文庫「伝説の『武器・防具』がよくわかる本」を読了
まぁ正直白状すると日本の記紀に出てくる神話や有名な日本刀くらいはなんとなく分かりますが
ギリシャ神話などや三国志などは登場人物の名前くらいは分かっても
そこで使われた武器などはまったく聞いたこともないようなものばかりですし
その背景となっているストーリーもうろ覚えなので結局はチンプンカンプンでしたし
それほど興味をそそられるものでもなかったかなと。。。
ちょいと面白いなというか変な視点でへぇ~と思ったことは、
西遊記に出てくる沙悟浄が持っていたスコップ状のモノは“鏟(さん)”という武器で
特に反対側が三日月状になってるモノは“月牙鏟(げつがさん)”というのだそうです。
また猪八戒が持っていた熊手やトンボみたいなモノは“鈀(は)”という武器で
特に猪八戒のものは“上宝遜金鈀(じょうほうそんきんは)”と呼ばれているそうです。
いやーてっきり適当に想定した架空のものか農具か何かだと思って
夏目雅子が三蔵法師を演じるドラマ「西遊記」を観てましたよ(笑)
もっとも、もともとは農具から発展したのは確かのようですが。
そうなると孫悟空の如意棒にも触れておきましょう。
正式には如意金箍棒(にょいきんこぼう)というそうですが
もともとは大陸最古の王朝の夏の王が洪水を防ぐために海に沈めた巨大な柱ということだそうです。
そのこともへぇ~でしたけど、重さが2トンあって大きくしても小さくしても変わらないそうです。
質量保存の法則に従えば当たり前のこととも言えますが。
つまり、いくら杖くらいのサイズにしてあっても孫悟空以外は誰も持ち上げられないはずなわけです。
ドラマではそんな他人が持ち上げる場面もあったような気がしますけど……(笑)
それともうひとつ、意外だったのはブルースリーの映画で一躍有名になったヌンチャクって
てっきりチャイナのものだと思ってましたけどもともとは琉球の武具なんだそうです。
へぇ~ですね。
今回はこの程度で失礼します(笑)
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