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インドネシア製カップ焼きそばはダバァより手強かった

先日、シトロエンHのブリキ箱をゲットしにKALDIコーヒー(@スマーク伊勢崎)へ行った時
目について面白そうだなと興味を持ったので買ってみました。税込180円でした。

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インドネシアのMie Sedaap(ミースダップ)の「Mi Goreng」です。
輸入元はユナイテッドグルメとなってますが販売は(株)二宮となってます。どっちも知らないな。
日本語表記で「Mi Goreng(Fried Noodle) インドネシア風カップ焼きそば(ミーゴレン味)
 甘口ソースに辛味香辛料、インドネシアで人気のメニューです。」と書いてあります。

ところで、ミーゴレンってたまに聞くけどなんだよ。
そーいえば前にもミーゴレン焼きそばってカップ麺食べたっけ。

ミーゴレン焼きそばはこの時この時、いずれも日清食品のを食べてますね。
それぞれの記事を読むと案外と美味しいみたいなのでミーゴレン味とやらはボクの好みみたいです。

じゃぁミーゴレンとは何ぞやとちゃんと調べて知っておいた方が恥ずかしくないですよね。
えーと、あれっ、ミーゴレン(Mi Goreng)ってインドネシア語でMi=麺、Goreng=揚げるって意味で
つまり英語にすれば Fried Noodle で、日本語なら単純に焼きそばの意味です。
なのでミーゴレン風焼きそばって、焼きそば風焼きそばと言っているようなもので変な言い方です。
インドネシア風焼きそば、インドネシア版焼きそばというのが正しいのかなと思えますね。

それに、このカップ焼きそばはインドネシアで開発・製造されているものなので
インドネシア風となんだか偽物的な言い方も失礼な気がしますから
“インドネシア版焼きそば”というべきでしょうね。

そして、インドネシアで好まれてよく食べられているというだけで
ミーゴレンとはかくあるべしみたいな定義などがあるわけでもないようです。
ただ甘辛いのが特徴なのかな。

 

では、作ってみましょう。

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むむっ、いちおう日本語で作り方が書いてありますが……
先ず蓋をどこから開けたらいいのか分かりません。
焼きそばで湯切りするわけですから右画像の左右どちらかから開封するはずです。
右側のピンク矢印部分には「BUKA DISINI」
左側のオレンジ矢印部分には「TIRISKAN DISINI」と表示があります。
ネットで調べてみるとそれぞれインドネシア語で「ここを開ける」、「ここで排水」てな意味です。
つまり右側のピンク矢印の部分から半分ほど蓋を開けるというわけです。
ちゃんと日本語で書いておいて欲しかったのですが……

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中からいっぱい小袋が出てきました。
後入れのフライドオニオン、先入れの野菜乾燥具、粉末ソース、3種の調味油&辛味ソースです。
なんだか凄くこだわりの豪華さなのかよく分かりませんが、面倒でもあります。
折り畳みフォークが入っているのは海外のカップ麺ではよくありますね。

湯戻し時間は約4分となってます。日本のカップ麺だと「約〇分」とは書かないですよね(笑)
で、湯切りしようと「TIRISKAN DISINI」と書かれた部分を開けてみると……
ありゃりゃ、ペロンと剥がれて多孔の湯切り口が現れるのではなく
単に一枚の蓋が剥がれるだけでした。
つまり、実はどちらから開けようがまったく関係がないというわけです。

そして、少しだけ開けた隙間からチョロチョロと湯切りをしろというわけです。
こんなのおやつカンパニーのブタメン以外で見たことないですよ。
しかも、丼のの側壁が薄くて4分も経っているので熱くて熱くてまともに保持できません。
どう考えても安全に湯切りなんか出来っこないと判断してザルを使いました。

確かに、日本語で「※使用上の注意:やけどに注意してください」とは書いてありますけどね。
それにしてもこりゃ酷いやね。フォークなんかよりも安全性を重視してほしいものです。

 

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と悪戦苦闘しながら(やや大袈裟)やっと完成です。

麺は細くて縮れの強めなものですが滅茶苦茶柔らかいフニャフニャ麺でした。
湯切りで手間取ったということもありますがおそらくそんなの関係なしに最初からこの仕様でしょう。
まぁ日本人のようにシコシコだのモチモチだの麺の食感にうるさい人はいないでしょうしね。

ただ、味付けは甘辛具合がちょうどよく、しかも旨味もしっかり感じられるし
辛さもヒーヒーいうほどではなくじんわりと独特の香りとともにエスニックな感じも十分です。
麺の食感さえ良ければ日本でもそれなりに人気がでるような気がしますね。

まっ、その前にこの湯切りシステムは論外なので日本ではこのまま売ってほしくないですが。

ちなみに、麺量は60gとなってますが全体では85gなので
カップ焼きそばとしては少し物足りないくらいの量ですかね。

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