« エースコックの「まさかの麺なし わかめラー」! | トップページ | 明星カップ麺「喜多方ラーメン 坂内」 »

新書「伸びる子どもは〇〇がすごい」を読了

B200409_6 
日経プレミアシリーズの「伸びる子どもは〇〇がすごい」榎本博明著を読みました。
著者は俳優の榎本明ではありませんよ(笑) 心理学博士だそうです。

ボクは未婚ですし隠し子もいませんので子育てとは今までもこれからも無縁でしょうから
こんな本を読んでもなんの役にも立たないと思われるわけですが、
帯の「AI時代、勉強ができても、生き残れない。」というのが引っ掛かったので
買って読んでみることにしたのです。

どういうことかというと、別にAI時代じゃなくてもボクらが社会人になったアナログの時代でも
勉強が出来ても(学歴が良くても)仕事のできない人はそれなりにいたのに
(逆に言えば、学歴がなくても仕事のできる人はけっこういたのに)
何をいまさらAIと結びつけるんだ?という疑問を持ったからです。


とは言え、著者は心理学博士ということですからことさらAIに精通しているわけではありません。
なので、AI時代うんぬんの部分についてはちょっとピントがずれてると感じる部分もありましたが
まぁ専門外なのでしかたがないのかなというところでしょう。
そんなボクはどっちも専門外ですから大きなことは言えませんしね(汗)

この本の概要としては以下のようなことになるかと思います。 (青字部分は引用)

多くの親たちは、幼い頃から教育的刺激を与えることが大切だと言われると、計算ができるように
 したり、読み書きができるようにするなど、知的能力を鍛えることを連想しがちである。」が、

社会に出て成功するためには、そのようにいずれ学校でやる勉強を先取りするよりも、非認知能力
 を幼い頃から鍛えていく必要があるということなのである。」それは、

知能は遺伝によって決まる部分が大きい。でも、学力や仕事力は知能で決まってしまうわけではな
 く、知能以外の要因が大きく影響する。」というのです。

その非認知能力というのは、自分を動機づける能力、長期的な視野で行動する能力、自分を信じる
 能力、他者を信頼する能力、自分の感情をコントロールする能力などである。」だそうです。

そして、「誉めて育てる」ことが推奨され、「友達同士のような親子関係」が理想的とされ、
「叱ることなく」お膳立てして失敗しない「面倒見のよいサポート環境」で育てられた結果、
今どきの若者は「頑張れない」「我慢できない」「すぐに傷つく」といった問題が指摘されてます。

 

結論的にはタイトルの「伸びる子どもは〇〇がすごい」の〇〇には何が入るのかの正解は
この本には直接書かれていませんが、おそらく“EQ”ということになるのでしょう。
EQはIQとの対比で心の知能指数とも言われるもので非認知能力のこととも言えます。
IQが遺伝によって決まる部分が大きいが、EQはしつけや教育によって高められる能力です。

 

まぁなんとなく納得できる話ですね。子育て経験のないボクがいう資格はないですが、
友達同士のような親子関係なんて垣間見るとなんだかなぁと思ってしまいますし
それどころか子どもが一番、子どもが王様みたいな家庭もありますから
そのように育てられた子どもの将来はかなり大変だろうなぁと思ってしまいますね。

 

じゃぁボク自身がどのように育てられて、EQはどうなんだと問われると自信はないです(汗)
まぁでも30年以上は社会人で居られたので最低限のEQは持っていたのでしょうが
早期リタイアして引きこもり生活するなどあまり普通ではない人生を選ぶなど
やはりちょっとEQは低いというか変わったEQなのかも知れないですねぇ(汗)

ボクは、幼稚園や小学生の頃にはオルガン、絵画、書道、ソロバンなどの習い事をしましたが
(ボクがやりたいと言ったのか親がやらせたのか周りの家に合わせたのか分かりませんが)
それで才能が開花したとか大人になって役立っているという感覚はまったくありませんしね。
でも、個人的には英会話とかやってれば今もう少し喋れたのになぁなんて思ってましたけど
この本によればそれも否定されています。
少しその部分を引用して紹介しましょう。                (以下引用)

 英語教育の専門家の間では、早く始めた方が英語ができるようになると
いうのは幻想にすぎず、母語をきちんと習得してからの方が、英語も効果的に習得できると
されているからである。それゆえ、同時通訳の第一人者である鳥飼玖美子など英語教育の専
門家の多くは、小学校から英語を学ばせることに反対の姿勢を取ってきた。
 認知心理学の観点からしても、母語体系が習得できていることではじめて、それをもとに
外国語がうまく習得できると考えられる。                (引用終わり)

へぇーそういうものなんですかねぇ。
発音などは小さいうちからの方が身に付きやすいけど語学能力はそれだけじゃないからか。
それに完全にバイリンガルな環境で日常生活するならともかく
週に数時間だけ英会話に触れるだけではあまり意味がないということですかね。

 

閑話休題。
今は新型コロナ騒動で学校も休校が長引いており、生徒の学力低下などが心配されてますが、
本当に心配しなくてはならないのは集団生活や遊びの場が失われて
EQ=非認知能力を育み高める機会が圧倒的に減ってしまうことなのかもしれないですね。

ただ、こういう非常事態を子どもの頃に経験するというのは
我慢をして自分の感情をコントロールする能力を養うには絶好の機会だと捉えることもできそうです。
でもまぁ、子どもより我慢できずに感情コントロールも出来ない大人も多いみたいですが……(-_-メ)

|

« エースコックの「まさかの麺なし わかめラー」! | トップページ | 明星カップ麺「喜多方ラーメン 坂内」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« エースコックの「まさかの麺なし わかめラー」! | トップページ | 明星カップ麺「喜多方ラーメン 坂内」 »