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かなり古い新書「海底の地図」を読了

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中公新書の「海底の地図 地球科学のフロンティア」佐藤任弘著を読みました。
元は図書館に置いてあったものを合法的にタダで貰ってきた本です。

昭和49年、つまり1974年発行の新書ですから全然新しくなくてかなり古い本です(笑)
ところで新書っていつから出てきたのかと調べてみると1938年の岩波新書からだそうです。
となると、新書が世に出てから36年経った時に発行された本ということですし
現在から46年も前に発行されてるのでかなり古い新書ということで間違ってはないですよね。


本書はタイトルからも分かるように海の地図についてその歴史や計測方法や作図方法などを説明しています。
まだ、GPSが出始めた頃の話ですから今となってはかなり古さを感じる部分もある内容となっています。
なので、ここで改めて紹介するようなことはいたしません(笑)

また海底の地図ということで地図そのものより海岸線の形状や海底の高低(深浅)や
岩質・砂質などなどの特徴とそれらの成り立ちなどの説明に入っていきます。
ただ分からないことだらけなのね、というのが読んだ正直な感想でした(汗)
プレートテクトニクスが提唱されはじめたのが1960年代後半ですから
まだまだプレートテクトニクスでの説明よりもマントル対流説や海洋性拡大説での説明が主です。
まぁマントル対流説も海洋性拡大説もプレートテクトニクスと相反する理論ではないので
間違った内容が書かれているというわけでもないでしょうが……

その後のプレートテクトニクスの研究の中で分かったことが幾つかはあるはずでしょうから
その点でもこの本の内容はいささか古くなっていると思われますので
これまたここでわざわざ紹介するようなことはいたしません(笑)

 

まぁでも海底については今までほとんど勉強したこともないのでなかなか新鮮さはありました。
大陸棚なんて言葉だけは知っていましたけど
漠然と大陸の近くに浅瀬があるんだろうくらいしか頭にはいっていませんでしたけど
実は最終氷期の時代の陸地であったことの名残りだというのだから驚きましたし合点がいきました。

 

ひとつだけ面白そうなことを紹介しておきましょう。             (以下引用)

 この多量のガスの存在は、日本海の古環境を推定する重要な手がかりである。現在の日本海で
は、冬に沿海州で酸素に富んだ表層水がさかんに沈下して南下するのであるが、狭い海峡にはば
まれ、この水によって日本海の底は酸化性の環境を呈している。ところが氷河期には、全体が寒
冷でしかも海面低下によって海峡部が陸となった日本海には、こうした現象は起らなかったと思
われる。   (中略)
 日本海に多量のガスがあるということは、広大な石油の産出の可能性を示すものでもある。も
っとも、三〇〇〇メートルをこす深海からの石油や天然ガスの採掘は、現在では不可能なことで、
これは将来の資源というべきであろう。                   (引用終わり)

氷河期となっているだけで最終氷期であるとは明記されてませんが、
著者は氷河期には日本海は太平洋から孤立したと見ているということですかね。
津軽海峡は最深部で130m以上あるので最終氷期でも陸続きにならなかったという話も聞きますし
でも氷で陸続きになったという説もあったりと様々なようですけどね。
個人的には現在水深130mだとしても氷河期の水深はもっと浅くて
その後の水面上昇とともに津軽海峡の海水の流れで水深が深くなったんじゃないのとも思いますが……
まぁ素人のたわごとですけどね。

と、そのことよりも、日本海に石油が埋まってるのでは?というのは嬉しい話ですかね。
現在の技術なら水深3000mほどなら採掘できるのかもしれませんし。
まぁその後も誰かが調査していてそんな嬉しいニュースは聞かないのでなかったのですかね。

もっとも日本海に大規模油田が発見されたとしたら
某半島や某大陸がますますうるさくなって大変なことになりそうですが(-_-;)

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