新型コロナの影響で親父の遺産が大損失(T_T)
その外国債券はブラジル・レアルだったんですよ。
なんでブラジル・レアルだったのかは分かりません。
証券会社の担当者に乗せられたか、何か思惑があったの……
いちおう、昨年の秋の時点で円/レアルの相場変動は確認していて
そこそこ安定してるみたいだったので今年の春の満期まで待つことにしたんですが
結果的にその判断は間違っていたということになりますね。
なにせ、ここ数週間で27円/レアルが一気に22円/レアルまでレアル安が進行したので
この大幅な損失になってしまったわけです。
昨年の秋に口座名義をボクに変更できた時点で円にして安全資産にしていたら
こんな大損はしなくて済んだことになります。
もっというと、父親が亡くなってすぐの頃だと30円/レアルでしたから
すぐに遺産相続して安全資産に切り替えていたらさらに損失は少なかったことになります。
どうして、半年近くも遺産相続が進まなかったのかというと
前にも書いたように骨肉の相続争いがあったわけでもなんでもないのですが
遺産の中の株式について姉夫婦がすぐに現金化しない方が得だと欲をかいたからなんです。
そこで、姉夫婦が株式で相続、ボクはレアル債券を相続、
その差額は現金で調整という形に落ち着くのに時間がかかったわけです。
それよりも手続きが面倒で時間がかかった方が大きかったのですが。
ちなみに、今回の新型コロナ騒動で株価も大幅下落してしまいましたので
姉夫婦の目論みは大外れになってしまったわけですが、
まぁ株式には満期はないのでこの騒動から復帰するのを待つという戦術が使えますかね。
ボクの方は否応なしに満期日が来てしまいましたから方策はなしという感じです。
もっとも、償還された円でまたレアル債券を買ってリベンジを図る手もなくはないですが(汗)
それにしても、新型コロナ騒動で円/レアルのレートがこんなに変動するとは思ってもみませんでしたよ。
円高になることは少し予想してましたし、実際一時期円高傾向がでましたけど今はむしろ円安傾向です。
なので、新型コロナが直接の原因ではないみたいで、原油価格の下落が直接の原因のようです。
それでも、原油価格の下落がチャイナをはじめとする経済活動の低下による原油消費減からきているので
その意味では間接的ではあるがやはり新型コロナ騒動による損失ということになりますね。
正直、新型コロナ騒動でレアル安になるとは、しかも原油価格の下落でそうなるとは、
そんなことまったく理解できていませんでした(恥)
それどころか、新型コロナ騒動の報道ラッシュの裏で
原油価格の大幅下落が起きていたことすら知りませんでした(恥)
現役サラリーマン時代ならまだ世界経済のニュースにも少しは気にしてましたけど
早期リタイアして再度働く気はさらさらない呑気な無職の身ですから
興味のあること以外にはほとんど世界のニュースから遠ざかってしまってますからね。
というのは言い訳でしかなくて、レアル債券を持っているなら
そのくらいは勉強してウォッチしているべきですわな(汗)
それをしていて早めに対処していれば100万円の損失は防げたわけですからね。
けれども、ボクの早期リタイア後の資金計画にはもともと親の遺産(借金も)は組み入れていません。
また、母親が生きている間は父親の遺産も母親のものという感覚もあります。
ですから、早期リタイア後の資金計画にはなんのマイナスもなく計画の修正もありませんし、
それほど惜しいとか悔しいとかいう感情もありません。
世の中には早期リタイアにしろ定年退職にしろ
老後の生活資金として株式投資などしている人も結構いるのかも知れませんし、
今回の新型コロナ騒動で相当な痛手を被っている人もかなりいらっしゃるかもしれないですね。
長い目で見ればいずれ株価も戻ってくるでしょうし、かなり乱高下しているので
かえって巧みに儲けることができている人もいるのかもしれないですが、
それでもリタイア生活に黄色信号・赤信号が灯ってしまうという人もいるかもしれません。
ただ、ボクは今は基本的にリスク資産はこの父親の遺産だけでしたから
今回の新型コロナ騒動によるそれ以外の損失はありませんので
今後も無事に、そして呑気に無職の悠々自適生活を満喫していけそうです(^^ゞ
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