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新書「宇宙は何でできているのか」を読了

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幻冬舎新書の「宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎」村山斉著を読みました。
前書に続いての宇宙関連本ということになりますが
この本の内容的には宇宙から素粒子まで、1027メートルから10-35メートルの世界までの
そんなこの宇宙というかこの世界が何でできているのかの話です。
ですから、宇宙も出てきますけどむしろ素粒子の方に重点が置かれていると感じました。

ただ、この本は2010年9月に書かれたものなので
それからもう10年近く経ってしまっていることからすれば
いささか古い内容となってしまっているかもしれません。

現実に、その間に重力波も検出されましたしヒッグス粒子も検出されました。
この本の中にも、                  (以下引用)
いつ「ヒッグス粒子発見!」のビッグニュースが飛び込んでくるかわかりません。
そのときは、「ああ、これで標準模型が完成したんだな」と思ってください。
                          (引用終わり)
と書いてあるくらいですから、ヒッグス粒子が検出された今では世界が変わっているかもしれません。

ただ、重力波もヒッグス粒子もその存在はほぼ確かだと信じられつつある中での検出なので
新たな理論が生まれてきたり従来理論が覆ったというわけでもないでしょうから
この10年前の本でも内容的に間違っているとか古臭くていまさらというものでもないでしょう。

むしろ、10年前の最先端の物理学の基本的な(入門的な)概念を理解しておくのは
現在の、そして今後の進展を理解する上では大切でしょうから
ボクにとっては意味ある本であることはまちがいないでしょう。
とかなんとかいっても、単なる興味本位でしかないんですけどね(笑)

 

いちおう、ニュートン力学の話からはじまって相対性理論、量子力学、
そして素粒子と標準模型、4つの力(重力、電磁気力、強い力、弱い力)など
それらの発見や理論構築の過程を追って説明されていきます。

最後はまだ提唱段階である超ひも理論や時空は10次元あるという話や
今も謎である暗黒物質、暗黒エネルギー、そして消えた反物質について触れています。
というわけで、やはり10年前から劇的に世界が変わったというわけではなさそうですね。
(なんていうと、専門で研究している人からはお叱りをうけるかもですが)

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コメント

著者は有名な方ですね。ちょいちょいTVにも出てるし・・・。

投稿: おおたけ | 2020-02-12 17:05

>おおたけさん

そうですね。ボクも顔は見覚えがありましたし、丁寧な喋り方をするなというイメージも持ってましたしね。

ただ、内容的にはやはりちょっと難しかったです。

投稿: JET | 2020-02-12 17:21

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