サンヨー食品の「麺屋はなび 海老味塩ラーメン」を実食
サンヨー食品の「麺屋はなび 芳醇海老味塩ラーメン」です。ファミマで税込228円でした。
「麺屋はなび創業12周年限定特別メニュー」とのことです。
麺屋はなびってどこかで聞いた事があったような……と思ったら
名古屋の台湾まぜそば発祥のお店でしたか。
同じサンヨー食品の台湾まぜそばをこの時に食べていて、読み返すとなかなか高評価ですね。
ただ、こちらは海老・塩ラーメンとある意味まっとうなメニューを特別メニューにしていますね。
その意味では東洋水産のこちらの塩ラーメンの方が近いのかもしれないです。
ただそちらはあまり評価は高くないですが……
それにしても創業12周年ってちょっとまだ伝統とか歴史とか感じるほどではないかな。
前回紹介の「らーめん改」と同じサンヨー食品製ということで
これまた同じように蓋の上に貼り付けられた「仕上げの小袋」だけがあり
乾燥具とスープの素と麺はあらかじめ一緒くたに器の中に入れられています。
熱湯入れる前の見た目は少し具が少なめに感じられますが、どうでしょう。
こちらは湯戻し3分と油揚げ麺としては標準的です。
完成です。意外にも具だくさんに見えます。実際に具はお湯を吸って嵩増ししてますね。
色とりどりの細やかで華やかな見た目でまさに「花火」のようでもあります。
中細・丸断面の適度な縮れのある普通っぽい麺です。
仕上げの小袋の油によって表面コーティングされてるのもあり表面ツルツルの食感ですが
全体にしっかり硬さのある麺となっています。
ちょっと湯戻し時間が足りなかったのかと思えるような硬さではありますが
食べ終る頃でも柔らかくなっていなかったのでこれが狙いなのでしょう。
それにアルデンテのように芯がある硬さというより表面の方が緻密で硬い印象で
細めでありながらもプツンプツンと歯応えが楽しめるのがいいですね。
スープはしっかりとエビの香り、というかエビの殻の臭みがストレートに感じられます。
もちろん、臭みと言っても大歓迎の匂いですし、味も濃厚のエビと魚介の旨味がつまってます。
濃厚といっても油っこいわけでもなく甘ったるいわけでもなく旨味成分からくるものです。
具はネギ、メンマの他に一瞬エビの身っぽいものがたくさん入っていますが
これは卵白加工品ということのようです。
ただ食感もプリッとしたエビっぽいところもあり、エビエキスにて香りも風味も騙されそうです。
フェイク食品と言えばその通りですけどそれなりに美味しいので大歓迎ですね。
最後の最後までスープを飲み干そうとすると、少々粉っぽくて塩味もきつくなりますが
それでも全体的にはかなりレベルの高いおどろくほど完成度の高い一杯でした(*^^)v
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