映画「パラサイト」で有名な?「チャパグリ」を実食
前回紹介の韓国製カップ麺の大象・宗家のキムチラーメンが案外感触良かったこともあり
今回も韓国製カップ麺に触手を伸ばしてみました。
NONGSHIM 農心の「チャパグリ チャパゲティ×ノグリ」です。
「ピリッと甘辛い!韓国ジャージャー麺」だそうです。
なんだか謎ばかりな印象でしたが、ファミリーマートで税込258円で買いました。
大きめの器ですが内容量114g(麺92g)ですから汁なし系カップ麺としては普通程度ですから
それにしてはやや割高な印象があります。まぁ輸入品だからね(笑)
農心は韓国メーカーで、辛ラーメンなどを出していて韓国ではかなりメジャーみたいです。
日本にも辛ラーメンが売られてますし、農心ジャパンという日本法人が輸入販売しています。
ですから、きちんと日本語表記に対応しています。
そして、チャパグリって何???とネットで調べると、必ずといっていいほど
映画「パラサイト 半地下の家族」がセットで出てきます。
日本でも話題になった映画ですが、ボクは見ていませんのでチンプンカンプンです。
どうやら、その映画のキーワードではないのですがあるシーンで出てくる食べ物がチャパグリだそうで、
それはインスタント麺のチャパゲティというのとノグリというを合わせて作るものだそうです。
さらに、チャパゲティというのはチャンジャ麺+スパゲティの合体ということで
オリーブオイルを使用した韓国風のジャージャー麺になっていて、
一方のノグリは日本語でタヌキの意味で昆布だしの太麺ラーメンなのだそうです。
(日本のたぬきうどんにインスパイアされた?)
そして、チャパゲティもノグリも農心から出ている袋麺のようですが
そのチャパゲティ+ノグリのチャパグリをひとつのカップ麺で作れるのがこの商品なわけですね。
となんとなく納得できたようなまだのような……でも味はまったく想像できませんねぇ。
ネットだとチャパゲティはかなりマズイという話も出ていますし
ノグリも激辛のとそうでもないのと2通りあるようでその点でもなかなか想像しがたいです。
乾燥具は麺といっしょに予め入っていて、後入れの粉末スープと調味油の2つの小袋入りです。
※写真撮り忘れではなく、SDカードトラブルで画像データが消えちゃいましたorz
湯戻し時間4分とやや長めで、湯切りしてから粉末スープと調味油かけて完成です。
湯切り口はペロッと剥がせるパーシャルオープンになっていてそこはいいのですが
紙製の器は薄くて熱くてツバの部分がなく剛性にも欠けるためにかなり注意を要します。
シンクの底にくっつけたまま傾けていって湯切りしはじめて
最後の方は蓋と底を両手で持って湯切りをしないといけませんでした。
粉末スープは量がかなりあるのですがうまく全体に一様にならずに濃淡ができてしまいました。
原材料名によるとかやくはかまぼこ、昆布、ニンジン、わかめとなってますけど
ニラっぽい緑色のは何なのかな?
ジャージャー麺なのに挽き肉はないの?となかなか腑に落ちないですね。
白いカマボコ(?)にはおそらくタヌキの顔が描かれています。
麺は丸みのあるやや四角っぽい断面の極太麺で縮れも多めですが
いかんせん柔らかくてふっかふかした食感のものです。
そこにかなり甘いベチョーとしたタレがまとわりついている感じの食べ物です。
辛さは少しだけあるけどそれより味わったことないような香辛料の独特の風味があります。
昆布だしなど旨味もあるのかもしれませんが強すぎる甘味に負けてその旨味も感じられません。
インスタント麺の合わせ技ということでジャンキーさにジャンキーさを重ねたような食べ物で
確かにそのジャンキーさだけは伝わってきますが
少なくともボクの口には合いませんでした。
不味いというよりなんか不気味な食べ物という印象だけしか残りませんでした。
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