ニュータッチ・凄麺の「鴨だしそば」を実食
年中、麺類を食べているのでことさら大晦日に蕎麦を食べて年越ししようとは考えてないです。
ただ、今年は大晦日にかぎらず蕎麦屋に外食というのは少々自粛といきたいところですから
年越しうんぬんではなくカップ麺の蕎麦でも食べてみましょうかね。
ヤマダイ・ニュータッチ・凄麺の「鴨だしそば」 です。
「油で揚げていない風味豊かな蕎麦とふんわりとした鶏肉団子入り」だそうです。
スーパーマーケットのベイシアで税込213円で買いました。
カップ麺の蕎麦は蕎麦といいつつ蕎麦粉より小麦粉が多いものしかなく
蕎麦の風味はもちろんのことその食感もがっかりなものばかりなのですが、
凄麺のラーメンなどはかなり本格的な麺となっているので少しだけ期待して買ってみました。
同じヤマダイからもニュータッチ・凄麺ではなく手織里庵・こだわりの麺処ブランドとして
ボクは以前においしいきのこそば、茨城けんちんそばなどを食べていて
まずまずの美味しさというかカップ蕎麦としてはかなり高レベルでしたしね。
他にもカップ蕎麦は日清のどん兵衛などの定番商品もあるにはありますが
麺として勝負できるような蕎麦らしいものはやはり皆無に近く
結局はラー油で辛くしたり変わり種の具にしたり具を大量にしたりして特色を出さざるを得ず
そうなると別に蕎麦でなくても良くない?ってな商品になりがちですね。
こちらの商品は“鴨だし”ということではありますが
まぁ温かい蕎麦なら鴨だし蕎麦は特に変わり種というわけでもないですから
直球での蕎麦勝負商品と捉えてもいいでしょう。
さて、どんな出来なのでしょうか。
先入りの乾燥かやく、後入れの液体スープ(つゆ)、調味油の3つの小袋が入っています。
ノンフライ麺ということ故にか湯戻し時間は5分と長いです。
ペラペラのかまぼこは無くても良いかなとも思いますが彩には一役買ってますかね。
だとしたら緑のねぎはもう少し多くしてほしかった気もしますが大ぶりなのはいいですし
団子状の肉は意外とたくさんはいっている見た目です。
ただ、この肉は鴨肉ではなく鶏肉なんですけどね。
スープには鴨エキスが入っているので“鴨だし”ということで間違ってはないですが……
肝心の蕎麦は風味こそまだまだ蕎麦とは言い難いものの
細くエッジ感がありかつ縮れで疑似コシ感を演出してるのでなく麺自体がコシがあり
なおかつ麺肌が微妙にざらついている感じなどしっかり蕎麦となっていました。
それに鶏より鴨だしらしい少々まったりした野性味のあるスープが加わり
それでいて味付けそのものは濃過ぎず後味もすっきりで
とても美味しくいただけました。
やはり、ヤマダイ侮りがたいですな。ただ、売っているところが少ない感じですけどね。
蓋裏には、フタの裏ばなし というのが書かれてました。
食べた後に読んでみたら、リニューアルしようとしたけど変えなかったという話でした。
カップ麺業界でも定期的にリニューアルして話題づくりをして
販売促進につなげるって手法が慣行になってんのかなぁ(笑)
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