伊勢崎市のサンデンが事実上の経営破綻とは(@_@)
先月末のことですが、群馬県伊勢崎市に本社がある自動車用エアコンや自動販売機の製造で有名な
サンデンホールディングスが事実上の経営破綻である事業再生ADRの申請をしたとのことです。
事業再生ADRというのが具体的にどういうものだかよく理解できていませんし
当面はそのまま事業を継続して雇用も維持できるのだそうですが、
それでも利益が減少して事業継続・資金調達が難しくなってしまったのは事実なのでしょう。
サラリーマン時代には直接サンデンHDとの仕事をしたことはありませんが
それでもスバル車にもサンデン製の部品も多く使われていましたから
それなりに親しみのある会社です。
また、自宅のすぐ隣町にあって、散歩で周囲を回っていたりもするので
その意味でもなんとなく地元愛というか愛着も湧いてきている会社です。
ですからちょっとショックでありかつこの先心配ですね。
東京本社というものもあるようですが
基本的に伊勢崎市の本社・開発研究部門が主力部隊のようですから
伊勢崎市の税収としても大きな影響があるのでしょうね。
経営破綻で即建物解体というわけではなく先月中旬ごろから解体が始まってました。
本社本館の北にあった技術本館を老朽化のため解体して更地にするとのことらしいです。
技術本館の機能ははす向かいにある大きなテックセンターに移動するとのことですが
解体したまま更地にするということはやはり人員整理や事業整理があるのかなぁと
門外漢ですがこれまた心配になってしまいますね。
こちらが解体される技術本館の隣にある本社本館で、こちらもひと気が無くなってますが、
解体されることなく耐震補強をして利用され続けるとのことです。
無機質な四角い箱の建物じゃないのでちょっと気になる建物で、残るのは嬉しいですね。
それにしても技術本館の跡の更地は今後どのようになっていくんですかねぇ。
サンデンが新たな建物を建てることはないでしょうし
売却して何か商業施設になるか住宅になるか……
まさか太陽光発電なんてことは止めてほしいですけど。
ちなみにこちらは旧・千代田工業の本社工場跡地で自宅のすぐ近くです。2017年3月撮影。
千代田工業もペダルやシフトなど自動車部品を製造している企業ですが
本社を太田市に移してしまったのでこちらも伊勢崎市の税収は減ってますね。
工場跡地はパナソニックホームズとして住宅地となり今は100戸弱が完売となったようです。
まぁ住宅地となって人も住んで人口も増えているのでそれ自体は良いことでしょう。
サンデンの技術本館の跡地も上手く活用されると良いんですけど。
| 固定リンク
コメント