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新書 ヤフーの「ビッグデータ探偵団」を読了

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講談社現代新書の「ビッグデータ探偵団」
安宅和人/池宮伸次 Yahoo!ビッグデータレポートチーム著を読みました。

グラフなども多く載っていて全面カラー印刷されている本です。
カラーのためなのか紙質もしっかりしていて一枚一枚が厚めになっているため
総ページで200ページちょっとしかなく一気に読めてしまうような本です。


内容的にはヤフーの検索、地図検索、乗り換え検索などのビッグデータから
こんなことが分かりますよという紹介ということになります。
ビッグデータの処理の仕方などにも少し触れてはいますが
当然ながら核心部分は企業秘密ですから全体的にさらっとしている内容という印象です。

ですから、ここでは項目だけというか目次の紹介としましょう。       (以下引用)

1部 ビッグデータは、「深層」を描き出す
 1-1 新入社員は4月に「モットーとは」、5月に「新入社員 辞めたい」、
     6月に「恋活」と検索する
 1-2 ママは、生後102日目にわが子をモデルへ応募したくなる
 1-3 「頭が痛い日本人」が最も多い時刻は、17時である
 1-4 矢沢永吉と郷ひろみは、双子レベルの「そっくりさん」
 1-5 日本は、「東京」と「それ以外」の2つの国からできている
 1-6 音楽CDが売れる時、サバの漁獲量が増える――疑似相関とは何か?

第2部 ビッグデータは、こんなに役立つ
 2-1 これからの「混雑ぶり」がわかり、移動のストレスが消える
 2-2 救助活動をスムーズに進める、「隠れ避難所」を探せ!
 2-3 リニアで日本はどれだけ狭くなるのかを、実際に見てみよう
 2-4 政治への関心が薄い日本人の注目を一挙に集めた、「令和」発表の瞬間
 2-5 検索量を分析すると、選挙の議席数予測は96%も的中する
 2-6 今の景気を予測することは、どこまで可能か?          (引用終わり)

興味が湧いたらこの本を買うか、あるいはネットで検索してみてくださいorz
ネットで検索するとそれがまたビッグデータに組み入れられることになるでしょうが……(笑)

 

ただ、ヤフーって検索エンジンとしてはグーグルに対して圧倒的に少数派ですよね。
PCでグーグル76%,ヤフー16%,スマホでグーグル74%,ヤフー25%というシェアですが
これは2019年の日本だけのシェアであって、世界のシェアということだと
PCでグーグル89%,ヤフー3%,スマホではグーグル95%,ヤフー1%という具合いです。
世界だともうビッグデータとは呼べないほどですし日本だけでも偏ったデータかもしれないです。
グーグル使う人とヤフー使う人とでなんらかの属性の違いがあるかもしれないからです。

それでも、選挙結果が96%も的中するとなるとかなりの高確率と言えるでしょう。
これは単に検索ワードの出現頻度からの分析のようですが
SNSなどでの発信ワード、さらにはAIによる発信文書の内容把握やイイネなどの反応など
総合的に分析すればもうほぼ100%的中にもなりかねません。
さらにその分析データの政治利用やもっといくと情報操作など可能性を否定できなくなり怖いですね。
ヤフーはまぁ信じるとしてもグーグルやチャイナの〇〇〇やロシアの〇〇〇など相当に怪しいですもん。

確かにこの本に書かれているようにビッグデータは役に立つことも多いですけど
使い方を間違うととんでもなく不気味で恐ろしいことにも悪用されてしまう可能性も大きく
それを監視・コントロールする能力は日本の政府も日本人も弱そうですから心配ですねぇ。

この本ではそういう闇の部分にはまったく触れずに
かなり能天気にビッグデータを楽しんでいるようにも感じられますが、
それ故に余計になんか恐ろしいなと感じてしまうのはボクだけなんでしょうかねぇ。
もっともボク自身は常に少数派の人間なのでビッグデータには属さないような人間であり
つまりは直接的に影響を受けない人間であるとも言えるでしょうけど、
だからといって日本中、世界中が情報操作されるのを良しとするわけにもいかないですからねぇ。。。

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