サンヨー食品「川崎のソウルフード ニュータンタンメン」
サンヨー食品の「創業56年 先代から受け継がれた秘伝の味 川崎のソウルフード
元祖ニュータンタンメン本舗監修 スタミナタンタンメン」を食べてみました。
いやーそれにしてもどこからどこまでが商品名なのか分からん長い名前ですなぁ。
ニュータンタンメンが商品名の主体部分かと思ったら元祖ニュータンタンメン本舗という実店舗名ですか。
しかも“元祖”なのに“ニュー”だし
“本舗”=総本店と付いているのに神奈川・東京・長野・宮城に37店も展開しているチェーン店すべてが
「元祖ニュータンタンメン本舗」って名乗っているんだから矛盾しまくりですね。
創業56年とはその中で本舗の本店の京町店が川崎市川崎区京町に開業してからという計算ですか。
さらにいうと、店名にタンタンメンと入れているけど担担麺専門店というわけではなく
色んなラーメンだけでなく中華料理全般や焼き肉などもあるというお店のようですし
なのにスタミナタンタンメンもニュータンタンメンもそんなメニューはないようなのも不可解なところです。
タンタンメンというメニューはあるようですが……
とイチャモンばっかりつけていても川崎市民にもうしわけないので、作って食べましょう。
あっその前に、これはローソンで税込232円で買いました。
小袋はなく麺・乾燥具・スープの素すべてが予め入っているので熱湯を注ぐだけです。
コーンフレークみたいな具がたくさん入っているのが気になります。
湯戻し時間は3分と標準的ですね。
コーンフレークではなく黄色のかき卵でした。
具だくさんに見えるし黄色に唐辛子の赤が映えてなかなか美味しそうなビジュアルです。
と同時に辛そうな気配も十分に感じさせてくれますが。
恐る恐る食べてみますと、暴力的な辛さ・痛さは一切なくて安心・安全な辛さでホッとします。
じんわり辛くなる辛さでかき卵や麺と一緒に食べる分にはボクにはちょうど良い辛さです。
スープだけ飲む時はさすがに一気に行く気にならないくらいの辛さを感じますけど。
ニンニクもほどよく効いている感じですが、前回紹介の同じサンヨー食品の
背徳のニンニク豚醤油汁なし麺のような極端なニンニク臭さはもちろんありません。
中細・丸断面のやや強めの縮れのある麺ですがプクプクっとした歯応えが楽しめて
小麦の甘みも感じられて、スープの辛さとよくバランスしているものです。
具についてはかき卵は素晴らしいけれど、担担麺らしいそぼろ肉(鶏肉)はわずかなのが残念なところ。
もっとも、カップ麺でそぼろ肉を入れても最後に底に溜まってしまうのがオチなので
まぁこれはこれで正解なのかも知れないし、そこが“ニュー”タンタンメンの所以なのかも。
全体的にはなかなかよくまとまっていてちょくちょく食べたくなるような一杯でした。
なお、直系店舗の丼の底部には創業者・五十嵐源吉の名前に由来するイソゲンのロゴマークが
プリントされてるそうですが、このカップ麺の器の底には何もありませんでした。
せめて蓋裏に描いておけば洒落てて面白いのにね。
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