柏屋の胴搗・海の潮そばを食べてきた
新型コロナ騒動の最中ではありますが、こんな陽気の良い日に外出自粛はあまりにももったいないので
ちょいと近場のお蕎麦屋さんまで麺紀行で出かけて行きました。
なお個人的にはまだ群馬県は、というか一部の地域をのぞく日本の大半の地域では
ごく一般的な外食などのための外出なら自粛する必要はないと思っています。
ただ、行列が出来るような店を選んで行くことは避けた方がいいし
平常時よりも行動範囲は狭め気味にした方がいいかなと思ってます。
これまた某自動車評論家とかいう人がコロナ騒動で道路が空いているからとドライブを勧めてましたが
個人的にはそれはあまりにも安直で無責任な意見かなと思いますね。
もちろん、何が何でも自粛自粛で外に出るなということではないですし
今からそんなことやっちゃうとほんとに経済的な打撃がきつくなってしまうでしょうしね。
ただ、それでも人々の流動性は平常時よりは減らす方向にもっていった方が良いと思うわけです。
さすがに観光で海外から来る人はほとんどいなくなってますが
国内でも遠距離の人の移動は減らしてより局所的な移動にシフトした方がいいです。
大波でばしゃばしゃ掻き回すのは止めてなるべきさざ波にした方がいいという感覚です。
だから、今まであまり旅行とかしない人が今は道路が空いているからとか
どうせ子供たちも休校だからとドライブで遠出するのは
個々の事情でそうする人がいるとしても全体として多くの人に推奨すべきではないでしょう。
もちろん、いつもは頻繁に電車やツアーバスで旅行しているけど
今はそれはやめて自家用車にしようとかなら問題ないでしょうし
ただ運転することだけのためにどこにも立ち寄らずに走り回るとかも良いでしょうが。
また、今なら観光地も空いてるだろうからと遠出して出かけるのも避けた方が良いでしょう。
でも、逆に観光地の地元周辺の人ならこの空いた時期に出かけてみるのは良いでしょうね。
という考えですので、自宅から6kmほどのところにあるお蕎麦屋さんへ麺紀行です。
粕川サイクリングロードを主に使って行けるのでストライヴォでの出動です。
「柏屋」という蕎麦・うどん屋さんです。
比較的最近できたお店のようでログハウスの建物もまだまだ新しい感じです。
和風というよりアウトドア志向を感じさせるお店、というか店主の趣味ってところです。
住居兼店舗みたいで店内はそれほど広くはなさそうですがお客さんはさほどいません。
というか、ボクが入店した時はボクだけで、その後パラパラと2,3人入ってきました。
国産石臼挽き蕎麦と書かれた中の「塩出汁」というジャンルの中の
「海の潮そば」税込1,100円というのが気になったので頼んでみました。
温かい蕎麦ということで普段は頼まないんですけど、海鮮は珍しいので少し冒険です。
ところで、別紙の説明文には「当店の蕎麦は胴搗(どうづき)二八蕎麦です。」と書いてありました。
なんでも挽くのではなく杵で搗くことで熱が出にくく風味や香り豊かなそば粉になるそうです。
“胴搗”ってのは初めて聞きました。けど、一方で“石臼挽き”とも書かれているので???ですが……
その胴搗ってのはいかほどのものかを確かめるにはシンプルにもりそばとか頼むべきでしたかね。
汁は思いの外塩辛いです。最初から舌先にビビビと塩味が襲ってきます。
ただ、不思議とその後はあまり塩辛さはなく出汁の旨味が口の中に広がっていきます。
それでも、蕎麦をズルズル~と啜るとやはり最初は塩辛さが襲ってきます。
蕎麦は綺麗に揃った中細でエッジ感のあるものですがやや柔らかめで
それでいて表面が少しざらついているような食感のある不思議なものです。
ざらついているといってもボソボソしているわけでもなくまたすぐに切れそうなものでもなく
でもなんか蕎麦らしい食感・喉越しでもないし汁と合せて鼻から抜ける香りが楽しめるのでもなく
なんとなく、やはりもりそばにしておけば、、、あるいは海鮮ならうどんだったか、、、
なんて後悔しだしてしまったのですが。
ところが、海鮮の具や薬味のネギも多いから蕎麦とごちゃまぜになってきたので
箸で蕎麦を摘まんで啜るというよりも蕎麦も具も汁も大きなレンゲにまとめて載せて
そのままごちゃまぜで口に放り込んで食べるというスタイルに変えてみたら、
なんとこれがまぁ味も香りも食感もごちゃまぜの中にそれぞれの存在が際立ち
かつ全体が調和されていてとっても美味しく感じられるじゃないですか。
そうか、蕎麦をこうやって食べても良いんだ、いやこの蕎麦はこうやって食べるんだったんだ。
驚きの大発見でしたし、大満足の一杯となりました(*^_^*)
本日のおまけ画像その1
オートザム(2代目マツダ)キャロルですがブサイクな改造だなぁと思ったら福祉車両ですか。
とは言え、どんな人がどんな理由で選んでいつから乗り続けているのか……気になるぅ(笑)
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