日清「曙橋 麺庵ちとせ 塩ラーメン」を実食
日清食品・NISSINの百名店HYAKUMEITENシリーズの
「曙橋 麺庵ちとせ ラーメンファンが唸る琥珀色の清澄な逸品 塩ラーメン」です。
他にも「路地裏の隠れ家的名店 ちとせは祖母の名前 まろやかな鶏油のコク
4.0以上の店はひと握り ラーメン百名店3年連続選出 旨み広がるしじみの余韻」など
いっぱいアレコレ書かれています。
SNSのタイムラインを意識したような書き方ですかね。
一般ユーザーの書き込みなのかそれを模したメーカーサイドの謳い文句なのか知りませんけど。
そして、「食べログ4.06 *2020年8月末時点の点数/ユーザーからの評価をもとに算出」なのだそうです。
ボクは食べログの評価なども参考にして店を選ぶこともありますが
評価点数が高いというだけでその店を選ぶということはないです。
つまり、参考にはするけど大して信用してないので、わざわざ評点自慢されると鼻に付きますね(笑)
食べログ点数を信用していないというのは、やらせや宣伝費(会員登録費)などの問題うんぬんよりも
点数が高いからといって万人が美味しいと感じるわけでもないので
必ずしも自分の好みに合うわけでないですからね。
それに、その店のどんなメニューの料理を食べたかによっても点数は変わるでしょうし
それを食べた人全員の評価ではなく食べログに評価を寄せる人は一部の人だけなので
偏った評価になっていることも大いにあり得るわけですからね。
なので、点数うんぬんではなくて、パッケージデザインを見て美味しそうなので手に取ってみました。
ただ、ローソンで買った後になってこの商品が税込319円もしたことを知り驚きましたが……
実店舗の「麺庵ちとせ」には行ったことないですし、そもそも曙橋っていわれても何処それ?ですが
もしかしてそこは高額ラーメンを提供してる店なのかと思い調べてみましたけど
まぁ普通の価格帯でしたからカップ麺にするのに気合いが入り過ぎたのですかね(笑)
先入れの乾燥焼豚と乾燥かやく(ねぎ、メンマ)、後入れ液体の特製塩スープと特製鶏油の
豪華4つのも小袋が入っています。
まぁ、素人目には焼豚とかやく、塩スープと鶏油はそれぞれまとめられる気がしますので
わざと豪華に見せるために小分けにしてプラスチックごみを増やしていると思えなくもないですが
もしかしたらそこには一緒にできない何かしらのこだわりの理由があるのかもしれません。
ノンフライ麺を使用していることもあるからなのか湯戻し時間は4分とやや長めです。
謳い文句にあった「琥珀色」というよりもっと薄くて黄金色といった感じのスープですね。
まぁパッケージデザインに描かれている絵を見ても黄金色だと思うんですけど。
それに、このような澄んだ黄金色のスープの方が個人的には美味しく感じますけど。
その綺麗に澄んだ黄金色のスープですが、佐野ラーメンのようにあっさりすっきりではなく
見た目とは裏腹にかなり濃厚でまったりした味付けになってます。
油もこってりですが旨味・甘味もこれでもかというほど濃厚です。
麺はやや固めの細麺で自然な縮れがついているものです。
食感はかなり本格的でコシも歯応えも歯切れも素晴らしいし
小麦の風味もしっかりと感じられるかなりレベルの高い麺になってます。
スープとの絡みも非常に良いので必然的に味が濃くなるわけですが
それにも負けない食感と味を持っていて存在感を放っています。
カップ麺にペラペラ・チャーシューは不要という考えのボクですが
その中では普通の2倍くらいの厚みのあるチャーシューで肉々しさも味わえるので
まぁなくても良いけどあってもみすぼらしさはないというくらいにはなってます。
それでもやはり個人的にはチャーシュー無くしてその代わりネギとメンマを増量してほしかったけど。
全体的にはなかなか本格的な作りになっていて高額でも納得の一杯という感じです。
おそらく実店舗でもこれに近い、特にスープの味などはほぼこのレベルのものなのかなと思います。
ボクの個人的な好みでは少々濃厚過ぎてくどくてベタ~とした後味が尾を引くのが嫌なんですが
食べログなどで高得点を取るにはやはりどこかやり過ぎ気味にして特徴を出さないと難しいんでしょうね。
近くの店なら行ってみて確かめるのも面白いんですけどね。
あっでもこの時期じゃなくても並ぶのは嫌なので敬遠しそうですけど(汗)
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