日清カップ麺「三宝𠅘 全とろ麻婆麺」を実食
日清食品・NISSINの「三宝𠅘 全とろ麻婆麺 とろみ旨辛麻婆スープ」です。
「三宝𠅘 酸辣湯麺と全とろ麻婆麺」とも書かれていて何が商品名なのか少々混乱してしまいますが、
どうやら実店舗チェーンで「新潟 三宝𠅘」という店があって
その店の売りメニューが酸辣湯麺と全とろ麻婆麺でそれをキャッチコピー的に使っているようです。
ですから、実店舗でもこの全とろ麻婆麺というメニューがあるわけです。
ちなみに、“新潟”となっていて元々は新潟のようですが
今は東京ラボと称して都内に数店構えるチェーン店のようですね。
当然ながらその店に行ったこともないので実店舗の味が再現されてるかどうか分かりませんけど。
なお、これはファミリーマートで税込228円で一ヶ月ほど前に買いました。
蓋の上に特製香味油が貼り付けられていてこれは後入れとなっています。
それ以外に小袋はなく具もスープの素も麺と一緒に予め入っています。
湯戻し時間は5分とかなり長めになっています。最近多いですけどね。
豆腐と思われる白くて大きめの乾燥具が象徴的な印象です。
なお、特製香味油は真っ赤なラー油というようなものでした。
麺の下に埋もれている具もありますが、意外と具だくさん感が薄くなりました。
豆腐の具は湯戻ししても嵩増ししないからでしょうけどちょっとがっかりです。
まぁそれでも以前に食べたサンヨー食品の飄香 四川風麻婆麺に比べれば
はるかに豆腐の存在感はありますけどね。
麺は中太で平たく縮れの少なめのもので
やや硬めでコシ感があり歯応えもしっかりしたなかなか食感のよいものです。
スープはけっこう辛いです。
麻婆豆腐だと山椒の痺れ辛さを想像しますがそれではなくラー油のホット辛さです。
激辛とまではいかないですけど麺の食感が良いだけに辛さに邪魔されたくないかな。
辛いとどうしても唇や舌になるべく触れたくなくて食感を味わえなくなりますから。
そして“全とろ”と名前からものすごくとろ~りとしたスープなのかなと思いきや
それほどという感じでもありませんでした。
中華系でよくある片栗粉を使ったようなとろみではなく
カレーによくあるようなどろっとしたようなとろみです。
片栗粉ではなく小麦粉入れてんのかなと思いきや確かにスープの原材料に小麦粉が入ってました。
なので麺量80gなのに炭水化物は63.3gと豆腐が入っているのに低糖質ではないですね。
ちなみに、同じ日清のカップヌードル・ビッグは麺量85gで炭水化物60.2gです。
もっとも小麦粉でなく片栗粉でも糖質は増えますからどちらでも同じことですけどね。
全体的にはボクのイメージする麻婆(豆腐)麺とは辛さ・とろみ・豆腐の量など違いますが
それでもこれはこれで美味しくいただけた一杯でした。
辛さを半分くらいにしたらちょうど良かったかなとの思いは残りますが……
なお、蓋裏は実店舗の宣伝もありますが、アレンジメニューの紹介にもなってます。
ただ、麺以外を使って麻婆丼を作るといわれても食感の良い麺の立場がないじゃないですか(^^ゞ
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