー研修ならドミンゴの商品説明や開発エピソードでも披露するのかと覚悟したものの
そんなものは一切なくておじさんがレガシィかインプレッサのマイナーチェンジか何かの説明だけで
後はMINEサーキットを走行して楽しみましょうってな研修会とは名ばかりのお遊び会でした。
と言っても、ほとんどのセールスマンはまともにサーキット走行なんて出来ませんので
あくまでも先導車をつけてチンタラ行列して走るだけですけど。
しかし、最後は数名のセールスマンを同乗させて高速スポーツ走行を体験させるということで
いきなりそのドライバー役を任されたのには面食らいましたよ。
MINEサーキットなんて一度も走ったことなかったし、それが最初で最後の走行でしたが、
そこでいきなりそれなりの走りをしろって無茶ぶりが酷過ぎますな。
しかもドミンゴの開発エンジニアなのにねぇ。
まぁそれでもボクはサーキット走行でもコースに合わせてどこでブレーキ踏み始めるかとか
どこでハンドル切り始めてここでクリップについてと決めていってその通りに走ることはせずに
あくまでも自分のG感覚を頼りに常に車と対話しながら走らせるやり方なので
初めてのサーキットでもそれほど苦戦せずにそれっぽく走行することが出来ましたけどね。
もっとも、タイムアタックとかになるとそれなりに走り込まないと無理ですけど。
と、ふぐ刺しとはほとんど関係ない話が続きましたが、その後たしか美祢市街で一泊する予定で
その夜に地元ディーラーの社長さんの接待としてふぐ刺しをたらふく戴いたというわけです。
時代や状況を鑑みるとおそらくそれは天然のとらふぐだったのかもしれないです。
あ゛、今なら自分の食べた分は自分で払うべきですね。まぁ利害関係はなかったですが(笑)
まぁ、当時のセールス研修はその程度のいい加減なものばかりだったし
多くの地方ディーラーは独立会社だったので接待的なやりとりもあった時代ということですね。
ちなみに、今回ギフトは3日に分けて食べましたけど食レポは止めておきましょう。
ただ、天然とらふぐでもないのですんげぇ旨いとはならず、珍味を食べたという感じですかね。
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