帰省の途中で麺紀行(韃靼蕎麦、いしるラーメン)
一昨日(15日)、昨日(16日)と亡き父の一周忌として愛知県に帰省していました。
AKB38(サンバー)にオールシーズンタイヤを履かせたので
少々の雪に遭っても大丈夫だろうということで、
群馬⇔愛知は上信越自動車道と中央自動車道を使った山回りルートを通りました。
もっとも季節外れの暖かさで和田峠の旧道でも路面にはまったく雪はありませんでしたけどね。
そう、上信越道から長野自動車道を経て中央道を使うと大きく北に回り道になるので
上信越道の佐久から中部横断自動車道無料区間と国道142号を使って
岡谷インターから中央道に入るルートです。
厳密には岡谷インターから岡谷ジャンクションの短い区間は長野道を通るんですけどね。
そして、新和田トンネルの通行料金、普通車620円/軽自動車510円を払いたくないんですよ。
ケチな性分なこともありますが、サンバーであっても狭い峠道走る方が好きなんですよね(^^ゞ
さらに、自宅からだと波志江パーキング(ETCのみ)か駒形インターから
北関東自動車道に入って、関越自動車道を経て上信越道に至るのが一番早いのですが、
通行料金もったいないので今回は上信越道の藤岡インターまで下道で行ってみました。
意外とスムーズに(もちろん安く)行けるのでこれはアリですね。
もっとも藤岡インター付近までは自転車でも行く範囲のところなので当然のことですが。
というわけで、(どんなわけだか分かりませんが)
一昨日(15日)は和田峠のちょっと手前(佐久より)にある蕎麦屋さんで麺紀行しました。
国道142号線沿いにある「十割手打ち蕎麦 黒耀(こくよう)」というお店です。
“黒耀”って変換されないのであれっと思ったのですが黒曜石って“曜”の字を使うのが一般的ですが
“耀”の字を使うこともあるようです。
ここではこの辺りの銘水である「黒耀水」を使っているのでそれにちなんでの店名なのでしょうね。
ただ、のれんには「とく田」と書いてあるのが気になります。
あとで店員さんに聞いたら店主の名前なのだそうです。すっきりです(笑)
「十割韃靼蕎麦 天ぷらセット」1,650円を注文しました。
韃靼蕎麦ではない十割蕎麦もあり値段はいっしょです。
薄緑色といいますか一瞬茶蕎麦と見紛うほど濃い茶色の蕎麦です。
太さは中くらいで綺麗に揃っていて長さもあり丁寧に蕎麦打ちされた感のある麺です。
そして、これぞ韃靼というほどの香りと強いえぐみの味わいです。
えぐいというより強烈に苦いですが、その苦味が一瞬に襲ってきてすぐにすーと消えて甘味になる。
おそらく蕎麦だけでなくつけ汁との相乗効果でこの不思議な味覚に包まるのでしょう。
そのつけ汁はとてもすっきりしたキレのあるものでした。
値段がそれなりに張りますが、天ぷらもどれも新鮮でとても美味でした。
蕎麦湯も黄緑色のとろっとろのものでした。
蕎麦湯というより緑黄色野菜のスープみたいな見た目でもあります。
蕎麦湯はえぐみなくほのかに甘い味でした。
独特ながらも美味しい韃靼蕎麦を堪能できて大満足な蕎麦屋さんでした(*^_^*)
さて、昨日(16日)の復路でも麺紀行しました。
こちらは中央道の恵那峡サービスエリア上りのフードコートで手軽にラーメンを食べました。
「らーめん 蔵や」の「いしるラーメン」890円をチョイスです。
いしるラーメンって何?と思いましたが後で調べたら石川県・奥能登のご当地ラーメンだそうです。
それにしても、岐阜の恵那峡で何故ゆえに能登のご当地ラーメンなのかは謎のままですが……
いしるラーメンの特徴は魚醤を使うことなのだそうです。
確かにさっぱりしているのに深いコクのある醤油味のスープになってます。
麺は灌水が強めなのか手打ちとはまた違った強いコシを感じる中太麺で硬めの茹で加減です。
食感も良いしスープとの絡みも自然でとても美味しくいただけます。
そしてなんといっても具材のホタルイカとわかめ。
特にホタルイカはかなり大量に入っていて独特のぬるっとした後にプリッとくる食感が
若干の苦味を伴いながらも旨味が詰まっている味など存分に味わうことができました。
フードコートのラーメンだからと少しなめてましたけどこれまた大満足の一杯でした(*^^)v
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