« 中島飛行機地下工場跡見学と太田強戸PAで麺紀行 | トップページ | サンヨー食品「八王子ソウルフード みんみんラーメン」を実食 »

文庫「伝説の『武器・防具』がよくわかる本」を読了

B201101_3 
PHP文庫の「伝説の『武器・防具』がよくわかる本」佐藤俊之監修 造事務所編著を読みました。
まぁイラスト豊富な本なので読んだというより眺めたといった方が正確かもしれませんが。
内容的には古今東西の神話・伝説・伝記・逸話に出てくるような空想の武器や防具から
実際に現存している武器や防具までをイラストとともに紹介しているものになります。
ただ、武器といっても重火器や化学兵器や最新のデジタル機器などは含まれてません。

剣・刀・長柄武器(槍、薙刀など)・打撃武器・射程武器(弓矢など)・防具(甲冑、鎧など)に分類され
それらの伝説の武器や防具の固有名詞の紹介とともにそれぞれの一般的な種類も紹介されてます。


まぁ正直白状すると日本の記紀に出てくる神話や有名な日本刀くらいはなんとなく分かりますが
ギリシャ神話などや三国志などは登場人物の名前くらいは分かっても
そこで使われた武器などはまったく聞いたこともないようなものばかりですし
その背景となっているストーリーもうろ覚えなので結局はチンプンカンプンでしたし
それほど興味をそそられるものでもなかったかなと。。。

 

ちょいと面白いなというか変な視点でへぇ~と思ったことは、
西遊記に出てくる沙悟浄が持っていたスコップ状のモノは“鏟(さん)”という武器で
特に反対側が三日月状になってるモノは“月牙鏟(げつがさん)”というのだそうです。
また猪八戒が持っていた熊手やトンボみたいなモノは“鈀(は)”という武器で
特に猪八戒のものは“上宝遜金鈀(じょうほうそんきんは)”と呼ばれているそうです。
いやーてっきり適当に想定した架空のものか農具か何かだと思って
夏目雅子が三蔵法師を演じるドラマ「西遊記」を観てましたよ(笑)
もっとも、もともとは農具から発展したのは確かのようですが。

そうなると孫悟空の如意棒にも触れておきましょう。
正式には如意金箍棒(にょいきんこぼう)というそうですが
もともとは大陸最古の王朝の夏の王が洪水を防ぐために海に沈めた巨大な柱ということだそうです。
そのこともへぇ~でしたけど、重さが2トンあって大きくしても小さくしても変わらないそうです。
質量保存の法則に従えば当たり前のこととも言えますが。
つまり、いくら杖くらいのサイズにしてあっても孫悟空以外は誰も持ち上げられないはずなわけです。
ドラマではそんな他人が持ち上げる場面もあったような気がしますけど……(笑)

 

それともうひとつ、意外だったのはブルースリーの映画で一躍有名になったヌンチャクって
てっきりチャイナのものだと思ってましたけどもともとは琉球の武具なんだそうです。
へぇ~ですね。

今回はこの程度で失礼します(笑)

|

« 中島飛行機地下工場跡見学と太田強戸PAで麺紀行 | トップページ | サンヨー食品「八王子ソウルフード みんみんラーメン」を実食 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 中島飛行機地下工場跡見学と太田強戸PAで麺紀行 | トップページ | サンヨー食品「八王子ソウルフード みんみんラーメン」を実食 »