プラモ製作(113)シティ・カブリオレ
タミヤ製1/24のホンダ・シティ・カブリオレを作りました。
ピニンファリーナ設計ということでプジョー205CTi(カブリオレ)とイメージが被るんですけど
実はプジョー205CTi が1987年日本発売(本国発売は不明)なのに対して
シティ・カブリオレは1984年発売とこちらの方が先だったみたいですね。
それに、プジョー205CTi が生産までピニンファリーナに委託していたのに対して
ホンダ・カブリオレはホンダ製のようですから違いがあります。
もっとも元のシティが日本製で、日本と欧州と地理的な問題もありますが……
似たようなFF2BOX車のオープン化ということだとゴルフ・カブリオ(“レ”は付きません)でしょう。
文法としてはほぼ同じですが、これはジウジアーロ・デザインのゴルフを
カルマンにてカブリオレ化して生産されたとのことです。
このシティ・カブリオレはピニンファリーナ設計ということで
センターピラーの両側にピニンファリーナのエンブレムも装着されてちょいカッコイイですが(笑)
ただスタイリング・デザインというよりも幌の機構やボディ補強などの設計を委託したのでしょうし
ピニンファリーナらしいスタイリング・モチーフが感じられるというものでもありませんね。
それとも、シティ・ターボIIのブリスターフェンダーの採用はピニンファリーナ提案だったのかな。
まぁそれはあまり考えづらいですし、むしろホンダの遊び心というかノリでこうなった気がしますが……
真面目な実用車に遊び心を入れて仕立てるのは大好きですけど
ただ個人的にはブリスターフェンダーは要らなかったなというところですけどね(汗)
そうは言っても、なかなか良い意味でのホンダらしさが詰まったクルマと言えるでしょう、
このホンダ・シティ・カブリオレは。
シティ・カブリオレは全12色もあったようです。
今までオレンジ色のシティ・カブリオレのイメージは無かったのですが
やはりボクはオレンジ色好きですからそれで塗ってみることにしました。
決して、シトロエンC3プルリエルにイメージを被らせたわけではありませんので
オレンジ色もメタリックではなくソリッド・カラーです。
このキットは1984年10月製造のようで
なんとシティ・カブリオレ発売から3ヶ月遅れでキット化されてるんですね。
この頃は実車発売前からコラボして金型設計するなんてやってないでしょうが
早業のキット化ですねぇ。
ただ、それもあってか部品点数はあまり多くなく
デフォルメや簡略化された部分も多くて塗り分けだけでそれらしくするという
ある意味で肩の力が抜けたようなキットになってますね。
塗装ヘタなボクだと完成した出来も脱力系になってしまうのですが(汗)
ちなみに、古いタミヤのキットの常でこれもデカールがボロボロになってました。
ですので、一部筆塗りで誤魔化しながらのいちおう完成となりました。
なお、毎度のことですがJET-PHOTO の方にもう少し詳細な画像を載せています。
今回のシティ・カブリオレはこちらの「国産乗用車」から見ることができます。
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