三度目の旧中島家住宅見学と麺紀行こうしん庵
3度目となる旧中島家住宅の見学をしてきました。
この前は「昭和の飛行機王 中島知久平」の前期展示「若き日の知久平と中島飛行機」を
見てきたわけですが、今回はその後期展示「中島飛行機の発展と政治家知久平」が
11/12~12/25までの期間で展示開催中なのでそちらを観に行ってきたわけです。
サイクリングロード主体で回り道しながら行くことにしてサーモン号での出撃です。
実は今日はサーモン号で57kmほど走ってちょっと疲れました。
3度目となるとさすがに建物の外装も内装も見慣れた感がありますね。
今回の展示では中島家新築当時の航空写真とか昭和天皇や政治家たちとの写真などが多いです。
ただ、昭和7年に自宅の航空写真を撮っているというのはさすが飛行機会社ですね。
個人的に一番興奮した展示物がこれら3つですかね。
左:「富嶽ニ関スル日記」。達筆過ぎて全部読めませんが。。。
中:「必勝戦策」という知久平が書いた論文。
超大型機(富嶽)の必要性を説いているらしいが中身が読めないのが残念。
それにしてもしっかり敗戦を予想してたんですね。
右:ちょっと見にくいですが、富嶽の概略図面。
左:中島飛行機の模型。ただし、新田荘歴史資料館のものだそうです。なんで?
中:中島飛行機の(社章の入った)酒杯と皿。他に弁当箱もありました。
右:中島家にあった家電の数々。手前からビクターの蓄音機、東北産業の反射暖房機、
三菱電機の脚付ストーブ、最後はなんと日本電熱器製造の電気炊飯器釜だそうです(驚)
展示物を見終ってそそくさと帰ろうとしたら、なんと中庭の艶やかかつ風情のあること。
建物は見飽きたなんて言ってたらダメですね。それも含めた景色は季節によって移ろいます。
さて、旧中島家からほど近い蕎麦屋さんで麺紀行としましょう。
「こうしん庵」というお店です。
ここら辺はやまと芋が有名で、この店はやまと芋の販売もしているようです。
ということもあり、とろろ丼の蕎麦セット¥1000を頼みました。
とろろ丼というよりとろろ重という感じですが
蕎麦もとろろ丼もそれぞれほぼ1人前ほどあってボリューム満点ですね。
蕎麦は少々ネチョっとした食感なのが残念なところです。
細切りで長くてけっして茹で過ぎでもないのですがキレがなくて
全体にぼやけた印象の食感なんですよね。
ただし、つけ汁は逆に辛くないのにすっきりキレがあって
ダシの旨味がじんわり広がるというとっても美味しいもので
蕎麦の食感不足を十分に補ってくれるものでした。
このつけ汁の美味さは蕎麦湯を入れても活きていて、とっても美味しく飲めましたね。
一方のとろろ丼のとろろはねっとりねばねばというよりふっくらふわふわの食感です。
自然な旨味・甘味なのにデザート系のようなふわふわ食感はとても感動しました。
ただ、このとろろのふわふわ食感、どこかで味わったような……
帰宅してから調べたら、実はこのこうしん庵、
9年前のこの時にも訪れて「とろろ蕎麦」を食べていたのでした(汗)
とろろの食感は同じでしたけど、蕎麦の食感はちょっと違ってたみたいですね。
それにしても一度訪れた店を忘れてしまうとは情けないです。
まぁ9年前は大泉に住んでいたので今とも方向感覚が違うので
同じ店とは思わなかったという言い訳にしておきましょうかねorz
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