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明星×東京デザイン専門学校のナチョス焼きそば&ラーメン

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明星食品と東京デザイン専門学校がコラボしたというカップ麺が面白そうなので
焼きそばとラーメン(商品名ではヌードルですが)と2つとも買ってみました。
学生さんが考えたアイデアのコンテストで入賞したものを商品化したとのことです。
スーパーマーケットのフレッセイでそれぞれ税別118円でした。

左のは「メキシカン ナチョス焼そば ナチョス風スパイシートマト味」で
「ザクザク!トルティーヤ風フレーク入り※ナチョスは入っていません」だそうです。
右のは「メキシカン ナチョスヌードル ナチョス風スパイシートマト味」で
「芳醇粉チーズ入り ※ナチョスは入っていません」だそうです。

“ナチョス”?、“トルティーヤ”? えーと名前は聞いたことあるけど具体的なイメージが???
そもそもメキシカン料理ってのもはっきりとししたイメージが湧いてこないし(恥)

 

ちゃんと予習すると、トルティーヤはトウモロコシを磨り潰して作る薄焼きパンのことで
ボクはスナック菓子のトルティーヤ・チップスのイメージしかもってなかったけど
もっとしんなりした大きな餃子の皮みたいなものも含めてトルティーヤなんですね。

そして、トルティーヤを油で揚げたトルティーヤ・チップスをサルサ(ソース)に浸けて
食べるのをトトポスというそうで、初めて耳にした言葉です。
このトルティーヤ・チップスにチーズなどを載せてオーブンで焼いて
サルサやサワークリームなどを載せた料理がナチョスなのだそうです。
ちなみに、丸いトルティーヤを両面焼いて肉や野菜やサルサを載せて挟んで食べるのがタコスとのこと。

つまり、どれも味の決め手はサルサになるわけで、ひとことでサルサといっても色んな味があるので
トトポス、ナチョス、タコスといっても料理の形は違えどこれこれの味の料理とは言えないわけですね。
まぁその中でナチョスはチーズを使っているという点では少しだけ味の方向性が絞られますけど。

 

ただ、そうなってくると謎に思えてくることが2つ出てきます。
まず、焼きそばにもラーメンにも「※ナチョスは入っていません」と断り書きしてあるけど
そもそもナチョスは料理名であって食材名ではないので、入ってるとかいないとかではないかと。
食材名なら「※トルティーヤは入っていません」とか書くべきでしょうけど
焼きそばの方はコーンフレークを使っているのでトルティーヤ風とは偽りない表現です。
一方のラーメンの方はコーンフレークもないのでトルティーヤ風でもないですね。

もうひとつの謎は焼きそばの方はチーズを使ってないということです。
となるとナチョスのナの字もなくそれは単にサルサ味でしかないし
じゃぁそのサルサはどんな味のサルサなんだよということになってしまいます(笑)
焼きそばとラーメンを組み合わせれば、トルティーヤ風にチーズ味でギリ・ナチョスになりますが。

 

ということで、ナチョスを意識する必要がないことが分かった上で焼きそばから食べてみましょう。
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後入れの液体ソースとふりかけの2つの小袋が入っています。
乾燥具はあらかじめ麺の下に入ってます。麺の下だったので画像はありません。
湯戻し3分で湯切りしてソース絡めてふりかけをかけて完成です。

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赤いチップとソースでなんとなく辛そうですが、辛さ1/5と書いてあったので
唐辛子の赤よりトマトソースやケチャップの赤色なんでしょうね。
それ以外では具はキャベツですからまぁ普通の焼きそば的なビジュアルです。
香りは確かになんだかエキゾチックな感じでメキシカンと言われるとその気になっちゃいます(笑)

麺は細麺でかなりふわっと柔らかくて優しい感じでした。
味付けはなんとも表現が難しいのですが香りのエキゾチックさに引きずられる感じで
個性的でありながら独特の美味しさとスナック菓子のようなジャンキーさが同居していて
個人的にはこれはアリだなと思いました。
けど、麺は硬めでモショモショしていた方がバランスは良いかな。
カリカリに焼いたらとっても美味しいかなとね。

 

では、次にラーメンの方にいきましょう。ラーメンといっていいのか分かりませんが。
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こちらは先入れの粉末スープと後載せのふりかけの2つの小袋入りです。
乾燥具はあらかじめ麺の上に入っています。大きめの味付肉が入ってますね。
湯戻し時間は3分で完成です。

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赤茶色のスープの中で味付肉やキャベツの具は目立たず
それに代わってふりかけの赤い唐辛子と緑のパセリが目立ちサルサ的な見た目です。
それほど辛そうには見えませんし、こちらは辛さ2/5と表示されています。

けど、食べたら案外辛かったです。個人的にはそこそこ辛いというレベルですが。
こちらも麺はふわっとした柔らかめの細麺ですがスープと絡みにくい印象で
麺を啜って食べている限りは少し物足りない味に思えてしまいました。
スープだけだとチーズの濃厚な味も感じられるしメキシカンかなという雰囲気も感じますが。

というわけで、どちらも異国情緒は感じられますがナチョスとはなんなん?は分かりませんでした(笑)
個人手には麺の食感が良ければ焼きそばの方はまた食べたいかなというところです。

 

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ちなみに、ラーメンの蓋裏には明星食品と東京デザイン専門学校とのコラボについての
説明書きが書かれていました。
また、焼きそばは蓋裏ではなく底面の外装フィルムに同様なことが書かれています。

ラーメンも焼きそばも「この商品は白坂 萌さん作の第1回最優秀賞作品です。」だそうです。
あんまり美味しくないとけなすと「白坂 萌」さんが可哀そうかななと思って少し忖度したのですが(汗)
そもそもデザイン専門学校でグラフィックデザイン科の方のようですから
味とか食感とか事細かに口出したというより“メキシカン”とか“ナチョス”とかキーワードは出したとしても
実際にはただパッケージデザインを描いただけなんでしょうね。
確かに楽しげなパッケージデザインには惹かれましたからそれはそれで素晴らしいですな。

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