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もしもまだ働いていたら……と空想してみた

ボクはもう2年半前に早期リタイアして現在も働いていませんし独り暮らしですから
再三書いているようにこの新型コロナ騒動とはほとんど無縁で生活をしていられる身なわけで、
せいぜい麺紀行に行かずに行動半径を縮小化したくらいで
もともとほとんど誰にも会わずに準引きこもり生活をしていたのを淡々と続けているだけです。

けれども、もし、早期リタイアせずに今なおサラリーマンとして働いていたら
今ごろどんなことになってたのか面白半分にちょっと妄想してみました。
もっとも、もうゴールデンウィークの長期連休に突入してしまっているかもしれませんが……

ちなみに、早期リタイア後は元の同僚などとほとんど逢っていませんし
ましてや新型コロナ騒動になってからはまったく会ってないし連絡も取ってませんから
現実にどういう状況になっているかの情報はまったく持ち合わせておりません。
故にこの妄想はなんの根拠もないものであることをお断りしておきます。

ところで、“妄想”という言葉は「根拠もなしに現実に起きた/起きると信じること」の
意味なのだそうなので、確かに根拠はないけどそうなると信じているわけでもないですから
“妄想”というより単なる“空想”と言った方がいいんでしょうかね。


なお、ニュース報道によると、スバルは工場の操業停止をしているとのことです。
太田市の工場周辺にまで行く機会はないですが
関連企業が入っている伊勢崎工場周辺の社員駐車場もガラガラなのでここも操業停止中でしょう。
ですから、工場で直接自動車の生産に携わっていた従業員の方々は
ほとんど自宅待機になっていると思われます。

テレワークではなく自宅待機でしょうから暇でしょうがないという人も結構いるでしょうね。
そりゃぁ営業しているパチンコ店に行列ができるわけですわな。
もちろん、みんながみんな自粛無視してパチンコ行ったり夜の街で遊ぶわけではないですが……

給料などはどうなっているんでしょうかね。
雇用形態によって違いもあるかもしれませんし
給料が保障されているとしても残業代や夜勤手当などはないでしょうから
かなり減額になってしまっている人が多いのかと思います。
スバルはここ何年も高操業が続いていたので手当がたくさんあるのが当たり前になっていたでしょうし。

 

と空想しましたが、ボクは工場勤務ではなく自動車の開発部門の勤務でしたから
工場が操業停止だからといってそれが理由で自宅待機になることはないでしょう。
それでも、非常事態宣言が全国に出された今ではテレワークになってるんですかね。

(数年前までの)スバルだと出張時などの対応で自宅からサーバにアクセスすることは可能で
セキュリティ対策もされてますからEメールも含めて自宅で出来る仕事も多いでしょうが、
パソコンやスマホでのビデオ会議は対応できていなかったです。
しかもそれを全従業員対象にするのは設備面でもすぐには出来ないでしょうね。
それに、やはりハンコ文化も根強かったからハンコ押すだけに出社する人もいるでしょうし(笑)

それよりも、実験部門だと実際に試作車や試作品を使って試験設備で試験する必要があり
そのためには100%テレワークは無理ということになります。
ほとんどの実験をCAEを使ってヴァーチャルで行えるような開発ができるのなら良いですが
残念ながらスバルはその点では相当に遅れをとっていますからすぐには出来ませんし、
結果的にその泥臭い開発体制がある意味におけるスバルらしさになっている面もありますから。

今や自動車の開発も開発期間の短縮が叫ばれて1日単位でシビアな日程管理がされる時代なので
1ヶ月も休んでいたらまったく成り立たないとも言えますが、それは自社内の理論であって
自動車の開発が不要不急かというと客観的にはそうではないということになるでしょう。
もちろん例外はあるでしょうけどね。(例えば、人命にかかわるような不具合対策など)
ですから、開発部門はテレワークになっていると信じたいですね。

 

と空想しましたが、ボクがまだ働いているとしたらスバル本体ではなくて
そこから出向を経て転籍(再就職)の形でSTI(スバルテクニカインターナショナル)のはずでしょう。
おそらく、STIの実験部長(PUを除く)を今もやっているのでしょう。
部長といっても課長ひとり(スバルからの出向者)でその下に数名の部下がいるだけの組織です。

モータースポーツ関係は世界的にイベントがなくなってますからおそらく仕事もほぼないでしょう。
レース車開発は続いているかもしれませんがそれも細々じゃないでしょうか。
コンプリートカー(改造車)の開発やスポーツパーツの開発も中止・中断してるのかな。
これらも客観的に見れば不要不急のことではないですからね。

となると、ほとんどの人は自宅待機もしくは短時間のテレワークという形ですかね。
社会的に考えればこの時期に改造車開発やレース車開発で人の移動をしている場合ではないですから
のうのうと仕事してないで自宅待機やテレワークをしていると、そう信じたいですね。

では、その代わりに医療物資などの開発援助や製造援助などをするというなら別ですけど
おそらくSTIにはそんな技術はないですからその検討すらしてないのではないかと推察されます。
STIは試作設備や研究部門はほとんどスバル本体および外部企業に依存しているので無理ですね。
というか、スバル本体でもほとんど無理ですし、スバルはやらない(やれない)でしょう。
そんなに迅速に融通が利く企業体質でもなければそのような幅広く応用が利く技術集団でもないので(汗)

そう考えるとかなり暇で自宅に引き籠っているということになっているのかもしれません。
とすると今の現実のボクとあまり変わりがない生活なのかもしれませんねぇ(笑)

 

ただ、そうはいっても1週間に一度くらいは短時間の出社が必要なのかもしれません。
今、散歩で伊勢崎駅周辺をぶらつくと、コインパーキングがガラガラ状態です。
いつもはほぼ満車に近い状態になっているのですが、今では3割以下という感じです。
テレワークの人もいるのでしょうけど、電車通勤を避けて自家用車通勤してる人も多いのでしょう。
車で最寄駅まで行って電車通勤していた人が多いんですよね、地方都市なので。
バスなどの公共交通機関が脆弱なので仕方ないところではあるんですけど
車移動が常識化している人だと徒歩10分でも耐えられずその間も車を使うなんて発想もあるようですし。

ボクはSTIに勤めていた時は基本は電車通勤でした。
もし、今もたまに出勤しなくてはならなかったとしたらどうしていたでしょうかね。
たぶん、変わらず電車で出勤するんじゃないかなと思います。
もともと鮨詰め状態のような満員電車でないし学校休校中の今なら電車はガラ空きでしょうし
各駅停車しかないので換気も十分でさらに必要なら窓も開けられますしね。
JR両毛線だと乗降扉の開け閉めにボタン押す必要があってちょっと躊躇うかもしれませんが(笑)

しかし、会社側から電車通勤を止めるような指示があるかもしれませんし
定期券の発行は認められなくなるかもしれませんね。
今はスバル車としてAKB38があるのでそれでの通勤を余儀なくされているかもしれません。
しかし、そもそもAKB38は早期リタイア後を見据えての購入だったので
今も働いているとしたら購入してない可能性が大です。
となるとスバル車を所有していないので、その場合の通勤車はどうなっていたでしょうかね。
社有車の使用が認められた? ラリっ娘の使用が認められてガソリン代が通勤費で払われた?
それとも黙認状態で通勤費は払われない? 最後の可能性が大きいですかね(汗)

それなら自転車通勤(ジテツー)の方が便利で気持ち良いかもしれません。
ただ、今の状況なら自転車通勤は選択しないと思います。
というのも、やはり自転車通勤は命に関わるような大事故に巻き込まれる危険性をはらんでいます。
医療崩壊が起こりそうな時にそのような事故に遭えば適切な医療を受けられない可能性大です。
そこまででなくとも、この時期に外科や整形外科だとしても病院に行くことは感染リスクが上がります。

このような考えですから、今でも現実には散歩したり自転車乗ったりしていても
今まで以上に身の安全に気を付けていますし、安全性の高そうな道を選んでいます。
自動車の交通量も減っていますがそれでも自転車通勤となるとかなり心配ですからね。

 

給料面ではどうでしょうかねぇ。
STIは小さな企業ですが、スバルの100%子会社ですから短期的には倒産することはないでしょう。
おそらく従業員の給与は保障されているでしょうが各種手当はなくなっているかもしれません。
もっとも、ボクは部長なので手当ては端からないですが、代わりに減給されてるでしょうね。
リーマンショックの時はスバル本体で課長相当でしたけどしっかり減給されましたから(怒)

仮に減給されたとしても今の現実のボクの無収入よりはかなりマシと言えるかもしれませんが
そもそもまだ働いているという仮定では早期リタイアに必要な資金が確保できていないわけで
言い換えれば経済的自由がなくお金のために働いている状態でしょうから
(あくまでもボク自身の想定であって、お金以外のために働いている人を認めないわけではないです)
減給はそれなりの痛手となっているでしょうね。
それよりも老後まで含めた将来的なお金の心配の方が大きいかもしれません。

 

このように空想していくと、案外今のボクと似たような生活になっていつつも
経済的にも精神的にもやはりそれなりの痛手を被っていた可能性は高いでしょう。
やはり、早期リタイアしていて(できていて)良かったなと思うところではあります。

ただ、この新型コロナ騒動後のいわゆるアフターコロナ(AC)の世界に対して
無職無収入が何のリスクもないかと言えばそんなことはまったくないわけです。
でも、そん時はなるようにしかならないさと腹を括えているところは無双かもしれないですな。

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