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今年も群馬大学で宇宙入門講座を聴講、そして麺紀行

 毎年この頃になると群馬大学桐生キャンパスにおいて一般の人を対象にした
「宇宙入門講座」が開かれるようになってます。
一昨年昨年も行きましたから今年も事前申し込みをして本日行ってきました。

会場となる群馬大学桐生キャンパスはこの時のクラシックカーin桐生で来ていますけどね。

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今回のタイトルは「宇宙の広がり宇宙の始まり」ということです。
講師は毎度のぐんま天文台の大林均氏です。

講義内容はタイトルからだいたい想像できる通りで
宇宙が138億年前のビッグバンから始まり
故に地球から138億光年先は(電磁波による)観測不可能なこととか
ビッグバン直前のインフレーション、そしてダークマター、ダークエネルギーについての解説です。

なんとなくどこかで見たり読んだり聴いたりしたような内容ですから
概略は理解していたことですし、かといって
しっかり理解しようとするなら相対性理論だけでなく量子力学をきちんと理解してないといけないし
相当高度な数学的な理解も必要になるでしょうがそこは全部すっとばしているので
なんとなくは表面づらをさらっと紹介したような感じも受けてしまいましたかね。
かといって面白くなかったとかためにならなかったというわけでもないですけど。

特にビックバン前のインフレーションの証拠を探るために微かな重力波が手がかりなるため
人工衛星を使っての巨大重力波望遠鏡での観測のプロジェクトが進んでいることなどは
かなりわくわくする話でしたね。

なお、今回も質疑応答時間がたっぷり30分とられていましたが
やはりちょっとなんだかなぁってな感じの質問が多そうだったので
途中でそそくさと退出させてもらいました。

 

ところで、本日も講義の前に桐生市内で麺紀行をしてきました。
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「蕎麦処みさき」というなかなかお洒落だけど路地裏の奥の分かり辛い処にあるお店です。
店内はテーブル2つとカウンターというこじんまりとした感じですが
たまたまなのかボクが入店する直前に2組のお客さんが入って行って
ボクの後にもすぐにお客さんがきてあっという間にほぼ満席となってしまい、
後からきたお客さんは駐車場の車の中で待つことになったり、帰っていったりという状況でした。

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「二色」(¥980)を頼みました。
メニュー表には「二色~」と表記されてますから「三色」とかも頼めば可能なのかもしれませんね。
二色の基本は細麺・中麺の二種類と書かれてまして
ひとつのざるに半々で盛られてたり二枚のざるで出てくるのかと思いきや
最初に中というかかなり太めの蕎麦がでてきて、食べ終ったよというと
次に細麺の蕎麦が出てくるというなかなか凝ったシステムとなっていました。

細・中・細・中などと食べ比べはできませんが
太さ違いで茹で時間も違うでしょうから別々に茹でるわけですから
だったらこの方が茹でたてを食べれるから良いんでしょうね。

ただし、つけ汁は同じです。やや濃いめのかえしですが辛くはなく旨味が強い感じです。
中太の蕎麦はエッジがないですがつるっとしていて固茹ででコシも強くて歯応え抜群です。
太いので喉越しではなく歯応えで食感を味わう蕎麦ですがそこが抜群に良いんですね。
この蕎麦と濃いめのつけ汁も相性ばっちりです。
蕎麦の香りやえぐみはそれほど強くはないですかね。

細麺の蕎麦はそれほど固茹でではなくしなやかなコシ感が印象的な食感です。
こちらの方が香りもよく、ほどよいえぐみが味のキレをよくしてくれてます。
従って、そのまま啜って喉越しと鼻に抜ける匂いを味わうにはもってこいです。
ただ、つけ汁はちょっと濃過ぎる感じが出てしまうのでつけ過ぎには注意ですかね。

なかなか本格的なこだわり蕎麦でそれぞれしっかり堪能できました(*^_^*)

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そば湯も変わった器での提供で、さらにとろっとろのポタージュスープみたいなものでした。
食後のデザート感覚で楽しむのが似合いそうな雰囲気でしたね。

ただし、急に満席になってしまったからなのかご主人はかなりバタバタしてる感じで
厨房からガチャンガチャンとかまた店員に指示する声がかなり大きかったりと
ちょっと店構えの雰囲気にはそぐわない感じだったのが残念でしたかね。
いや~、たまたまだったのかもしれませんが。

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