ラリっ娘のシートベルト・ガイドを再修理
この時にバキッと折れてしまって、この記事にていちおう“抜本的な修理”をしたはずだった
ラリっ娘ことプジョー106ラリーのシートベルトのショルダー・ガイドですが、
実は1年以上前に再度崩壊してしまっていたのでした。
助手席なんかに人を乗せることなんか滅多にないから大丈夫とたかをくくっていたんですが
昨冬の父親の葬儀の時に母を助手席に乗せることになったわけです。
乗り込んで助手席でいきなり「あれっ!?」と叫ぶので見たら
母の右手には割れたシートベルト・ガイドが握りしめられてました(@_@)
おそらく、シートベルト部分ではなくガイドそのものを引っ張ったのでしょうが
それでもそのくらいで壊れるようではきちんと修理できていなかった証ともいえます。
それから1年以上も放置していたくらいなので
もうこのままでもいいかななんてものぐさ心も芽生えてきてしまいそうですが、
やはりそれではラリっ娘が可哀そうな気がしますから一念発起して修理することにしました。
と、“可哀そう”なんてクルマを擬人化するのも恥ずかしいですけどね。
もっとも「ラリっ娘」なんてニックネーム付けてる時点で恥ずかしいとも言えますが(汗)
さて、再崩壊した状態を確認すると、接着面から完全に剥がれてしまっているわけですから
まずはより強力な接着剤を使う必要があるのかなと考えられます。
そこで、こんな接着剤を買ってきました。
「ゴリラ・グルー」です。ゴリラ一丁ではありませんよ(笑)
なんでゴリラなのかよくわからないのは同じですけど、まぁ強力そうですわな。
多用途接着剤・クリアータイプのもので瞬間接着剤のものもありますが
こちらは24時間で完全硬化というものになります。
ただし、いくら接着剤を強力にしてところで
引っ張りや剪断には強くても曲げや捻りにはまだ弱いと考えられるので
黄色矢印の部分(2箇所)を小さなビス&ナットで機械的結合をしてやりました。
表側は皿ビスにして突起を抑えましたが、裏側はナットが少し飛び出してます。
まぁ、どっちが表か裏かはよくわかりませんけどね。
なお、付け根の部分はFRP板の方が力を受けていますから
元の黒いプラスチック破片はただ接着しているだけで大丈夫でしょう。
さらに、念のためという気持ちで、「ゴリラテープ」というものも買ってきました。
「ゴリラグルー」の姉妹商品で強力ガムテープみたいなものです。
これで、接着したシートベルト・ガイドをぐるぐると巻いて完成です。
少しは強度も上がるだろうし、裏面のナットの引っ掛かりも誤魔化しが効くかなと(汗)
まぁ、仕上がりは少し野暮ったくなりましたがこのくらいならさほど目立たないでしょう。
最終的に、助手席側に装着してこんな感じになりました。
さて、これでホントに最終的な修理になったかな、なってるといいな(^^ゞ
ちなみに、ラリっ娘、昨夏にユーザー車検に行ってから1mも動かしてませんorz
その間、2回ぐらいエンジンだけ掛けましたけど。
たまには乗ってあげないとね。
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