ローソンのレンジ麺「麺屋ようすけ監修 佐野ラーメン」を実食
美味しい佐野ラーメンをしばらく食べてないなぁ、この時の麺や大山以来食べてないな。
群馬県の新型コロナ警戒度は先日2から3に引き上がりましたが
それでも健常者の外出を制限するものでもないし栃木県への越県移動も制限されてませんから
栃木県佐野市まで出かけて行って美味しいラーメンを食べてくるのも良いのですが……
それよりも例の歯痛が治まらずにラーメンと言えども万全な体勢で味わえないこともあり
なんとなく麺紀行そのものに行く気が萎んでしまっています。
そんな折でしたが、ローソンで「麺屋ようすけ監修 佐野ラーメン」というレンジ麺を
たまたま見かけたので買ってみました。税込530円でした。
今までコンビニのレンジ麺(パスタを除く)は全くといっていいほど食べたことなかったですし
実店舗とのコラボがあるというのも初めて知りました。
ちなみに、実店舗の「麺屋ようすけ」には行ったことはないのですが
佐野ラーメンの王道のようなラーメンでなかなか評判も良いようなので
ボクは麺紀行の候補店の一つとしてリストアップしていましたから興味深々です。
自宅で熱々をすぐに味わいたいので店頭で温めてもらわずに帰宅してから
500Wで5分0秒レンジ加熱して、いざ「いただきます」。
なお、胡椒の小袋が入ってましたが、使いませんよ(笑)
厚めのチャーシュー2枚、味玉半分、メンマ、ほうれん草、ネギ、ナルトなど具だくさんです。
実店舗でもほうれん草を使うのが「麺屋ようすけ」の特徴みたいです。
ただ、佐野ラーメンというとスープがなみなみとあってそこに麺が完全に浸かっているものなのに
こちらはスープの量が少なめで一瞬つけ麺かよーと言いたくなるほどです。
コンビニ販売で可搬性を考慮すると仕方ない部分もあるんでしょうけど残念です。
スープ自体はほんのり生姜が利いたあっさりすっきり滲み入るような美味しさで佐野ラーメンしてます。
しかし!なんなんだこの麺は。酷過ぎる。
佐野ラーメンと言えば青竹打ちの強い縮れ・捻じれのあるコシの強い麺で
すっきりしたスープにもよく絡んで独特のビロビロ~の食感が命だというのに
この麺はほとんどストレートで角立ちもなく全てにぶよーんとしたソフト麺みたいなものです。
ビロビロ感もモチツル感もまったくないし当然小麦の風味も感じられないしスープとも絡まないし
そもそもスープが少なくて泳がせるようにして食べられないしで全然佐野ラーメンになってません。
具だくさんなのは感心だけど肝心の麺とスープが佐野ラーメンになってないのでは全く評価に値しません。
カップ麺のニュータッチ・佐野らーめんの方がはるかにまともでしっかり佐野ラーメンしてますよ。
それとも、レンジ麺ってのは技術的にそんなに難しいんですかね。
だったら、スープと麺は別々に分けておくとか工夫しないとまともな商品にならないでしょうね。
食べログなどで実店舗の「麺屋ようすけ」のラーメンの画像を見る限りは
スープの量や麺の見た目はちゃんと佐野ラーメンらしいものになっているので
実店舗で食べれば納得のできる味になっていると信じたいですね。
おそらくローソンのこのレンジ麺が実店舗の味を全然再現できていないだけのことでしょうし
ローソンで販売しているといってもローソンブランドで開発している商品でもないようなので
製造している日本クッカリー(株)がいい加減な仕事しかしてないんでしょうけどね。
ただ、日本クッカリーってニッスイグループとのことなので大手の食品会社なんですけどねぇ。
それにしても店名だして“監修”とまで書いてあるのにこんなダメラーメンを商品化してしまっては
「麺屋ようすけ」も「佐野ラーメン」もどちらのブランドも毀損してしまってますな。残念。
| 固定リンク
コメント