日清どん兵衛「史上最長 長寿祈願そば」を実食
日清食品・NISSINの「日清のどん兵衛史上最長※1いつもより長~い※2長寿祈願そば 天ぷらそば」です。
小さく「※1どん兵衛史上(即席めんとして) ※2製造時の麺線長として」と注意書きがあります。
内容はともかく、“麺線長”という言葉を初めて聞きました。
けど、ググってもあまり出てこないので一般的な言葉ではないようです。専門用語かな。
麺の太さや形状のことを“麺線”と呼ぶそうで、それも初耳でしたけど
その麺線の長さなので麺線長ということで、麺の線長の意味ではなさそうです。
さらに、「麺も人生も長く続きますように」だそうですがボク自身は長生きしたいと願ってないし
ほとんど科学的根拠のない迷信を信じたりゲン担ぎはしないのでそれ自体はどうでもいいのですが、
蕎麦屋で短い蕎麦に出遭うと著しく残念に思うほど蕎麦は長いのに限ると考えているので
カップ麺でも長いのは歓迎だな、ということで食べてみることにしました。
ちなみに、スーパーマーケット・とりせんで税別118円で買いました。
でも、ちょっと不思議に思えたのは長寿祈願そばということで販売するんなら
どうして年越しそばや節分そばの時期に向けて発売しなかったのかなぁということです。
日清ならそのくらいのあざとさ(失礼)は当たり前なのかなぁと思ったんですけどね。
なお、ただ麺が長いだけで中身は同じだと思って買ったのですが、実際に詳細調べてみると
内容量100g(めん72g)、希望小売価格・税別193円などレギュラー天ぷらそば同様ですが
こちらはカロリー高め、脂質多め、炭水化物少なめ、塩分多めと微妙に異なっていました。
スープは同じみたいなので、麺か天ぷらに違いがあるようです。
まぁ普通に考えると麺を長くするために微妙に成分配合が違っているのでしょうね。
先入れの粉末スープ+後入れの七味、後載せの天ぷらの2つの小袋入りです。
湯戻し前の麺はこんな感じで確かに長そうな感じもしますがさほど異様な感じでもないですね。
湯戻し時間は3分と標準的です。
天ぷら載せちゃうと麺がよく見えなくなりそうなのでその前に写真撮りました。
ここでも麺が長そうな感じが分かりますが、意識してないと普通に見えますかね。
麺を持ち上げて長いことを示す写真も撮ろうかなと思いましたけど
撮りづらいのと面倒なのと早く食べたかったので止めました。
完成です。
蕎麦には七味を入れない派なんですがつい勢いというか流れで入れてしまいました。
まぁただ彩的には七味を入れた方が良かったかもですかね。
で、食べてみると……確かに麺が長~い。
ちなみに、メーカー公表値では乾麺状態で約1mの麺線長があるのだそうです。
せっかくなので途中で噛み切ることなく端まで全部啜ろうとすると大変なほど長いです。
別に無理しないで途中で噛み切って食べるのであれば問題は何もありませんが
かといってここまで長くしなくてもいいじゃん?という疑問もなくはないですね。
麺そのものはそば粉より小麦粉が多いカップ麺・油揚げ麺ですから
蕎麦の風味や香りうんぬんを求めるものではないですが
なんか蕎麦っぽさはレギュラーのどん兵衛の方があるような気もします。
でも麺肌はつるっとしてエッジ感もあるので長さとは別に啜り心地としては良いものがあります。
まぁ直接食べ比べしたわけでもないので、気のせいかも知れませんが……
それと、後載せ天ぷらは大きくて厚みもあって嬉しいんですけど
長い麺を啜ることに集中するには邪魔ですね。
最初に食べちゃうかバラバラにほぐしちゃえばいいんですけど
それだとどん兵衛らしくなくなっちゃうし。
まっ、総じて値段なりに楽しめた一杯でした。
ただ、気のせいかもしれませんが、最後の方に短く残った麺の端切れのようなものが
普通のカップ麺より多かったような気がして、特に不満でもないけどどうしてか謎で気になりました。
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