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プラモ製作(110)BMWイセッタ250

B190715_1 
前回のBMW M1に続いてのBMW車のプラモデルを作りました。
まぁBMWといってもイタリアのイソ・イセッタのライセンス生産であるBMWイセッタですけどね。
ですから、前回に続いてドイツ・レベル(Revell)社製のキットを作りましたの方が正確かな。

イセッタはバブルカー……1980年代日本のバブル時代のバブリーな車という意味ではなく
ヨーロッパなどでの戦後しばらくまでの「泡のように小さな車」のバブルカーです。
ですから、全長2m少々のほんとにちっちゃくて可愛いクルマなのですが
このキットは1/16スケールというなんとも中途半端な大きさのキットになってます。
完成サイズのボリューム感では先日製作したシトロエンHをも凌ぐほどになります。
それでもころっとした丸っこくて寸詰まりのデザインは愛らしいですけどね。

レベルは前回も作ったのでなんとなくクセは分かりましたし
今回のは2016年製造のようで新しいものですから
それほど苦労することなく作ることができました。
特に組立説明書は日本語表記こそないもののA4全16ページの製本されたもので
しかも驚くことに全カラーページという奢った仕様のものでした。
まぁあまりカラーである必要性は感じませんが分かりやすくなっているのは確かです。

V23_1 V23_2 V23_3 
イセッタを知らない人にはどっちが前だかよく分からないかもしれませんが(笑)
(かくいうボクもそんなに詳しく知らないんですけど……)
左の画像が斜め前から撮影したものになります。
中の画像が斜め後ろ姿になりますね。
カラーリングは箱絵のままにしました。

ルーフの幌は全閉状態と開けた状態のどちらか選択できるようになっています。
ボクは接着せずにどちらでもただ上に載せるだけで再現できるようにしてあります。
また、リアキャリアに積載しているトランクも引っ掛けてあるだけなので
気分に合わせて取り外すことが可能となっています。
もっとも一度ディスプレイ棚に収納しちゃえばそれっきりですけどね。

最大のギミックというか、このイセッタの驚愕の特徴である
冷蔵庫の扉(実際にイソ社は冷蔵庫の生産もしていた)のような乗降用のフロントドアは
実車のようにステアリングコラムと連動して開くことができるようになってます。
ギョギョッとするような開き方&乗り降りですけど
構造的には意外とシンプルなんですね。

ボディ右サイドのエンジン整備用パネルも着脱可能になってます。
といっても空冷ファンの奥のエンジンはほとんど見えませんし
たとえ見えてもそんなに見映えのするエンジンではありませんが。。。
それでもあぁこんな構造になっていたんだと初めて知りました(汗)

全体的にはまずまず無難に仕上がったと思います。

 

なお、毎度のことですがJET-PHOTO の方にもう少し詳細な画像を載せています。
今回のイセッタ250はこちらの「クラシックカー・ヴィンテージカー」から見ることができます。

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